キャッシングと年収の関係を解説！どれくらい借りれる？

お金を借りるには、それ相応の年収を必要とされます。後でちゃんと返済してもらわないと困るからですね。では、どれくらいの年収があれば、キャッシングでいくら借りれるのでしょうか？

これには一つの基準がありますので、年収ごとに借りれる金額は予想できます。キャッシングと年収の関係について詳しくご紹介していきましょう。

法律の規制アリ！年収の1／3までが借入額の目安

まずは、年収と借りれる金額の目安をご紹介しましょう。年収の1／3が目安になります。どこでキャッシングするときでも目安になりやすい基準ですから、その意味などもしっかり確認しておいてください。

年収の1／3が目安！

キャッシングで借りれる金額には法律で規制があり、その基準以上には借りれません。その基準が年収の1／3なのです。

• 各年収に合わせて具体的な目安金額が変わる
• 高額年収者ほどたくさん借りれる

年収が高い方ほどたくさん借りれますが、低い方でも少しは借りれるという形の目安になります。これは法律による基準ですから、どこのキャッシングサービスを使うときでも原則的に意識した方がいい規制です。

• 総量規制と呼ばれる
• 貸金業法に含まれている内容

法律ですので破るわけにもいきませんからね。これがあるため、アナタが借りれる金額も予想を立てられるのです。原則「年収の1／3まで」と覚えておくといいですよ。

総量規制の対象となるサービスとは

この法律があるのは、借り過ぎを防止するためです。

• 返済不能者が増えたことを受けての措置
• 改正貸金業法に盛り込まれた

貸金業法は一度改正されており、昔のものには総量規制はありませんでした。しかし、サラ金などで借り過ぎ、返済できなくなる方が増えたため、年収から計算される法的な制限が設定されたのですね。

ただし、すべてのローンをこの規則で縛ると生活に支障が出ることもありますから、一部例外も作られています。代表的なのは次のローンです。

• 自動車ローン
• 住宅ローン

自動車や住宅は比較的多くの方が買い求めるものですが、とても高額ですよね。これらを買うためのローンまで総量規制を適応すると、家や車を買いたくても買えない方が増えるため、これらは規制の対象外となっています。（⇒自動車ローンを利用したい方におすすめ記事）

「それでいいの？」と思うかもしれませんが、自動車ローンは、毎月のように新規利用することはありませんよね。利用目的も限られており、返済計画を立てて慎重に利用するのが通例です。

総量規制を厳格に適用しなくても借り過ぎる方が少ないため、例外としても問題ないのです。例外となり得るのは、このような理由のあるローンや借入です。

日常的に使えて利用目的も問われないような普通の消費性ローンは、基本的に総量規制の対象です。「キャッシング」はまさに消費性ローンですから、対象になるのですね。

ちなみに、クレジットカードもキャッシング機能なら対象になります。

• キャッシング機能には借入制限あり
• ショッピング機能は対象外

ショッピング機能なら直接現金を借入しませんので対象外ですが、キャッシング機能は消費性の借入と変わりません。利用目的なども問われないため、コチラだけは総量規制の対象になります。

銀行での借入は総量規制対象外だが？

消費者金融が提供しているキャッシングなら、総量規制通りの基準で借入額を決められるのが原則です。これが「銀行」の場合、年収の1／3以上に借りれるケースがあります。

• 銀行は総量規制の対象外
• キャッシングでも高額借入できる

銀行という金融機関自体が総量規制の対象外とされますので、銀行が提供するキャッシングサービスである「銀行カードローン」を使えば、年収の1／3以上のキャッシングもできなくはありません。

ただ、銀行でも総量規制の基準は１つの目安とされることが多いです。

• 高額借入の可否は審査の結果次第
• 結果が良かった人は高額借入しやすい
• それ以外の人は年収の1／3までとされやすい

総量規制が作られたのは、「借り過ぎを防止するため」でしたよね。返済不能へと陥った方が過去に多数出た経緯も含め、高額キャッシングの可否は慎重に行なわれるのが普通です。

銀行カードローンを使っても、すべての方が高額借入をできるわけではありません。審査結果がよくないと、年収の1／3までとされることも多いです。

そのため、原則的に総量規制の対象となる消費者金融だろうと、対象外の銀行だろうと、年収の1／3は一つの目安になるのですね。借入先に関わらず、キャッシングを利用するときの原則として覚えておいてください。

