お金を借りる時の不安はココで解消!

これがメリット・デメリットだ!カーローンの特徴をご紹介

車を買うときによく使われる「カーローン」ですが、しかしなぜカーローンが選ばれるのでしょうか?

その理由である「カーローンのメリット」についてご紹介していきます。

一種の常識としても役立ちますので、使う予定がない方も確認してみてはいかがでしょうか?

同時に、カーローンならではのデメリットについてもあわせてご紹介します。車を買うときに使うローンはどれがいいのか、これらのメリット・デメリットから逆算すれば最適なローンを選べますよ。

やっぱり「低金利」!?

カーローンの一番のメリットは「低金利であること」と言えます!

具体的に金利がいくらになるかは実際に金融機関に相談してみるまで分からないことも多いのですが、たとえば一例として以下の金融機関の金利を見てください。

金融機関 参考金利
三菱東京UFJ銀行 2.975%
三井住友銀行 4.475%

*三菱東京UFJ銀行はネット専用金利の場合

HP上で金利が明記されている金融機関は少ないのですが、上記二行は金利が明示されています。

本当にこの金利で使えるかは金融機関の審査等を待たなければなりませんが、しかしカーローンの金利相場がいかほどのものか参考にはなりますよね。

そう、「カーローン」なんです。キャッシングなどとは違い「目的別ローン」の一種です。
(⇒主婦でも使えるカーローンの使い方

  • 資金使途が限定されているローン
  • 資金使途の限定や確認等が必要な代わりに金利が低い!
  • 銀行等の金融機関に用意されていることが多い

カーローンは必ずしも車の購入のみにしか使えないと決まっているわけではありませんが、およそどの金融機関のものでも間違いなく使えるだろうと言えるのは「車の購入」という使い道です。

それ以外の使途については各金融機関がアナウンスしている「資金使途」という条件をよく確認した方がいいでしょう。

そのように資金使途が限定されており、実際に利用するには「資金使途の確認書類」というものも必要とされるこのローンは少々手間がかかります。その代わりに「金利が低い」というメリットがあるのですね。

なんといってもこれが一番のメリットと感じられるのではないでしょうか?

  • ローンは低金利で使えた方がお得!
  • 高額を借りるときほど金利の低さは重要になる!
  • 衝動買いでもない限り手間をかけてでも低金利をゲットした方がお得!?

ローンで低金利が求められるのはさして説明の必要もないですね。キャッシングでもなんでもそうですが、低金利でお金を借りられるのは大変大きなメリットです。

利息は金利と借入期間、そして「借入額」によって決まりますから、高額借入をするときほど低金利は重要になっていきます。

同じ車を購入しても利用するローンによって支払総額が変わります。

車価格の相場を見てみましょう。

自動車の種類 相場価格
軽自動車 100万円~150万円
普通自動車 200万円~400万円
ブランド車 500万円~

一般人でも購入する車といえば軽自動車や普通車が多いかと思いますが、それでも最低100万円から200万円はすると見ておいた方がいいです。

それだけのお金を借りるとなれば少しでも低金利のローンをゲットしておきたいですね。

それなら低金利に強みがあるカーローンに大きなメリットがあると思いませんか?上にご紹介した金利を見てください。

このローンの利用には多少手間がかかる面がありますが、よほど衝動買いのような形で車を求めているのでないなら特に問題はないでしょう。

ちなみにキャッシングだと金利は最低どこまで下げられるのでしょうか?

