悩んでいる方へ！自営業者版オリックス銀行カードローンの使い方

自営業だとお金を借りにくい、そんな噂を聞かれたことがある自営業者の方も多いかと思います。それは、ある意味では間違っていないのですが、毎月きちんと安定収入を得ている自営業者の方なら、カードローンの利用ができる可能性は十分にあります。

同じ借りるのなら銀行の方が安心感がある、そんな風に考えて銀行の商品を探している方の場合、候補の一つとしてオリックス銀行カードローンがあります。ですが、自営業の方が利用する際には注意するべき点もあります。

そこで、自営業の方が安心して申し込みができるよう、自営業版のオリックス銀行カードローンの使い方をご紹介します！

自営業だからこその注意点！借りたお金は事業には使えません

自営業者の方がオリックス銀行カードローンを利用するにあたって最初に確認しておきたいのが、何のためにお金を借りたいのかということです。

お金を借りたい理由が運転資金として使いたい、設備投資資金にしたいなどの理由であれば、この商品は向かないということで、これは、自営業の方だからこその注意点ですね。

まずは、このポイントをしっかり確認しておきましょう。その上で、一定の条件を満たす人なら自営業者でもオリックス銀行カードローンを利用することができます。

もっと言えば、オリックス銀行の商品に限らず、カードローン商品を利用するには満たすべき条件があるものです。
（⇒キャッシングの基礎知識について教えて！）

では、オリックス銀行カードローンの利用条件を確認しましょう。

利用できる人

オリックス銀行カードローンを利用できるのは、以下の条件をすべて満たしている人です。

• 申し込みの時に年齢が満20歳以上65歳以下である
• 原則として毎月安定した収入があること
• 日本国内に在住していること（外国籍の人の場合永住者か特別永住者であること）
• 保証会社の保証を受けられること

このように、申し込み対象年齢が決まっていたり、収入に関する条件があったりするので、この条件に当てはまっているかどうかを確認する必要があるんですね。オリックス銀行カードローンの保証会社は、オリックス・クレジット株式会社か、新生フィナンシャル株式会社のどちらかです。

満たすべき条件は、それほど難しいことではなさそうですが、自営業の人が最も気にしなければいけないのは、毎月安定した収入があるという部分です。給与所得者の場合、毎月ほぼ同じ金額の給料を受け取ることがわかっていますが、自営業の場合そうもいかないことがあるからです。

毎月、ということですから、月によって収入の変動が大きい場合はちょっと難しいこともあるということすね。年収が多いことよりも、毎月似たような金額の収入を得ている方が、返済が滞る月が出るなど問題が出にくいこともあり、毎月収入がきちんとあることが重視されます。

そのため、毎月ある程度の収入を安定して得ているのなら、職業に対する制限は書かれていませんので、自営業の人でも心配すること無くオリックス銀行カードローンが使えると言えます。
（⇒自営業者でもカーローンは使えるの？）

ちなみに、以下の人は安定した収入があるとはみなされず、融資の対象とならないことも明記されています。

• 専業主婦または専業主夫
• 学生
• 年金受給のみの人

自営業はこの中に入っていませんから、収入の安定性が認められれば、オリックス銀行カードローンが利用できる可能性があるということがわかりますね。当然と言えばそうですが、無職の人は収入自体が無いので、この商品を利用することは不可能です。

収入の安定性には営業年数も大きく関わる！

安定した収入を得ているということには、営業年数も大きく関わっています。勤め人の場合は勤務年数となりますが、これが長ければ長いほど、同じ職場で働き続ける可能性が高いと見られ、収入が安定していると判断されます。

これは自営業の場合も同じで、営業年数が長ければ長いほど、安定して事業を営むことができていると判断されます。そのため、今の事業を始めて間が無いなどの場合、審査でかなり不利になることを知っておきましょう。

その場合は、営業年数が1年くらいになるまで待った方が、審査可決の可能性は高まります。

事業にお金を使いたいアナタにはこの商品がお勧め！

余談ではありますが、事業費を目的としてカードローンを利用したいと考えてここを開かれた自営業者の方には、以下のような事業向けの商品がお勧めです。

自営業者が事業を目的としてカードローンを作るのなら、事業者向けのタイプの商品を選ぶべきだということですね。事業者向けのカードローン商品は、銀行やクレジット会社、信販会社、大手消費者金融会社など、複数の業者が発行しています。

事業性資金としてお金が使えるカードローンには、ご紹介したように事業性資金としてしかお金が使えない商品と、事業性資金としても私的な資金としてもお金が使える商品とがあります。

事業とし生活を明確に分けたい人には事業専用のものを、いざという時に備えてどちらにも使える商品がいい人は両方に使えるものを契約しておくと安心です。

ちなみに、銀行以外の消費者金融などの貸金業者からお金を借りる場合、年収の3分の1を超える金額を借り入れすることが制限される総量規制の対象となります。ですが、事業性資金としてお金を使う場合、総量規制対象外となり、貸金業者からの借り入れであってもそれよりも多くのお金を借りられる可能性もあります。

申し込みはネット経由で簡単！借り入れまでの流れをご紹介

それでは、事業性資金以外にお金を使うことを目的としてオリックス銀行カードローンを利用したい自営業の方に向けて、オリックス銀行カードローンの借り入れまでの流れを確認したいと思います。

