自営業者でも使えるキャッシング!その他利用のコツも大公開
キャッシングを使いたい自営業の方はおられませんか?自営業では借入できないと言われることもありますが、キャッシングなら使えることもあります。
ただし、無条件で使えるわけではありません。契約や利用前に確認しておきたい、自営業の方ならではのポイントがあります。
これらを知ると、自営業の方でも必要なときスムーズにキャッシングできますよ。長く利用を続けられる利用のコツとあわせて、詳しくご紹介していきます。
営業実績などが必要!?自営業者のキャッシングの必要条件とは
自営業の方がキャッシングを契約するため、まず必要なのは営業実績です。これがないとまず借りれませんので、これを最初に確認しておきましょう。
1~3年は営業実績が欲しい
自営業でもキャッシングを使える可能性はありますが、もちろん「審査」があります。コレを通過するためには、その事業の営業実績が必要です。
審査で見られているのは本当に収入がある方かどうかです。自営業の方で言えば、事業実態があるかどうかが見られているわけです。
事業実態 | キャッシングの可否 |
---|---|
あり | ○ |
なし | × |
事業実態があり、収入さえ継続的に得ているなら、キャッシングの利用に問題はありません。普通に審査を通過でき、キャッシングを使えることが多いわけです。
この実態の有無を何で判断されるのかというと、アナタの事業の営業年数です。
- 営業年数が長い方が有利
- 1~3年は欲しい
キャッシングで求められるのは、確かな収入の実績と、その「安定性」です。ここは自営業の方は特に見られます。勤め人の方に比べ、収入が不安定になりやすいですからね。
- 完全成果給の世界
- セーフティネットも勤め人より少ない
毎月の収入はすべて「成果給」ですから、どうしても一定の収入を得続けるのは難しくなりますよね。その上、「雇用保険」といったセーフティネットもありません。
このような条件でキャッシングできるくらいに信用を得るには、勤め人よりも長い時間がかかります。勤め人なら1年以下の勤続歴で借りれることもありますが、自営業の方は最低でも1年、できればそれ以上の営業年数があった方が安心ですね。
これが、自営業の方がキャッシングするための基本です。勤め人に負けないくらいの安定収入を得られる、確かな事業実態があるかどうかを振り返ってみてください。
その他の借金問題にもご注意を
以上のように、事業の実態さえあれば、自営業者でもキャッシングを使える可能性は十分にあります。ただし、その他に問題がある場合は別です。
NGになるのは「他の借金問題」です。次のようなものはNGになります。
- 現在借入中の他社借入が多すぎる
- 過去に滞納をしたことがある
これからキャッシングしようという方が、すでに多額の借金を背負っていると、審査に落ちやすくなります。これは基本として、特に気をつけたいのは過去の滞納歴。
長期滞納をした履歴が1度でもあると、審査に受からないのが基本です。これは専門機関に記録があるため、キャッシング審査でも必ずわかります。
「自己破産」といった記録も同じくNGです。
- 借金を満額返せなかった記録
- 新規借入は当分できない
自営業歴が長い方など、事業のために借りたお金を過去に返せなかったことはありませんか?特に自己破産は要注意。やむを得ない事情があったとしても、自己破産で借金を完全に帳消しとした場合、それから10年近く借入できないこともあります。
このように、基本資格は問題ない方でも、借金に問題があると借りれないこともあります。ここまでのすべてのポイントに問題なければ、自営業者でもキャッシングできることが多いです。
キャッシングのために年収は必要?
