オススメされるのも納得！キャッシングの基礎的利点をご紹介！

「借金」と一口にいっても、いろんな種類があります。たとえば事業性融資のような大きな額を借りるものや、住宅ローンにカーローンのようなライフイベントにまつわる目的ローンは、ちょっと大変なイメージですよね。

それに比べると、カードローンやキャッシングは、ずいぶん気軽な印象ですよね。消費者金融や銀行などのキャッシングについて、CMやインターネット上の広告などでかなりオススメされているなぁと感じる人も多いのではないでしょうか。

でも、そんなに強くおすすめされるほど、素晴らしいものなのでしょうか？そもそもキャッシングの利点とは、どのようなものなのでしょうか？今回は、そんな基本的な部分をお話していきます。

キャッシングの利点はコレ！簡単＆便利なのが最大のメリット！

それでは、さっそくキャッシングの利点を見てみましょう。その前に、キャッシングの何たるかを簡単にご説明しますので、この分野についてよく知らないという人でも、キャッシングの全体像が分かるはずです。

キャッシングって何？

まずはキャッシングとは？という最も基本的なところをお話します。

キャッシングとは、カードローンとほぼ同義で、専用のカード（ローンカード）を使って現金を引き出す形で融資を受けるというものです。

住宅ローンなどのように決まった目的にしか使えないものと違って、基本的に事業性資金以外なら使い道自由です。

また、同じ使い道自由のフリーローンが一括で借り入れるのと違い、キャッシングはあらかじめ決められた利用限度額の範囲内で好きな分だけ借り入れることができ、返済した分はまた借り入れ可能枠として復活します。

つまり、限度額の範囲内であれば、いつでも何度でも借入ができるのです。これが、キャッシングやカードローンの大きな特長です。

キャッシングの利点

次に、キャッシングやカードローンの利点をざっとご紹介します。

• 申し込みや契約時の必要書類が少ない
• 申し込み方法が多数
• 審査結果回答や融資までの時間が短い
• 枠内であればカードで何度でも借入できる
• 利用できるATMが多い
• 無利息期間があるところが多い
• 銀行系カードローンは総量規制対象外
• クレジットカードのキャッシングなら海外ATMからも利用可能

ご覧のように、キャッシングにはこんなにいろいろな利点があるんです。

特に大きなメリットとしては、必要書類が少なく、最短で即日融資も可能というところも多いため、急ぎでお金が必要になったという人でも大丈夫という点が挙げられます。

つまり、キャッシングならそれ以外の借入に比べて、ずっと気軽に申し込めてスピーディーに利用できるというわけなのです。

無利息期間を活用しよう！

キャッシングやカードローンを取り扱っているところには、以下の3つの業種があります。

• 消費者金融系（消費者金融）
• 銀行系（銀行や信用金庫など）
• 信販系（クレジットカード会社）

このうち、大手の消費者金融には、無利息期間を設けている会社が多いんです。初めてその業者を利用する人を対象に、たとえば「30日間無利息」といったように、その期間内に完済すれば金利はゼロで借りられるというサービスなのです。

無利息サービスは大手消費者金融が始めたものですが、最近では銀行系や信販系にも、このようなサービスを始めるところが出てきました。無利息期間内に返済できる予定がある人ならば、これを利用しない手はありません！

総量規制とは？

また、キャッシングと大口の目的ローンなどの相違点として、総量規制というものがあることを知っておかなくてはなりません。

総量規制とは、2010年に改正された貸金業法で新たに設けられたルールで、「借入総額は年収の1/3を超えてはならない」というものです。年収が300万円の人なら、100万円までの借入額となるわけです。

総量規制は貸金業法における規則なので、貸金業法の対象になる消費者金融系や信販系での借り入れに適用されます。ただし、総量規制にはいくつかの除外や例外があり、住宅ローンや自動車ローンなどは対象外となっています。

どんな審査が行われるの？消費者金融でも甘い審査はあり得ない！？

前章では、キャッシングのいろいろな利点をご紹介してきました。審査に必要な書類や時間が少なくて済むので、楽にお金を借りられると思われた方もいらっしゃるかもしれません。

確かに大口の融資に比べれば手続きなども簡便ですが、借金には変わりありませんし審査が緩いということもありません。そこで、キャッシングにおいてどんな審査が行われるのかについてもお話しておきたいと思います。