法的な利用枠は借入総額で判断される！他社借入にも注意を

キャッシングでは年収の1／3までしか借りれないとご紹介しましたが、この枠は他社借入とも共通です。つまり、キャッシングの借入額が他にもあると、それを含めて、残りの利用枠が計算されます。

これらの関係もしっかり確認してくださいね。

総量規制は他社借入を含めて計算される！？

まずは例でご説明しましょう。次の条件を見てください。

• 年収300万円
• 総量規制による利用枠は100万円
• A社で10万円をキャッシング

年収が300万円あれば、それを1／3にすると「100万円」です。だから、100万円ちょうどまで借りれると思いますよね。その前に、他社借入がないかを調べられ、あった場合はそれも合算して、残りの利用枠を調べられるのです。

上記例では他に10万円のキャッシングがあるのですがら、残りの利用枠は次のようになります。

キャッシングは総量規制の対象ローンですから、その10万円はすでに借りている金額として利用枠にカウントされます。それを差し引いて残り90万円が、これからキャッシングで借りれる残りの枠となるわけです。

もしこれが総量規制の対象外となるローンなら、利用枠に影響しないこともあります。次の例を見てください。

• 年収300万円
• 総量規制による利用枠は100万円
• 自動車ローンで100万円を借入

この例ではすでに総量規制額を借りていることになりますが、そもそも自動車ローン自体が総量規制の対象外ですので、法的な利用枠にはノーカウントです。この場合、まだあと100万円のキャッシングができます。

このように、法的な利用枠は、この規制の対象となる他社借入分も合わせて計算されます。ローンの種類と借入額とをそれぞれ確認の上、残りの利用枠を計算してください。

他社借入が大きすぎるときは？

すでに借りているローンが原因で総量規制に引っ掛かり、新規のキャッシングができないときは、「返済」が一番現実的です。「年収を上げること」でも一応は法的な利用枠を増やせますが、個人の意志だけで年収を上げられるとは限りませんよね。

収入は上げて欲しいと頼めば上がるものではありませんし、年収がアップするような転職も難しいのが現実です。それよりは、この規制の対象になるローンの利用残高を減らす方がずっと簡単だと思いませんか？

できることなら、一括返済するのが理想です。

• 完済すれば枠はすぐ元通りに
• 年収の1／3まで借りれる

総量規制は、今借りている金額で判断されるのが基本です。過去の利用歴などを見て、ギリギリまで借りていた方は枠を下げるといったことはされません。

つまり、一括で今の残高を返済できればすぐ元通りになり、年収の1／3までキャッシングできるのですね。話が早いので、一括で返せるなら、一括で返済してはいかがでしょうか？

ただ、実際にはそこまでお金がないことも多いですよね。そのときは、できるだけでいいので返済をしてください。

• 返済した分だけ枠が空く
• 新規にキャッシングできる

たとえば年収が300万円で100万円キャッシングしているとき、そのままでは新規キャッシングができません。このときに50万円でも返済すれば、50万円まではキャッシングできるのです。

返済した分だけまた借りれますので、法的な枠がいっぱいのときは、できるだけ返済してくださいね。

他社借入は言わなくてもわかる？

このように、年収とキャッシングできる金額は、他社借入も大きく関わります。そのため、これらも正確に把握しておいてください。

• キャッシング審査で聞かれる
• 確認方法もある
• 事実と違う申告は望ましくない

キャッシングできる金額が小さくなるからと、他社でのキャッシング金額を低く申告しても、嘘はすぐにばれます。虚偽の申告は心証が悪く、審査結果に影響することがあります。

適正な借入額に関わる重要情報ですから、必ず聞かれますし、確認も取られます。間違いのないように申告してくださいね。

。

借入制限があっても大丈夫！キャッシング契約への影響はほぼナシ

年収による借入制限があるなら、年収が低いとそもそもキャッシングの契約ができないのではと、不安になりませんでしたか？年収の1／3の金額がそのキャッシングの最低利用額を下回るとき、契約を断られそうですよね。