借入審査では、「年収を見られる」というイメージがあるかもしれません。それも間違ってはいませんが、審査通過に直結するような見られ方はしません。
- 借入限度額の決定に関わる条件
- 審査の可否にはあまり関わらない
総量規制という法律があり、借入できるのは通常、年収の1/3までとされています。これがあるため、借入限度額を決めるために年収は必ず見られます。
ただし、総量規制とは、借入額を制限するもので、借入の可否自体を年収ごとに制限するものではありません。年収が低くても、その年収の1/3までは借りれるのです。
ですから、年収が低いからと、それだけで審査に落ちることはありません。借入金額に強い希望がある方にとって年収は必要ですが、ごく少額の借入でいい方なら、年収の金額自体はあまり重要ではありません。
特にキャッシングは、1万円程度でも借りれるサービスです。その程度でいいなら、年収100万円以下の零細自営業の方でも問題はないでしょう。
このように、年収は営業年数ほど、キャッシングに必須の条件ではありません。年収が不安な方はご安心くださいね。
コレでキャッシングの利用もスムーズに!知っておきたい準備物
自営業の方でもキャッシングできる条件の基本を先にご紹介しましたが、自営業の方の借入がよりスムーズになる準備物が2つあります。
どちらかは用意できた方が、実際にキャッシングするときに便利ですので、確認の上、用意することをオススメしますよ。
固定電話番号
携帯電話も普及し、固定電話番号がなくても困らない時代になりましたよね。しかし、借入したいときには固定電話番号を必要とすることが多いです。キャッシングでも同様です。
そのワケは、仕事の確認のため。勤め人の方でいう「在籍確認」のためです。
申告した勤め先に嘘がないか確かめるため、実際にその勤め先に電話する審査の一つ。借入では必ず行なわれる審査で、キャッシングでも同様。
この在籍確認は、自営業の方でも行なわれることが多いです。
- 事業実態の確認のため
- 事務所の固定電話番号を聞かれる
先にご紹介した通り、審査では事業実態を見られるわけですが、自己申告だけで完全に信用されるわけではありません。申告通りの事業実態があるか、確認作業もあるわけです。
その一環で、仕事で使っている事務所の固定電話番号を聞かれることがあります。本当にその事業をやっているなら、その事業用の連絡先として、固定電話があることも多いですよね。
それで事業実態の裏取りをするわけです。このような在籍確認タイプで事業実態を調べられる場合、携帯電話の番号はNGとされます。
- 事務所の連絡先として認められない
- 仕事の連絡先として実際に使っていてもNGに
このようなことがありますから、自営業の方はキャッシングの利用にあたり、固定電話番号があった方が安心です。
もし携帯電話しか連絡先がない場合、借入先が限定されることがあります。
- 携帯電話のみをNGとする借入先あり
- そのような場所では借りれなくなる
すべてではないのですが、固定電話番号を持たない自営業の方を一括でNGとする借入先もあります。たとえば大手の銀行系キャッシング「レイク」ですね。
このような場所では借りれなくなりますので、借入先が限定されるのはあります。携帯電話だけで借りれることがあるのは、消費者金融系が多いですね。
ここならなら収入証明書の提示で仕事の確認としてくれることもあります。そのため、固定電話番号がないと絶対にキャッシングできないわけではありません。
ただし、固定電話番号があった方が借入先を選べますし、ムリに求められなかったとしても、審査での心証はよくなります。用意できる方は、キャッシング前に固定電話番号を用意することをオススメします。
収入証明書
収入証明書とは、「本当にこれだけの収入がありました」ということを証明する書類のことですね。コレが要る理由は先と同じで、「事業実態の証明になるから」です。
自営業の方にとっての収入証明書とは、主に納税関係の書類です。
- 確定申告書
- 納税証明書
- 住民税の通知書
自営業での収入があると、税務署に申告が必要ですよね。その申告に基づいて必要額を納税したり、翌年の税額が決まったりします。
これらの関係書類があれば、自営業で本当に収入を得ている証明になります。「源泉徴収票」や「給与明細」など、一般的な収入証明書を用意できない自営業の方は、主に納税書類を用意するようにしてください。
ちなみに、本当に証明能力のある書類を用意するようにしてください。たとえば「確定申告書」の場合、税務署に提出した写しが手元に残り、これを収入証明書として使う形になりますが、このときには税務署の受付印が要ります。
- 確定申告書自体は税務署でいつでも手に入る
- 受付印がないと証拠能力がない
確定申告時、写しを最初から取り外して提出した方など、手元に残る方には受付印がありません。これでは偽造書類と見分けがつかないため、収入証明書にならないのです。
このような注意点もありますので、自営業の方の収入証明書は、「住民税の通知書」など、公的に作成される書類の方をオススメします。
もし収入証明書を用意できないとき、借入先がやはり限定される場合があります。たとえば「イオン銀行カードローン」など、自営業の方は金額に関わらず、収入証明が必須となっていますからね。
すべての借入先で絶対に必須ではありませんが、こちらもやはり用意できた方が、キャッシングには有利です。
最低でもどちらか1つはあった方が安心
以上、自営業の方ができれば申込み前に準備したいものをご紹介しました。ちなみに、これらどちらもない方は、キャッシングできるのでしょうか?