提供元 キャッシング最低金利 必要限度額
三菱東京UFJ銀行 4.6% 500万円
三井住友銀行 4.0% 700万円超~800万円以下

以上のように、キャッシングでもキャパシティ的にはかなり低金利で使える余地があるのです。

しかしそれにはそれに見合った限度額での利用が必須となっており、それぞれ最高ランクの限度額で利用しなければなりません。

車もこだわり始めると天井知らずですから、これくらいのお金を普通に求めていることもあるでしょう。

それならキャッシングでも問題なくカーローン並の低金利をゲットできます。

ただ、「軽自動車でいい」という方にとっては少々使いづらい利用額帯になりますね。利用額の大小に関わらず低金利で使えるということで、カーローンは人気なのです。

キャッシングと似たメリットも

その他、カーローンにはキャッシングと似ているメリットもあります。

  • 担保・保証人不要
  • ネットから申し込める

細かい点ですが、これらの利点も知っておいて損はありません。

担保・保証人不要

キャッシングサービスが人気ローンとなった昨今、担保や保証人を求められる機会はグッと減ったと思います。

しかし「目的別ローンでは求められる」と思っている方も多いのではないでしょうか?

もちろんそういうケースもありますが、カーローンなら担保や保証人は変わらず不要で利用できる場合もあります。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行

たとえばこれらの金融機関が提供するカーローンです。いずれも「担保・保証人不要」です。これは大きなメリットですよ。

  • 手続きの手間が減る
  • 担保や保証人を持たない人でも気軽に申し込める

担保や保証人が必要な場合、手続きの手間も増えます。なんでもかんでも差し出せばいいというものではないからです。

本当にそれが返済不能時の担保になり得るのか、それをチェックしなければなりません。

担保価値の評定や保証人の審査など、いろいろと面倒な手間が生じてきます。この手間がなく、自分一人の信用力の審査だけでいいというのは大変手軽で大きな魅力かと思います。

そしてそもそも担保や保証人を用意できない人も多いでしょう。以下の表を見てください。

種類 望ましいもの 望ましくないもの
担保 不動産・有価証券・現金預金など 日用品・消耗品など
保証人 親・成人済みの兄弟、子どもなど 知人・友人・職場の上司など

担保や保証人とできるのはどういうもの(相手)なのかという表です。

担保とできるのは不動産系の資産や定期預金などの現金。有価証券とは株式などですね。

主にそういうものであって、「ビンテージのジャケット」や「お米10キロ」といった日用品・消耗品は担保になりにくいのです。

保証人も同様に「望ましい相手」に傾向があり、できれば血のつながりがある親族がいいとされます。

その他の相手でもOKとなる可能性はありますが、できれば親族から保証人を用意できた方が審査もスムーズです。

こういうモノや相手を誰もが持っているわけではありませんよね。

資産等をまだ持っていない若者やそういうものとは無縁の質素な暮らしをされている方などは担保を用意しづらいでしょう。

保証人になってくれそうな経済力ある親族が都合よくいるとも限りません。

自分一人の肩書きで申し込みができる!

そういうときでも担保や保証人が不要なら問題ありません。自分一人の肩書きで申し込めばいいだけですから!

キャッシングと同じようにカーローンでもそういう形で申し込みができるというのは大きな利点です。

ネットから申し込める

カーローンは銀行に足を運んで窓口で申込み…というイメージはありませんか?手続きの過程で来店が必要なことはありますが、申込み段階ではネットから申し込むことが可能です。

  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行

先に登場した三行ですが、これらはネットからの申込みも対応しています。これらを選べば利用の手間が減りますよ。

  • 手続きの手間が減る!
  • 急いで契約したいときに便利
  • 審査が不安な方にもオススメ

カーローン利用のためには以下のステップを踏まないといけません。

  • 申込み
  • 審査
  • 審査結果の受け取り
  • 契約手続き

キャッシングならこれらのステップは1時間以内に終わらせられることもありますが、カーローンはもう少し手間がかかりがちです。

そういうローンを少しでも手早く利用するためにはどうしたらいいのか。そのときこそ「ネットから申し込みをやる」ことがオススメです!

