お金を借りる時の不安はココで解消!

借入をするなら見ておきたい!金利の相場とルール

カードローンやキャッシングによる借り入れは大変便利で、すでに利用をしている人も多いでしょう。そして返済の際には金利に応じた利息も支払うのですが、適正な金利を払っているという自覚はありますか?

なにをもって適正というかは人によって変わりますが、覚えておきたいのは『ルール』と『相場』についてです。この双方が適正でない融資は違法業者の可能性もありますし、合法であっても損をするでしょう。

なんの疑問もなく借入を使う前に、私たちの実質的な負担面について確認していきます。

正常な金利はどれくらい?誰もが知りたい基礎について

最初に知っておくべきは、『どれくらいまでの金利が正常なのか?』という点ですね。融資利率の上限と下限については、下記のように説明ができます。

  • 上限金利=20%
  • 下限金利=0%

基本的に『いくら金利が高くても上限は20%まで、下限に関しては特に制限はない』と覚えておけば良いでしょう。

ここで気になるのは『金融業者は利息収入にて経営しているのに、0%なんてあり得るの?』という疑問ですね。

確かに永遠に0%というのはまずあり得ませんが、『新規顧客獲得や既存顧客の利用を促すためのキャンペーン』として、期間限定で無利息になる可能性はあります。

特に消費者金融はこうしたキャンペーンも多いため、利用前にはお得なサービスの有無をチェックしましょう。

借入額で決まる?法定金利の上限を知ろう

下限については制限がありませんが、金利の上限には明確な設定があり、こちらは『法定金利』にて決定されています。

法定金利とは、『法律で定められた最大金利の数値』です。金融業者はこれを超えて請求することはできず、仮に上限を超えた利息を要求していた場合、さまざまな罰則があります。

この法定金利は借入額によって上限値が異なるので、申し込む前に適正かどうかをチェックしましょう。

借入額 法定金利
10万円未満 20%まで
10万円以上100万円未満 18%まで
100万円以上 15%まで

もしも法定金利を超えて請求された場合、私たちに返済義務は生じません。悪徳業者はそれでも関係なく取り立てようとしますが、警察に通報すれば相手は逮捕されるでしょう。

不当な金利で借り入れてしまった場合、返済しないという選択も大事なのです。

金利って結構自由に決めていそうだけど、法律でちゃんと限界が定められているんだべな。払い過ぎてしまったあとはどうしようもないわけじゃなくて、過払い請求を相談することもできるべ!

金利が安い分には一切の罰則も違法性もないから、他社よりも安い金利を設定している場合、優良企業だと思っても良さそうだべ。

ちょっと高め?消費者金融の金利相場について

続いて、『金融機関のタイプによる金利相場』について勉強しておきましょう。

法定金利はどんな会社も守らないといけないのですが、そのルール内なら自由に決定できるため、銀行や消費者金融などのタイプによって相場がある程度固まっているのです。

それを踏まえ、まずは消費者金融の相場をチェックしていきます。

サービス 金利
プロミス 4.5%~17.8%
アコム 4.7%~18.0%
モビット 3.0%~18.0%
アイフル 4.5%~18.0%

なお、金利の数値には各社で幅があるように、審査の上で決定されます。全ての人が同じ条件で借りられるとは限りません。

ちなみに消費者金融の金利相場は、銀行に比べるとやや高いです。その分無人契約機などの設備が整っていますが、金利第一でカードローンを選ぶなら少し気になるかもしれません。

人気も納得!?銀行の金利相場はお得感抜群!

消費者金融の金利相場に対し、銀行は一目で分かるほどの違いがあります。

サービス 金利
三菱東京UFJ銀行 4.6%~14.6%
三井住友銀行 4.0%~14.5%
みずほ銀行 4.0%~14.0%

上記はカードローンの金利ですが、銀行融資は全般的に安く、消費者金融に比べて少ない負担で借りられます。

ただ、銀行ローンの金利面が高評価な一方で、その分審査が厳しめで落ちている人が多いのも事実です。

もしも融資審査に確実性を求めるなら、消費者金融のカードローンを優先するのも間違いではありません。

融資としては微妙?クレジットキャッシングの金利相場

おまけとして、カードローンの使い勝手に非常に似ている『クレジットカードのキャッシング機能』の金利相場も見ておきましょう。

サービス 金利
オリコ 15.0%~18.0%
エポス 18%
セゾン 12.0~18.0%

クレジットカードでの借り入れはメイン機能ではないので限度額も控えめですし、何より金利も消費者金融以上に高めですね。

したがってクレジットカードのキャッシングは融資特化のカードが欲しい場合、あまりおすすめはできないでしょう。ただ、多機能な商品が多く一枚で買い物や融資、電子マネーなどを兼ねることができるので、借り入れの利用頻度が低いなら一考の余地があります。

借入先の会社のタイプによって、金利はこんなにも変わるんだべな。安く借りたいなら銀行だけんども、早く確実に借りるなら消費者金融を優先しても良さそうだべ。

クレジットカードのキャッシングはイマイチ頼りないから、何度も使うようなら別途カードローンを作るのがおすすめだべよ!

現金融資よりもお得?その他のローン金利の相場とは

ここまではカードローンの金利について見ていきましたが、人生において頼る可能性も高い他のローン…『目的別ローン』の金利相場も軽く触れておきましょう。

ローンの種類 金利の相場
住宅ローン 2%前後
自動車ローン 3%前後
教育ローン 4%前後

こうした特定の目的でしか使えないローンはどれも低金利で、特に住宅ローンや車ローンの数値は魅力的でしょう。
(⇒カーローンのおすすめ記事はこちら

ただ、小口融資がメインのカードローンとは異なり、こうしたローンは数百万単位から数千万円単位が当たり前で、元金が大きいと金利に関わらず支払利息は膨れあがりやすいです。

長引くほど支払総額も高くつくので、カードローン以上に返済ペースの管理が欠かせません。

金利だけ見ると凄い魅力的だけんども、目的別ローンは現金が自由に借りられるわけじゃないから、カードローンと同じ感覚では使えないんだべな。

目的専用のローンがあればそっち、ないならカードローンみたいな感じで使い分けていきたいべな!

カードローンで注目すべきは上限金利の相場だった?

それでは最後に、今回のまとめをしていきましょう。

  • 上限金利は最大20%まで
  • 下限金利は無制限で最高で0%も
  • 少額利用ならだいたい14%~18%くらいが相場

カードローンで融資を受ける場合、『だいたい14%から18%の間で借りる』という点に注目してください。

カードローンで小口融資を受ける場合、金利はほとんどが上限金利を設定されます。つい下限金利の安さで選びたくなりますが、そこまで増やさなくとも十分なら、むしろ上限金利の数値で選ぶべきです。

金利は限度額が大きいほど下がっていくものの、そこまで増額するには時間もかかるし、何より十分な収入や安定した職業も要求されるので、ほとんどの人は50万円程度の限度額で使っています。

下限金利を優先するなら「一生かけて増やしていくぞ!」という決意の有無が大切なので、『どんな用途でカードローンを使うか?』も最初に考えておきましょう。

金利は私たちの負担に関わる、非常に重要な要素です。その他の融資の基本と合わせて勉強し、カードローンを活用してください。

カードローンの金利で大事なのは『法律によって定められた数値』と『金融機関ごとの相場』だったべな。法律を知ることで安全に、そして相場を知ることでお得に借りられるよう、カードを作る前にしっかりと理解しておくべよ!

大手を使えば暴利も取られないから、最初のうちは金利の代表例として挙げた会社から選ぶのもおすすめだべ!

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