- 可能性がないわけではない
- 借入先や借入条件がさらに限定されやすい
絶対に借りれないわけではありません。たとえば、固定電話番号を必須とせず、収入証明書も少額に限り不要とする借入先なら、どちらも持っていない自営業の方でも借りれる可能性はあります。
ただし、そのような借入先は少ないですし、借りれたとしても10万円という極少額での利用に限定される恐れもあります。
先の2つのうち、最低でもどちらかは用意できた方が、自営業の方のキャッシングもスムーズです。キャッシングを使いたい方は、早めにこれらを用意することをオススメします。
これらがないと、どこでも絶対借りれねぇことはないだすが、どっちかは用意できた方がスムーズだべよ。
自営業者は知りたい豆知識!事業資金には使えない場合アリ
自営業の方でも、いくつかポイントを押さえれば普通にキャッシングは使えるわけですが、自営業の方は「資金使途」についても事前に確認しておくことをオススメします。
キャッシングの使い道は原則自由ですが、自営業の方は例外的NGに引っかかる恐れがあるからです。
事業資金がNGに!?
自営業者の場合、キャッシングしたお金は以下のことに使う可能性がありますよね。
- 生活費を始めとする雑費
- 事業資金
生活費等はいいとして、問題は事業資金の方です。キャッシングしたお金を事業資金に使うのはアリだと思いますか?この点、キャッシングは「使い道自由」のローンとして有名ですから、事業資金にも使ってもいいと思う方も多いでしょう。
実はキャッシングというサービスのお金、「事業資金だけはNG」とされることがよくあります。
- 事業資金だけは例外的にNGに
- 事業資金への利用は規約違反となる
資金使途のところに「原則自由」と書いてあっても、事業資金だけをNGとするキャッシングはあります。このようなサービスで借りたお金を事業資金に使うと、最悪の場合は契約解消となる恐れもあります。
個人のお金と事業用のお金を日常的に使っている自営業の方は、事業資金がOKかNGか、キャッシング利用前に確認する事をオススメします。
銀行系キャッシングは特に注意
事業資金がNGになりやすいのは、銀行系キャッシングです。たとえば次の銀行のキャッシングは、いずれも事業資金NGです。
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
どちらも大銀行で利用できたらいいなと思えるキャッシングかと思いますが、これら銀行のキャッシングを事業資金に使うのはNGとなります。
三菱東京UFJ銀行のキャッシング「バンクイック」は、キャッシングの中でも有名サービスで、利用をよくオススメされます。そのようなサービスでも、事業資金はNGとなります。
ココでご紹介した銀行のキャッシング以外でも、銀行系では事業資金に使えないケースは多いです。銀行系を選ぶときは、事業資金の可否を必ず確認しておきましょう。
特に、銀行系はキャッシングの中でも人気ですから、注意が必要です。
- 総量規制の対象外
- 年収が低い方でも高額借入しやすい
- キャッシングの中でも人気に
先にもご紹介した「総量規制」ですが、銀行は対象外となります。そのため、キャッシングの中でも銀行系を選べば、年収の1/3以上に借りれることもあるのです。
この点からも銀行系キャッシングは人気なのですが、これらを選ぶと事業資金が借りれなくなることは了解しておきましょう。
消費者金融系なら事業資金を借りれることも
なお、「キャッシング=事業資金NG」と絶対に決まっているわけではありません。銀行系はNGになりやすいですが、消費者金融系キャッシングはこれをOKとする例もあります。
たとえば、ハッキリと「事業資金にも使える」と書いてあるサービスは「プロミス」です。
- 自営業の方は事業資金への利用OK
- 専用の自営業者キャッシングもある
プロミスの通常のキャッシングを契約した場合、利用者が自営業の方なら、事業資金への利用をOKとしています。また、事業資金へと使える、自営業の方専用の商品もあります。
いずれにせよ、プロミスを選べば、生活費から事業資金にまで臨機応変に使えるキャッシングが手に入ります。自営業者にとっては頼もしいサービスになりますよ。
その他のサービスをあわせても、消費者金融は銀行系に比べ、事業資金を明確にNGとしない例が多いです。事業資金も借りたいときは、消費者金融系を選ぶのがオススメです。
(⇒アルバイト・パートが借りるならアコム!)
まさに「事業者用」も?