キャッシングの利用条件

そもそも、キャッシングを利用できる人の条件には、どんなものがあるのでしょうか？多くの業者に共通する条件は、以下の2点です。

• 20歳以上65歳以下であること
• 安定継続した収入と返済能力があること

年齢の上限は業者によって様々なのですが、未成年が申し込みできないことはほとんどのところで共通しています。

さらに重要な条件として、安定継続した収入があること、すなわち返済能力があることが求められており、これがキャッシング利用の大前提となります。

ただし、住宅ローンなどの大口融資がアルバイトではかなり厳しいのと異なり、キャッシングの場合、仕事はアルバイトでもOKです。

今までもこれからも、継続して収入が見込まれれば、職種はそれほど厳密に問われないことも、キャッシングの利点と言えるでしょう。

審査に必要な個人情報

それでは、キャッシングに申し込むとどのような情報を元に審査が行われるのか見ていきましょう。申し込み時に提示しなければならない情報には、以下のようなものがあります。

• 勤務先・職種・年収
• 勤続年数
• 家族構成・居住形態・居住年数
• 保険証の種類
• 固定電話・携帯電話があるかどうか
• 個人信用情報（クレジットヒストリー）
• 希望限度額

これらの情報を元に、審査が行われます。また、それらに加えて、審査に前後して以下のような書類を提出します。

• 運転免許証などの本人確認書類
• 源泉徴収票などの所得証明書類

所得証明書類は、借入額が少なければ不要というところが多いです。いくら以上で必要になるかは、50万円～200万円程度まで、業者によってけっこう大きな差があります。

キャッシングの審査における注意点

このように、借入額が少なければ本人確認書類だけで契約ができてしまうというのは、他の種類のローンではあり得ない手軽さです。

しかし、審査が慎重に行われているという点では、何も変わりがありません。

特に勤続年数とクレジットヒストリーは重視されます。勤続年数が1年未満だと厳しくなりますし、クレジットヒストリーに延滞や任意整理などの事故歴があれば、借り入れは不可能と考えてよいでしょう。

気軽に申し込めるキャッシングと言えども、属性が良くなければ審査に通らないことを覚えておきましょう。

業種ごとにご紹介！実際のキャッシングとはどんなもの？

ここからは、実際のキャッシングやカードローン商品を、業種ごとにご紹介していきます。キャッシングとは具体的にどのようなものなのかが、ある程度お分かりいただけるはずです。

三菱東京UFJ銀行カードローン

まずは銀行系からご紹介します。三菱東京UFJ銀行カードローンの「バンクイック」です。（⇒バンクイックの金利はいくら？）

バンクイックの商品概要は以下の通りです。

最低金利が1.8％というのは、業界最高水準の低金利です。上限金利でも14.6％ですから、金利面では言うこと無しです。

ATMコーナーに設置されているテレビ窓口から申し込めば、土日祝日でも即日融資が可能という、利便性にも富んだカードローンです。

JAL・VISAカード

次は、信販系のカードローンから、VISAカードの提携カードである「JAL・VISAカード」をご紹介します。

JALカードには国際ブランドなどによっていろんな種類があり、同じJALカードでも種類によってキャッシングの内容が異なります。今回はVISAのJALカードの内容をご紹介します。

このカードはローン専用カードではなくクレジットカードなので、キャッシング枠という位置づけになります。

クレジットカードとしてショッピングにも利用できるのはもちろん、マイルをためていくこともできます。ただし、キャッシングの利用ではマイルは貯まりません。とはいえ、クレジットカードですから、海外利用も可能です。これは信販系の強みですね。

プロミスのカードローン

最後に、消費者金融系キャッシングのご紹介です。消費者金融会社であるSMBCコンシューマーファイナンスのサービスブランドである「プロミス」のフリーキャッシングについて、概要をご紹介します。

消費者金融なので、銀行系に比べると金利はお高めになります。

しかし、プロミスのATMや三井住友銀行のATMにて手数料無料で利用できる他、手数料がかかってしまうもののコンビニなどたくさんの提携ATMが利用できます。このような利便性の高さは、消費者金融系の魅力です。

キャッシングには利点がいっぱい！でも借り過ぎにはご注意を！

少ない書類で簡単に申し込むことができ、スピード融資が可能で、しかも一度契約すればいつでも何度でも好きな時に借入ができるというキャッシングは、非常に便利なものであることをお話してきました。

借り入れに対するハードルがずいぶん下がったように感じた方も、多いかもしれませんね。利点がたくさんあるキャッシングですが、借金であることを忘れてはなりません。くれぐれも借り過ぎには注意をして、期限内に返済できる範囲内でのキャッシングにとどめましょう。

とはいえ、賢く使えば本当に便利なものですので、事前に返済シミュレーションを利用するなど、ご自身に合った使い方で生活を潤してくださいね！

【参考ページはこちら】
知っておきたいキャッシングの危険性とは