そのような心配は不要です。キャッシングは非常に少額から使えるため、総量規制があっても契約自体はできることが多いのです。

キャッシングの最低限度額は非常に少額

キャッシングは、かなり少額の限度額から使えるローンです。

• 限度額は数万円程度でも可能
• 年収が低くても問題ナシ

最低限度額はかなり低くでき、3万円程度でも使えるサービスはあります。たとえば、次のようなサービスです。

• アコム
• レイク
• モビット

このようなサービスがあるため、総量規制があってもキャッシングの契約には影響ないことが多いのです。ご安心くださいね。

ちなみに、「借入希望額」ではなく、「限度額」を基準に考える理由は、キャッシングの仕組みにあります。

• 限度額までは自由に借りれるサービス
• 限度額の金額で年収を見られることが多い

たとえば、実際には1万円しか借りるつもりがなくても、限度額を5万円にすると「借入希望額は5万円」と判断されます。すると、年収の1／3基準に従い、15万円以上の年収があるかを見られるのです。

なぜなら、キャッシングは利用者がATMなどを使って好きに借入できるサービスであり、実際に借りるときにサービス側のチェックが入らないからです。そのため、5万円の限度額は、5万円借りても問題ない方にしか提供されません。

ですから、借入希望額ではなく、限度額で判断されるのです。限度額を高額にすると、求められる年収も高くなりますのでご注意ください。

その他の年収制限もナシ！

ローンによっては申し込みにあたって「申し込める人：年収○百万円から」という規定があることも多いです。総量規制の基準では問題なくても、これら個別の年収制限があるのではと、不安に思う方もおられるでしょう。

この心配も不要です。

• 年収による申込み制限は原則ナシ
• 最低借入額は1千～1万円が相場

限度額の少額さからもわかる通り、キャッシングは収入を問わず使いやすいサービスです。
実際に借りれる最小金額はもっと少額で、「1千円単位」というサービスもよく見られます。

このようなサービスの上、総量規制もあるわけですから、「年収○百万円から申し込み可能」という制限をしなくても、返済不能に陥る方が少ないのですね。

ですから、キャッシングには年収による制限がないのが普通です。年収が低いとその時点で契約できなくなることは、ほとんどありません。

年収のチェックも任意

そもそも、希望する限度額によっては、厳密に年収をチェックしていないこともあります。キャッシングを契約するための必要物は、以下の通りです。

• 身分証明書
• 収入証明書（高額希望時のみ）

注目してもらいたいのは「収入証明書」の方です。いかにもローンを使うときの必須書類と言えそうなこの書類、必要なのは「高額希望時のみ」なのです。高額利用に当てはまる基準は各キャッシングによるものの、よく見られるのは下のケースですね。

• 一度に50万円以上借りたいとき
• 他社借入額と合わせて100万円を超えるとき

つまり50万円～100万円以上利用しないと収入証明を求めないことも多く、すべてのキャッシング希望者の年収をチェックしているとは言えないのです。

もし年収の高低で申込みを制限したい場合、収入証明は金額に関わらず必須になるのが普通です。

• 年収の自己申告ではサバを読める
• 確認を取られるのが普通

年収は審査前にもちろん聞かれるものの、それはやはり「自己申告」です。収入が多い方が借入に有利ですから、お金を借りたいと思っている方がサバを読んでしまうのも人情でしょう。

だからこそ、金融機関側がそれを鵜呑みにすることはあまりなく、確認を取るのが普通です。条件によってはコレをしていない時点で、キャッシングは年収によって厳密に利用を制限するサービスとは言えないのですね。

このように、キャッシングは年収が低くても使えるようになっていますので、総量規制があっても契約自体はできることが多く、いくらかは借りれることが多いのです。

知っておきたい例外！無収入者や一部サービスは借入が難しい

法的な借入制限があってもキャッシングの契約には影響ないとご紹介しましたが、一部の例外はあります。収入自体がなかったり、一部の優良サービスを選んだりすると、契約できないことが増えます。この点についてご紹介しましょう。

無収入だとキャッシングを契約できない

数万円から限度額にできるキャッシングでも、年収がまったくない方の利用は難しくなります。

• 無職・無収入者は利用不可と明記
• 総量規制に引っかかるため申込みができない

年収がゼロでは、そこから計算する法的な利用枠もゼロですよね。少額借入ができるキャッシングでも、貸せる金額がまったくないため、利用不可と明記されています。

このように、収入がない方には総量規制がかなり大きな制限となります。個人に収入がなくても借りれる唯一の例は、「専業主婦」の場合です。

• 銀行や一部制度によって借りれる
• 配偶者の収入が返済のアテに

専業主婦は配偶者に収入があることがほとんどで、明らかに経済力がありますよね。それが返済のアテになるため、キャッシングの利用もできます。

ただし、消費者金融などでは総量規制の関係で、そのままでは利用できません。「配偶者貸付制度」という制度の利用が必要で、これを使えれば配偶者との合算年収の1／3まで借りれるようになります。