申込みのためだけに店舗まで足を運ぶ必要がないので手軽ですし、それだけ早く手続きを開始できますので結果的に申し込みのステップを素早く消化し始めることができます。

急いで契約したい人にはもってこいですよ。

そして審査をネットから申し込めるなら審査が不安な人にも便利なポイントです。

  • 受かるかどうか、とりあえず試せる
  • ダメならダメで結果が早くわかるので次の行動も取りやすい

審査のためだけに一度来店が必要だと手間な上、そこまでしたのに審査落ちとなっては悔しさも倍増ですよね(笑)。ネットから申し込めるなら手軽にお試し気分で申し込みが可能です。

パパッと審査に申し込めるなら結果的に審査結果も早くわかります。ダメならダメで早くわかった方が次の行動も取りやすいというものです。

このようにネットから申し込めることには利点が多いのです。カーローンは目的別ローンでありながらそういう利点もゲットできるありがたいローンなのです。

めとめ

カーローンのメリットをまとめます。

  • 目的別ローンらしい低金利!
  • それでいてキャッシングと似た利便性も持っている!

目的別ローンが使われる理由としてはやはり「金利が低い」というものこそ一番です。この点に関してはやはりカーローンの魅力は大きいと思います。

そして目的別ローンはキャッシング等と比べてまったくの別サービスなのかといったら案外そうでもなく、キャッシングと似た利点も持っているということ。

担保や保証人を用意できない人でも使えますし、ネットから申し込みだってできます。

車を買いたい人にとって大変便利なローンです。

デメリット

メリットについて先にご紹介しましたが、もちろんデメリットと言える部分もあります。そちらをご紹介しましょう。

  • 手続きが面倒くさい
  • 返済計画が必要
  • 利用額が大きすぎることがある

これらの点も考慮の上で利用を決めるとよいかと思います。

手続きが面倒くさい

先ほど軽く触れましたが、このローンを利用するためには「申込み」をしてから「審査」を受け、そして結果を受け取ってからの「契約手続き」というステップを消化する必要があります。

これらの手続きですが、キャッシングと違って1時間程度でパッと終わらせることが難しいのです。

  • 郵送や来店を挟む手続きとなっていることが多い
  • 必要書類が多い
  • 審査もややこしい

カーローンの手続きが面倒くさい一番の理由は「郵送や来店が必要だから」です。

先ほど「ネットから申し込み可能」と利点を挙げましたが、あれは申し込みまでです。完全に来店不要で手続きできる例は少ないですし、その場合でも郵送はどうしても避けられないことが多いです。

キャッシングのように契約だけweb上で終わらせてさっさと振り込んでもらうということも難しいのです。

その上、用意しないといけない必要書類も多めです。

  • 収入証明書(源泉徴収票・確定申告書など)
  • 自動車費用の証明資料(注文書・見積書など)

これらの書類は少額キャッシングだとまず必要ないものですよね。

利用額が高額になりがちなカーローンは収入証明が求められる機会も多くなります。源泉徴収票や確定申告書などを用意しておかなくてはなりません。

その上、資金使途が自動車関係費用に限定されているローンですからその証明も必要です。注文書や見積書などを用意しておく必要があります。

これらのものを用意するだけでもそれなりに面倒ですが、さらに審査もややこしいのです。

  • 申し込み制限が見られる
  • 申告項目が多い

まず申し込みをするためには「勤続歴1年以上」や「税込年収200万円以上」といった申し込み制限をクリアしないといけません。この時点である程度人が選ばれてしまうローンです。

