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自営業者のカーローン利用のポイント!審査基準と資金使途に注目

自営業者でも使えるキャッシングは最近多いですが、「カーローン」だとどうでしょうか?

現代人に必須の車を買うときに使える便利なローンですが、目的別ローンになりますので審査はやや難しくなります。

勤め人より審査に不利だと言われる自営業者。カーローンを使いたいときは審査基準と資金使途に注目すればスムーズな利用ができますのでオススメです。

まずは自営業がNGでないかを調べたい

自営業者がカーローンを使いたいときに真っ先にやっておきたいのは、やはりこれですよね。そもそも自営業者がNGとされていないかです。

これについて調べるのは簡単です。

各カーローンによって申し込める条件が決められている!

どのカーローンもおおよそ「こういう人なら申し込めます」という条件は明示してくれています。正確な審査基準まではわかりませんが、おおよその傾向なら調べることができるでしょう。

  • 自営業でも申し込めそうか?
  • その他、注意する基準はあるか?

この二点について調べましょう。

自営業でも申し込めるカーローンはある

まず肝心の「自営業者による申込みの可否」ですが、可能であることが多いです。

たとえば、以下の銀行の条件をチェックしてみてください。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行

これらの銀行のカーローンへの申込み条件は決められており、具体的な基準が明示されているのですが、いずれも「自営業者の場合」についても触れられています。

自営業者の場合についての申込み基準がアナウンスされているということは、そもそも自営業者の申込みがNGとはされていないということです。

ハッキリと自営業者の申込みを想定した条件を掲げているローンはあるのです。

また、ハッキリとは書かれてなくても、自営業者がNGとも明示されていないローンも少なくありません。

  • 「安定した継続収入があるなら可」とされている
  • NGな職業として自営業者が挙げられていない

こういう条件になっているカーローンはしばしば見られます。

ローンに必要なのは返済ができるだけの収入であり、それが用意できるならローンを利用できることが多いです。自営業者でも望みは十分あります。

また、カーローンは目的別ローンではありますが、住宅ローンほど難関審査でもありません。この点も自営業者には追い風となるポイントです。

そして金融機関としてもNGならNGと最初に明示してくれていることが多いです。

金融機関 カーローン申込みNGの人
三井住友銀行 年金収入のみ
りそな銀行 学生
千葉銀行 年金収入のみ、アルバイト・パート

自営業者がここで挙げられていなければ可能性ありです。念を押すなら、本気で申し込む前に「自営業者でも申し込めるか」と問い合わせておけば確実ですね。

条件をざっとみるだけでもいくつか利用候補を挙げられると思います。

その他、必要な条件はクリアできているか?

自営業者はNGという条件になっていなければ、少なくとも自営業者だからという理由で門前払いはされません。

しかし他にも必要な条件があり、そっちが足りなかったために門前払いをされてしまっては意味ないですよね(笑)。

たとえば、先に挙げた二つの銀行ですが、自営業者なのはともかく、普通にクリアしないといけない条件が決められています。

金融機関 昨年度の所得金額 事業の営業年数
三菱東京UFJ銀行 200万円以上 1年以上
三井住友銀行 200万円以上 指定なし

三菱東京UFJ銀行のカーローンの方が、収入に加えて営業年数にも指定があり、やや厳しそうに見えますね。

ですが、自営業を本気でやっている方にとって200万円というのはさほど高い壁ではないと思います。営業年数についても同様です。

自分の仕事を自営業にしている方ならさほど心配はいらない水準ですので、これらの条件によって自営業者全員が事実上締め出されているということはありません。

ただ、職業に関係なくクリアしないといけない基準が決められている場合があることにご注意ください。

  • 自営業の申込みOK!
  • 必要な条件はクリアできている!

以上の条件が揃えられれば、自営業者でもそのカーローンを使える可能性はかなり高いです。いけると思えるものが見つかったらぜひ申し込んでみましょう。

事業関係の車には使えないことが多い

自営業者がカーローンを使うときには、資金使途に気を付けましょう。

資金使途に気をつけるのは目的別ローンの基本ではあるのですが、「車の購入に使える」とか、「他社借入の借り換えにも使える」とか、そういう基本的なものだけではありません。

自営業者が特に気をつけたいのは「事業資金に使えるかどうか」です。

この点をしっかり確認しておきたいのは、事業性のある車の購入には使えないとされるカーローンが意外と多いからです。たとえば、以下の銀行のカーローンです。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • 横浜銀行

自営業者でも申し込める条件になっていても、自分が予定していた資金の使い道ができなければ、借りる意味がなくなってしまいますね…。

事業関係のインフラも自分で整えなければならず、そのために、ときに自分で借入を頼ることもありえる自営業者だからこその注意点です。

「自家用車関係の利用のみ可」の傾向がある

まさに営業車のためにカーローンの利用を考えていた方にとってはショッキングな内容だったかもしれませんが、銀行系のローンは事業資金への利用がNGとされているケースが散見されます。

キャッシングなどでも銀行系のものは事業資金には使えないとされていることがよくあるのです。

カーローンもその傾向に漏れず、自営業者でもカーローンを使えるものの、そのお金を事業関係に使うことができないと書かれているものがよく見られます。

  • 事業用の車を求めている方は注意!
  • 資金使途の欄を必ず確認しよう

車は仕事の為に必要になることも多いですよね。その投資のためにお金を借りたいと思うなら、事業用のローンを利用するか、もしくは事業用への利用も可とされている一部のローンを利用するかした方がいいかもしれません。

事業用への利用がNGの場合、資金使途のところに書かれています。以下のような表現に注意しましょう。
  • 事業用車、営業車への利用は不可
  • 事業性資金は使えない
  • 自家用車に対して利用可能

ハッキリNGと書かれていればわかりやすいですが、「自家用車用」というのはうっかり見落としてしまいかねない表現です。

事業のために使う可能性がある車は、こういうカーローンでは買わない方が無難です。

一般的な銀行系カーローンは事業用の車には使えないことが多いですので、プライベート用の自家用車以外のときには気を付けましょう。

審査に落ちたら条件を再確認!