事業資金にも使えるキャッシングも中にはあるわけですが、どちらかといえば事業資金をこそ借りたい方には、少し手間に感じる部分かもしれません。
事業資金を可とするキャッシングを探すより、最初から事業資金に特化したキャッシングもありますので、コチラも知っておくと便利ですよ。「事業者用カードローン」などと言われます。
- 事業資金専用のキャッシング
- 資金使途が限定的
- それ以外はごく普通のキャッシング
通常のキャッシングが唯一苦手としている「事業資金」に特化したキャッシングですね。主な使い方などは同じなのですが、資金使途が事業資金に限定されている点が特徴的です。
具体例や条件もあわせてご紹介しておきましょう。
提供元 | 資金使途 | 最大利用額 | 金利 |
---|---|---|---|
スルガ銀行 | 事業資金のみ | 300万円 | 12.0%~14.9% |
東京スター銀行 | 事業資金のみ | 500万円 | 6.5%~14.5% |
金利や最大利用額などは、まさにキャッシングの相場通りの条件ではないでしょうか?事業者用とはいってもこれもキャッシングですからね。基本的な形は一般のものと似ている点が多いです。
このようなサービスもあることを知っておいてください。
将来の利用も含めてサービスを選ぼう
どのサービスがいいのか、事業資金に使うかどうかで大きく分かれますが、このときは将来の利用目的も考えて選ぶことをオススメします。
- キャッシングは継続利用も多い
- 将来性も含めて考えたい
キャッシングの利点は、一度契約すれば長期間にわたって使えることです。数年越しで同じキャッシングが使われることも多いですね。
そのような利用を最初から想定し、「いつでも借りれるように」と、キャッシングの契約だけ先に作る方も多いですよ。ですから、将来性も含めて考えましょう。
今は事業資金を借りる予定はなくても、将来的にはあるかもしれませんよね。特に事業のために使う「事業資金」は、仕事の調子に応じて使うものですよね。
- 急に必要になることもある
- キャッシングで借りれた方が便利なときも
事業をより確かにするために今投資したり、正常に事業を運営するため、今日の資金を確保したりと、いろいろな場面でお金は必要です。
そのようなとき、いざとなればキャッシングのお金も使えた方が便利だと思う方は、事業資金にも使えるサービスを選んだ方が安心です。
ひとまず、事業資金に使えるキャッシングは限られていることを知っておき、事業資金にも使いたいなら、ちゃんとサービスを選ぶようにしてください。
事業資金もキャッシングしたいなら、事前に確認しとくんだべよ。消費者金融系なら事業資金に使える物もあるだすし、事業資金用のキャッシングもあるんだべ。
契約後には返済ミスに注意!自営業の方にオススメの利用のコツ
以上、自営業の方でもキャッシングを使えることをご紹介してきました。最後にご紹介するのは、契約後の利用注意点です。
すでにご紹介した通り、自営業の方は勤め人よりも信用を得にくいところがあるのも事実です。そのことを踏まえ、返済ミスをしないように使うことをオススメします。
返済ミスしたらどうなる?
元から、どうしても信用を得にくい自営業の方が返済ミスをすると、すぐにキャッシングの利用を制限される恐れがあります。
- 信用度は契約後の利用にも影響
- 元の信用度が低いと返済ミスですぐに利用制限に
元から借入に向いている会社員や公務員なら、少しの返済ミスでも現在の利用条件を継続できる可能性もありますが、自営業の方はあまり期待できません。
勤め人に比べ、元々の信用度がどうしても落ちるため、わずかな返済ミスでもすぐに利用制限につながりがちです。
- 借入限度額の減額
- 借入の中止
よくあるのは、借入限度額の減額です。これまでは50万円借りれたところ、10万円に減額ということもありますね。その後も返済ミスが続くと、勤め人の方よりも早く新規利用を中止され、キャッシング契約を事実上解消されることもありえます。
もちろん、これらは利用者の職業に関わらず、返済ミスがあるとどうしても避けられないことです。ただし、元の信用度が低くなりやすい自営業の方だと、その他の方よりも早くこのような事態になりやすいということです。
自営業でもせっかく契約できたキャッシングですから、利用を制限されないよう、返済ミスをしないように利用したいですね。
まずは借り過ぎに注意を
返済ミスを避けるため、まずは返済の負担が軽くなるよう、ムダな利用は極力しないことをオススメします。
債務残高が大きくなるほど利息も大きくなり、返済の負担も大きくなるからです。試しに、金利18%、月の返済額が1万円としたとき、利用額によって利息がどれだけ違うかをご紹介しましょう。次の表を見てください。
借入額 | 支払回数 | 利子総額 |
---|---|---|
10万円 | 11回 | 約9千円 |
20万円 | 24回 | 約3万8千円 |