ただ、この制度を使えるかどうかは、消費者金融側の意向もあります。手間がかかるため、使用不可になっていることも多いので、銀行カードローンの利用がオススメです。これらは総量規制の対象外のため、銀行独自の判断で専業主婦でもキャッシングできるのです。

このように、専業主婦だけは無収入でも例外的にキャッシングできますが、これら方法を使わないとやはり「無職者」として利用できないのが普通です。収入がない方はこれらのことをよくご確認ください。

一部キャッシングに注意

キャッシングにはその他の申込み制限もつかないとご紹介しましたが、これにも例外があります。金融機関の方針やサービスのプランによっては、制限がつくこともあります。

• 金融機関の方針で年収制限がついている
• 借入条件がいいと制限される例あり

金融機関の方針で年収制限がつく例として、東京都民銀行のカードローンをご紹介しておきましょう。

対象者	利用のために必要な最低年収
給与所得者	150万円以上
個人事業者	100万円以上

このキャッシングを使おうと思ったら、総量規制とは別にこれら基準もクリアする必要があるのですね。不当に高いハードルだとは言えませんが、年収が低い方には厳しいものとなるでしょう。

どれくらいの年収の方にいくら貸すかは、金融機関が決めることです。法律とはまた別に、金融機関側での指定がないかは、事前に確認しておくと無難です。

もう一つ、サービスの条件がいいために利用者が制限される例として、アイフルの二種類のカードローンをご紹介しましょう。

• ファーストプレミアムカードローン
• 通常のカードローン

どちらもアイフルのカードローンに違いはありませんが、「ファーストプレミアム」の方が優良サービスとなります。通常の物と借入条件を比較してみましょう。

借入条件	ファーストプレミアム	通常
金利	4.5％～9.5％	4.5%～18.0%
限度額	100～500万円	500万円以内
利用資格	満23～59歳 一定の年収がある アイフル利用未経験者	満20～69歳 安定収入がある

このように条件が違い、ご覧の通り「ファーストプレミアム」の方が優良ローンだとわかりますね。その分、コチラを希望すると、通常の物よりは利用を制限されがちです。

• 年齢条件が少し厳しい
• 年収が高い方のみ

通常の物が20歳から70歳近くまで申込みできるのに対し、優良の方は23歳から59歳までです。通常の物よりは少し厳しい条件となっていますね。

さらに重要なのは年収です。目安は300万円となるでしょう。最低限度額が100万円からとなるこの商品は、総量規制の関係で300万円以上の年収がないと使えないことが多いのです。

これらをクリアできない場合、優良キャッシングの利用は難しいでしょう。借入条件のいい物を選ぶと、通常時よりは利用を制限されやすいという例です。

キャッシング全体で見ればごく一部の例ですが、内容を確認せずに選ぶと、このようなものに当たる場合もあります。例外もあることは一応知っておき、商品の概要は必ず確認するようにしてください。

先にご紹介したような、簡単に契約できるキャッシングはたくさんありますので、制限のあるものを見つけたらそれらを選ばず、簡単そうなものに申込みすればOKです。

アルバイト・パートも多い！キャッシングの主な利用者とは

一部の例外を除き、年収による借入制限はありつつも、キャッシングは比較的使いやすいサービスだとご紹介してきました。では、実際に使っている利用者はどのような方で、どのような使い方をしているのでしょうか。

サービスの相場についてご紹介していきましょう。

アルバイト・パートでの利用も多い！

キャッシングの利用者として多いのは、アルバイト・パートといったフリーター系の方達です。

• 借入審査にはあまり強くない立場
• 他のローンを使えないときに使われやすい

金欠はどんな方にも起こり得る問題ですよね。そんなときこそ借入の出番ですが、これには審査があります。

審査を通過するにはある程度の年収など、社会的ステータスが必要ですから、フリーター系の立場だと審査を通過しづらいというジレンマがあるわけです。そんなときに使えるちょうどいいサービスが「キャッシング」になるのですね。

少額利用ならそれほど厳格に収入を問われないことは、もうお話した通りです。借入希望額が高いと全額は借りれないことが多いですが、アルバイト・パートの収入で借りれるところまではキャッシングで借りれます。