その上、審査を受けようと思ったときキャッシングではあまり聞かれないような踏み込んだ質問もあります。

  • 資金計画
  • 勤め先の会社の資本金
  • 自分の部署名・役職名
  • 過去の転職歴

こういうことを間違えないように答えるのも面倒ですが、こういうことまで審査項目になっているこの審査自体もキャッシングよりはややこしくて面倒ですね…。

申し込み制限をクリアできてもだから審査に受かるとは決まっていません。普通に審査落ちに終わることもそこそこありえます。

キャッシングのようにすんなり使えないことは大きなデメリットだと言えます。

返済計画が必要

カーローンを使うときにはキャッシングを使うとき以上に返済計画を練っておくことをオススメします。

  • 利用額が大きく、返済期間が長くなりやすいため
  • 繰り上げ返済が意外と難しい場合がある

まずは普通の話で、利用額が大きくなりやすいがために無計画に利用すると返済を失敗しやすいからです。

思っていたより返済が進まず、利息が高騰して返済に詰まった…ということがないようにしたいですね。

金利が低くても借入額が大きいと実際の利息は大きくなりがちです。返済にはどれくらいかかり、どれくらい利息がかかりそうか、具体的に試算しておきたいですね。

そしてもう一点、繰り上げ返済が難しいことがあるのです。ここはキャッシングとの違いが目立つ点です。

ローンの種類 繰上返済の手続き 手数料
キャッシング ATM、ネットバンクなど多数 無料~数百円
カーローン 方法指定 無料~数千円

キャッシングなら繰り上げ返済について特に確認しなくても問題ないことがほとんどです。

方法はATMやネットバンクなど多数の方法があり、手数料もあまり気にする額にはなりません。

しかしカーローンの場合、方法が「窓口のみ」とされているケースもあり、手数料として5千円近い額を請求されることもあります。金融機関によって差が大きいですので事前に確認しておきたい点です。

繰り上げ返済が簡単にできる場合は返済計画も随時修正しやすいですが、そうでない場合は事前の計画がないと難しいかもしれません。

カーローンにはこういう硬直性もあるのです。

利用額が大きすぎる

こちらも金融機関によって差が大きい面なのですが、目的別ローンにありがちなデメリットです。

  • 最低利用額自体が高額になっている
  • 少額だけでいい人は使いづらい

ローンには「最低でもこの額からスタート」という最低借入額が決まっています。これがカーローンの場合は高い例があるのです。

ローンの種類 最低利用額例
キャッシング 1万円~10万円
カーローン 10万円~50万円

キャッシングならたいてい1万円から借りれます。下手をすると千円単位で借りれることもあるのです。利用額的には小回りの利くいいサービスです。

これがカーローンだと10万円からとなっているサービスが多く、ときには50万円からとなっていることもあるのです。最低でも何十万も借りないといけないのはちょっと厳しいですね…。

もちろん最初から高額利用しか考えていない人なら特に問題はないでしょうが、「車を買うお金が少し足りないのでその分だけ借りたい」というような人は注意しないといけません。

少額だけでいいならキャッシングの方が使いやすいかもしれませんね。

まとめ

デメリットをまとめます。

  • 目的別ローンらしい手続きの面倒くささ…
  • 事前の確認と計画が必須!
ネットで申し込めるという点まではスピーディでいいのですが、やはりキャッシングとは質的に違うローンです。手続きの進め方や審査の厳しさはキャッシングにはないものがあります。

本気で契約を考えているならやはり若干の面倒くささが否めません…。

そして返済や最低利用額等も金融機関の規定によってばらつきが大きいですから事前に確認しておかないと「こんなはずじゃなかった…」ということになりかねません。

最終的に契約を結んでしまう前に、必ずどこかで規定等に一度目を通しておきましょう。

一つの選択肢として検討しよう

メリットとデメリット、それぞれご紹介してきました。最後にまとめます。

  • 金利の低さが一番の魅力!手軽に利用できる面もある
  • しかし全体的に手続きは面倒な面が大きい。事前の計画性も必須

カーローンとは、金利の低さを一番の魅力として持っており、また簡単に利用できる面もあるのですが、それに見合う手続きの煩雑さをもっているということです。事前の計画性が必須と言っていいでしょう。

車の購入費として主に使われるカーローンですから、多少の手間を取っても金利の低さがほしいという声が多いため、カーローンはよく使われるのです。そういう状況にあるならカーローンをオススメします。

しかしカーローンにはデメリットもあることがわかりましたね。車を買うならなんでもかんでもカーローンに頼ればいいというわけでもありません。

  • どうしても急ぎでお金を貸してほしい!
  • 本当に数万円程度でいい
  • すぐ返せるので手間をかけるのが面倒

このような状況ならキャッシングでも間に合わせることはできるでしょう。どちらが優れているかは状況次第です。

カーローンはあくまで選択肢の一つとして検討してください。

【参考ページはこちら】
アルバイト・パートでもカーローンは使える?

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