借入条件は同じでも、借入金額が10万円であれば1万円かからない利息が、20万円になるとその4倍以上に増えているのがわかりますね。
これからお金を借りようというとき、10万円借りるか20万円借りるかなんて些細な違いに思えてしまうものです。「10万円じゃちょっと少ないかな?」と思い、つい20万円借りることもあるでしょう。
しかし、それをやると利息が4倍近くに跳ね上がるわけです。それを承知の上で借りるのと、何となくで借りるのとでは全然意味合いが違ってきます。
- 返済計画が違う
- 予想外の利息に返済が狂いがち
どうしても20万円必要で、利息が高くなるのを承知の上で借りるなら、20万円借りたときの利息で計画を立てているわけですから、利息が突然高くなったようには感じませんよね。
しかし何となくで債務残高を増やすと、「思っていたより利息が高い」と感じられがち。予想外の利息に、返済計画が狂うこともあるでしょう。これでは返済ミスも起こりやすくなります。
本当に必要な金額だけ借りるのはまったく構いませんので、無駄な利用は1万円でも減らすことをオススメします。たった1万円でも借入金額を減らした方が、返済の負担は軽くなります。
ちなみに、キャッシングの債務残高はすべて合計されますので、小分けに借りても一度に借りても、あまり違いはありません。
- 今日までの合計残高で計算される
- かかる利息もほぼ同じ
その他のローンでは、借りたタイミングごとにローンを分けて考えており、各残高を合計して利息を計算しない場合もありますが、キャッシングは違います。
コチラでは基本的に債務残高は合計されます。小分けに借入してもかかる利息はほとんど変わりませんのでご注意ください。
早めに返済しよう
借入金額に注意した後は「少しでも早く返済すること」がオススメです。次の表を見てください。今度は金利18%、借入額10万円という部分が共通ですが、返済額が違います。
月の返済額が大きいほどどうなるのか、ご覧ください。
月の返済額 | 返済回数 | 利子総額 |
---|---|---|
5千円 | 24回 | 約2万円 |
1万円 | 11回 | 約9千円 |
同じ金額を借りても、「返し方」によって利息がかなり変わるのが分かりますね。月1万円返せば総額で1万円いかない利息も、返済金がその半分の5千円になると2万円に届こうかという金額になります。
返済ミスをしないためには、「早めに返していくこと」が重要ですよね。もしお金に余裕があるなら、早めに返済へと回していきましょう。
このコツを押さえておけば、基本的に利息を抑えられます。それだけ返済の負担が軽くなり、返済ミスをする確率がますます低くなりますよ。
ちなみに、早めに返すコツとしては下の二点をオススメします。
- 月の定期返済額を増やす
- 繰り上げ返済でその都度返す
キャッシングは毎月必ず返済が必要です。その規定返済額を増やせば、返済のペースは上がります。このほか、キャッシングはATMなど使って臨時での返済も常時可能です。
余ったお金はこれら方法で簡単に返済へと回せます。返済を先延ばしにするほど、不測の事態が起きたときのリスクも大きくなりますので、これら方法で積極的に返済してくださいね。
返済ミスを防ぐその他の工夫
先にも少しご紹介しましたが、キャッシングは毎月1度、必ず返済が必要です。コレをもし忘れたら、滞納となります。他の工夫をいくらやっていても、この基本返済日を忘れたら意味ありませんよね。
キャッシングは1年以上に及ぶ長期返済も可能ですから、うっかりミスでこれを忘れないよう、規定の返済にも工夫しておくことをオススメします。
- 口座からの引き落とし
- 返済日お知らせメールの利用
多くのキャッシングは、口座から引き落としで毎月の返済ができるようになっています。返済を忘れそうだと思うときは、これを積極的にご利用ください。
また、大手消費者金融の場合、返済日お知らせメールというサービスをやっている場合もあります。
- 返済日の数日前にメールを送信
- 返済日忘れに効果的
これを利用すれば、返済日を忘れることもグッと減りますよ。このようなサービスがあるキャッシングは、たとえば「アイフル」です。
アイフルではこのサービスを希望すると、返済期日の3日前にメールを送ってくれます。これにかかる会費や手数料は一切なし。返済日を忘れそうな方にはうってつけのサービスです。
このような工夫もすれば返済ミスを防げますので、自営業の方でも継続的にキャッシングを続けられますよ。便利なサービスですから、これら工夫も活用しつつ、上手に借入してくださいね。
【参考ページはこちら】
自営業者がイオン銀行カードローンを使うコツ
大丈夫そうな人は、事業資金を借りるかどうかとか、契約後に利用停止にならないよう、返済ミスをしないコツを重点的にチェックするといいべ!
これと、借金関係の問題とかが他にないことも必要だべ。過去に滞納とか自己破産とかしてたら、どれだけ長く稼いでてもキャッシングできないんだす。
自営業者がキャッシングできるかは、これら次第だすな。