自営業者は資金使途に注意が必要であるものの、その点さえ問題なければ、あとは収入や営業年数の問題です。

それらが審査通過に必要な条件に届いていれば、審査を通過できることが多いでしょう。

つまり自営業者でもカーローンに申し込むことは十分可能なのです。

それでも、実際にカーローンに申し込んだら審査に落ちてしまったとしたら、何が疑われるのでしょうか?

  • 自営業者による申込みの可否
  • 審査の難しさ

これらについて再度チェックしてみましょう。

本当に自分が申し込める条件だったのか?

一番最初にチェックしておきたいのは「自営業者の可否」です。そのカーローンがそもそも「自営業者NG」というサービスだったなら、審査に落ちるのは当然です。

もし審査に落ち、他に審査に落ちるような理由に心当たりがないなら、一応聞いてみるといいでしょう。

HPなどでアナウンスされていなくても、「自営業者NG」と決まっているのなら審査に落ちるのも当然です。

自営業者の可否について、一応金融機関に問い合わせよう

自営業者の申込み自体は問題なかったのなら、あとは審査のスコアが通過条件に達していなかったということが疑われますね。

三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行の例のように、ハッキリと明確な基準が明示されているものばかりではありませんが、あれは他のローンを受けるときも参考になります。
(⇒三菱東京UFJ銀行カードローンはどんな感じ?

  • 所得金額は最低200万円以上
  • 営業年数は最低1年以上

この両方をクリアしていれば、自営業者でもローン審査を通過できる見込みは低くありません。上の基準を下回っている状態で審査に落ちたなら、まだカーローンは早かった可能性もありますね。

零細自営業で所得金額が低いとか、まだ商売を始めたばかりで一年経っていないとか、そういう条件に心当たりがある方は、もっと事業を拡大することで審査を通過できるようになるかもしれません。

審査の対象になる収入は「所得」の場合も

また、審査に落ちた原因は「収入の種類」によるものかもしれません。

  • 「総収入」と「所得」は違う
  • 経費を差し引いた後の収入で審査がされると少し不利に

売上が上がっていても黒字は少ない。自営業者の方なら覚えがある状態ではないでしょうか?

事業によって得た「総収入」と「所得」は違います。所得はその事業をやるために必要になった経費を差し引いた後のお金であり、自分の手取り収入の感覚に近いお金です。

売上が1000万円あっても、経費で900万円かかっていたら、所得は100万円です。売上規模は大きくても、審査の対象になる収入が100万円しかない状態では、ローン審査に不利ではありますね。

カーローンは目的別ローンの一つであり、キャッシングよりは若干審査が厳しい面はあります。

自分の可処分所得と言える収入が一定のラインを越えていないと審査に落ちることもあります。この場合は、なんとか自分の所得を増やすよう、日々の営業努力をこなすしかありません。

いくつかの金融機関で審査を受けてみよう

もしカーローンの審査に落ちてしまったら、そのときは別の金融機関のカーローンも受けてみることをオススメします。

審査の基準は金融機関によって違う!

難しいところもあれば、同じローンの中では簡単なものもあります。すべての金融機関が同じ基準で審査をしているわけではありませんから。

明らかにアウトであれば、他のどこで受けても審査落ちですが、真面目に自営業をやっており、それなりの水準で収入を得ているなら、他の金融機関で受けることで今度こそ審査に受かるかもしれません。

申込み基準や口コミなどを参考に、なるべく審査の易しそうな場所を選んで受けてみましょう。

それでもダメだったら、そのとき初めて「信用力不足だった…」とすればいいと思います。

現状でカーローンを利用するのが難しければ一度信用力を磨けばいいですし、借入を急ぐならもっと審査の簡単なキャッシングに流れるのもいいでしょう。

少なくとも一か所で落ちたら諦めるのではなく、いくつかの場所でチャレンジしてみてください。自営業者でもカーローンを使える可能性は十分あるのですから。

審査基準と資金使途に注意して申し込みを

  • 自営業者でも申し込めるカーローンか?
  • 事業用の車には使えないことが多い

自営業者がカーローンを使いたいなら、基本的な審査基準となる申込み条件はよく確認が必要です。

そして、わざわざ審査を通過してまでカーローンに申し込んだのに、資金使途に引っかかってしまったというのは悔しすぎますね…。こちらも要チェックです。

自営業者の申込み自体は可能でも、事業者用の車のローンは一般的なカーローンでは借りれないことが多い点に注意しておきましょう。

以上のことに注意しておけば、自営業者でも問題なくカーローンを利用することができます。

ただ、審査自体はキャッシングなどより若干難しい傾向があり、条件によっては審査に落ちることもあり得ます。

その場合は条件を確認しつつ、いくつかの金融機関で審査を受けてみましょう。自分のステータスがそこそこあれば、どこかで借りれる可能性が高いです。

【参考ページはこちら】
金利・審査で失敗しないカーローン情報

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