年収の相場からいって、借入金額は最大60万円程度になるでしょう。

フリーターの年収相場	借入額の目安
100万円～200万円	1万円～60万円

これ以上の借入は難しいため、高額ローンの代わりとしては使われにくいですが、数万円から60万円辺りまで自由に使えるフリーローンとして、これらの立場の方達からはよく使われています。（こちらもご参考に→アルバイトでもバンクイックは使える？）

高所得者も使ってる！？会社員の利用も多い

キャッシングはフリーター以外の職業、たとえば「会社員」からも人気のサービスです。キャッシングには、次の特徴もあるからです。

• 追加利用が自由なので手軽に借りれる
• 審査・手続きが短くて即日利用に便利
• 高額キャッシングでも手続きは簡単
• カード一枚でATMから借りれる

年収が低くても使えるのは、キャッシングが持つ特徴の一つにすぎないのです。サービス全体の特徴から見ても、普通に便利なサービスだと思いませんか？特に「追加利用が自由」という融通性の高さは普通のローンにはなかなかないものです。

そのため、会社員の方でキャッシングを使っている方も多いのです。年収も高く、他のローンでも使えることが多いのですが、そちらよりも利便性が良いからですね。

フルタイムで働いている会社員の方にとっては、お金より時間の方が大事だと感じることも多いでしょう。その他のローンより多少金利が高かったとしても、そこはお金で時間を買うような感覚で、キャッシングが使われるのですね。

このような理由で、会社員など年収が高い方からもキャッシングは使われます。借入金額は、少額から高額まで様々です。

• 年収に関わらず少額の金欠はあり得る
• 返済力さえあれば高額利用も可能

高額借入できるからといって、皆が百万円単位で借りているわけではありません。アルバイト・パートの方達と同じように、少額限度額を中心に利用されている方もいます。

もちろん、高額限度額の利用もあります。キャッシングは最大で100万円以上のお金を貸せるサービスですからね。年収的に問題なければ、これら金額も普通に利用されます。

• 少額から高額まであらゆるシーンをカバー
• 手間の少なさで時間を節約できる！

こういう部分から、高所得者層からも一定の支持を得ているサービスです。

その他、立場を問わずによく使われる

キャッシングの利用者として多いのは先の方達ですが、利用条件が緩めのため、立場を問わずによく使われます。たとえば、自営業の方達からもよく使われているサービスです。

ビジネスが本業ではない方達から使われることもあります。

• 主婦
• 学生
• 年金生活者

主婦の場合はすでに成人し、社会人として扱われますので、収入さえあれば利用に問題はありません。副業でも外で働いていれば「パート」などの扱いで利用できます。
（こちらもご参考に→プロミスは主婦にもおすすめ？）

学生の場合は成人していることが必要ですが、それさえ問題ないなら主婦と同様です。アルバイトなどで収入があれば利用できるサービスは多いです。

年金生活者は、年齢が高齢すぎないことや、年金収入を収入として扱われるかといった問題がありますが、それでも借入できるサービスはあります。

いずれの立場でもキャッシングできることがありますので、普通に使われることは多いです。ただし、現役会社員などに比べて年収は落ちることが多いですから、その関係で少額利用が中心となるでしょう。

それでも、学生や年金生活者まで使えるローンは、キャッシングくらいです。他のローンでは、就職していない方や定年退職した方は申込み制限で断られることも多いです。

以上のように、借りれる金額や注意点が少し変わるだけで、キャッシングはあらゆる立場の方達から使われるサービスです。年収に関わらず、手軽に借りれるサービスがよかったら申込みするといいでしょう。

使いやすくても利用は注意！年収別、オススメの使い方とサービス

キャッシングと年収のおおよその関係はわかったかと思います。しかし年収が高いのか低いのかで、オススメの使い方やサービスは変わってきます。最後にこれらを簡単にご紹介しておきましょう。

年収が低い場合

年収が比較的低くてもキャッシングの契約自体はできるわけですが、利用には注意してください。次のような使い方をオススメします。

• 利用が癖にならないように注意
• 限度額をうまく使って借り過ぎ防止を
• シミュレーションを利用して返済計画を立てて利用

年収が低いなら月収も低いわけで、一か月あたりに返せるお金にはおのずと限界があります。アルバイト・パートなどの仕事で、ボーナスがない方は特にそうです。

ということは、借り過ぎてしまうとかなり苦しいわけです。返済に専念しようにも、収入自体が少ないため、返済に回せるお金を捻出しづらいのです。一度滞納し、罰則金などで残高が増え始めると、そのまま返済不能に陥ることもあります。

お金は借りるときも大事かもしれませんが、返すときはより一層大事です。利用が癖になったり、年収から見て高額のお金を借りてしまい、返済に苦労することがないように慎重になりたいところです。返済が不安なら限度額をなるべく低めにしておき、借り過ぎを防いでください。

返済計画は必ず立てておきましょう。シミュレーションを使えば、返済期間や毎月の返済額は簡単に計算できます。総量規制とはまた別に、今の収入で返せるか、必ず確認の上で借りてください。

オススメのサービスは、先にもご紹介した「特に少額の限度額があるもの」です。「レイク」や「モビット」などですね。

• 求められる年収のハードルが特に低い
• 年収が低い方でも利用が簡単

これらなら求められる年収のハードルが特に低く、キャッシングの中でも利用が簡単ですから、収入が低い方はこれらサービスを中心に利用を考えてはいかがでしょうか？

少し注意したいのは、最低限度額が少し高いものです。たとえば、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、最低限度額が10万円からになります。

これでもかなり少額で、年収にして30万円もあれば十分ですが、特に少額限度額を希望するときには、あまり向いていないサービスになります。最低限度額はサービスごとに確認するようにしてください。

年収が高い場合

では年収が高いと、どうなるでしょうか？次のような使い方をオススメします。

• 返済日を忘れない工夫を
• お金が入ったらすぐ返済

収入自体には困っていない方が多いでしょうから、手持ちのお金の調整などのためにキャッシングをする方が多いと思います。

返そうと思えば余裕で返せるからこそ、逆に返済について意識が薄くなることもあるでしょう。返済を忘れないような工夫がオススメです。たとえば、口座からの引き落としで返済するよう設定しておくと安心ですよ。

返済ミスで何度も滞納すると、年収が高くてもキャッシングしづらくなります。

• 信用を失くす
• キャッシングの利用を停止される

規定通りに利用できない場合、年収やこれまでの借入条件に関わらず、利用を停止されるのが普通です。一度こうなると信用情報にも載ってしまい、他のキャッシングまで使えなくなります。そうならないよう、返済の手続きだけは忘れないことをオススメします。

また、自分のお金が入り次第、速攻で返済する方がお得です。早く残高を減らした方が、利息が少なくなるためです。キャッシングは月1回の返済日以外でも返済できることが多いですから、お金があるならすぐに返済するといいでしょう。

年収が高い方にオススメのサービスは、次のものです。

• 特に高額借入できる銀行カードローン
• 優良キャッシング

銀行カードローンは、キャッシングの中でもかなり高額借入できるものがあります。たとえば「みずほ銀行カードローン」の場合、最大1000万円まで借りれます。これほど高額に借りれるキャッシングはなかなかありません。

銀行でも総量規制額以上の借入は難しいわけですが、年収が高くて返済力の高い方なら、法的基準を超えて借入できることも多いです。また、先にご紹介したような、特別な申込み制限のある優良キャッシングにも申し込めることがほとんどです。

普通なら利用が難しいこれらサービスまで好きに選べるのですから、借入条件には徹底的にこだわることをオススメします。調べた範囲でもっとも都合のいい条件のものを利用するといいでしょう。

中間層の場合

年収が高くもなく、低くもなくといった中間層の場合、次のような利用がオススメです。

• 借り過ぎにはやはり注意
• 簡単な返済計画は立てて利用を
• 余裕があれば繰上返済しよう

アルバイトなどよりは年収が高く、返済力もあるわけですが、借り過ぎにはやはり注意です。限度額を少額にするといった工夫をムリにする必要はありませんが、簡単な返済計画などは立てた上での利用をオススメします。

もしボーナスなどが出る場合、それを使った臨時返済なども随時オススメです。一括返済が難しくても、返した分だけ利息が減り、お得になります。

オススメのサービスは、先にご紹介したもの両方です。

• 利用の簡単さなら少額限度額のものを
• 借入条件なら優良サービスを

中間層の年収なら、少額限度額のあるサービスなら余裕で使えますし、優良条件の物でも審査は受けられることが多いでしょう。借入希望に合わせ、それぞれのキャッシングを選ぶといいです。

以上のように、それぞれの立場に合った使い方をすれば、それぞれ便利にキャッシングできます。年収によって受ける制限は比較的少ないサービスですから、ぜひ使ってみてくださいね。

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