商品概要

まずは、上品の概要を見てみましょう。オリックス銀行カードローンは、以下のような特徴を持った商品です。

借入利率は、コースによって変わります。コースと利用限度額、借入利率の関係は以下の通りです。最大で800万円コースまでありますが、ここでは一部抜粋でご紹介します。また、違うコースで利率が同じ場合はまとめてご紹介しています。

最初に確認したように、資金使途は自由ではありますが、事業性資金としては使えないことが明記されています。

この商品の契約期間は1年で、その後は原則として自動更新です。ただし、更新の際には審査がありますので、審査に通らなければ更新することができません。

申し込みから借り入れまで

オリックス銀行カードローンは、以下の流れで申し込みから借り入れまでができます。

必要書類の提出は、登録したEメールアドレスに送られる必要書類アップ用のURLを利用してそこからアップロードすることも可能です。

来店不要で自宅にいながら手続きが完了できるので、便利ですね。

即日融資は不可！余裕を持って申し込もう

オリックス銀行カードローンでは、審査結果は最短であれば即日わかります。ただし、申し込み状況によっては時間が必要なこともあります。

審査結果は早ければその日のうちに聞くことが可能ではありますが、借り入れまでの流れを見ていただければわかるように、ローンカードは郵送で届きます。さらに、最終審査と必要書類確認が終わるまでは、ローンカードを利用することができません。

ということは、オリックス銀行カードローンでは、ローンカードが届くまで初回の借り入れができないということなのです。

つまり、申し込んだその日のうちにお金を借りる、即日融資は不可能なカードローンだということですね。

そのため、申し込む際には余裕を持って申し込みをすることが必要です。

自営業者の在籍確認について

オリックス銀行カードローンでは、借り入れまでの流れの中にあったように勤務先への在籍確認や本人への意思確認の電話が行われます。本人への意思確認の電話の内容は、申し込んだのが本当に本人か、申し込んだ内容に間違いが無いかを確認するための電話です。

自営業者の場合、業務用に自宅とは別の固定電話を持っているという人もいれば、自宅を職場としている人の場合は自宅の固定電話を兼用している人もいることでしょう。さらに、携帯電話のみで営業をしている人など、様々だと思います。

なぜなら、携帯電話はすぐに解約することができますし、持ち歩きもできるため本当にそこで仕事をしているかどうかのチェックがしにくいからです。

固定電話を持っていない自営業者の場合、不利になる可能性があることを知って申し込みをしましょう。

必要なもの

申し込みの際には、以下の書類の提出が求められます。

• 本人確認書類（写し）
• 所得証明書類（写し、利用限度額が300万円を超える人のみ）
• 預貯金口座振替依頼書（返済方法に口座引落を希望する人のみ）

本人確認書類としては、以下のいずれかを提出しましょう。

• 運転免許証もしくは運転経歴証明書
• 健康保険証
• 個人番号カード
• 日本政府が発行するパスポート
• 在留カードもしくは特別永住者証明書

これらの書類は写しとありますので、コピーの提出で構いません。

所得証明書類は、勤め人か個人事業主または会社経営者かで違ってきます。厳密に言えば、自営業者は個人事業主よりさらに広い意味で使われる言葉で、個人事業主や個人の力で会社を設立して経営する人を含む言葉なので、個人事業主または会社営業者に求められる以下の書類が所得証明書類として有効です。

• 住民税決定通知書もしくは課税証明書
• 納税証明書（その2）
• 付表を含む確定申告書

これらも写しとあるので、コピーの提出で構いません。また、提出が求められるのは、利用限度額が300万円を超える人のみです。ですが、オリックス銀行で案内されているように、審査結果によっては利用限度額300万円以下の人でも、所得証明書類の提出が求められることがあります。

職種によって審査の通過に有利・不利があることは否めません。なぜなら、職種によって収入の安定性がある程度決まるからです。例えば公務員や大きな企業に勤める人は、倒産などが起こりにくく、収入を得られなくなる機会が少ないとみなされます。逆に自営業の場合、いつ事業が上手く行かなくなるかわかりませんよね。

自営業の場合、勤め人と違って収入があることが証明しにくいわけですから、所得証明書類の提出を求められる可能性が高いと言えます。そのため、事前に用意しておくと安心です。

所得証明書類を提出することはマイナスではなく、それによってはっきりと所得が安定していることを示せるわけですから、むしろ審査上安心感を持ってもらえると考えてもいいですね。ただし、収入が安定していない自営業者の場合は、残念ながら不利になってしまうこともあります。

これはやめよう！6カ月以内の複数回の申し込み

もともと、カードローンの申し込みを6カ月以内に複数回すると、審査に通るのはかなり難しくなっています。なぜかというと、それだけたびたびもうしこまなければいけない状況だということは、審査に通らなかったか、よほどお金に困っていてあちこちから借りようとしているかと推測されるからです。

カードローンやキャッシングなどの申し込みをした事実は、個人信用情報機関というところに記録として残されます。そのため、嘘をつこうとしてもわかってしまうわけですね。そのため、ごまかしはききません。

オリックス銀行カードローンでは、これに関してはかなり厳格で、申し込みフォームに進む前の画面で注意事項として6カ月以内に複数回の申し込みをするのは遠慮するようにという案内があります。

明記されているわけですから、それをすると当然審査に通らないことがわかりますね。そのため、6カ月以内の複数回の申し込みは、絶対にやめましょう。

即時振り込みも可能で便利！借り入れ・返済の方法を確認しよう

それでは、オリックス銀行カードローンの借り入れ方法や返済方法など、利用の仕方について確認しましょう。

借り入れ方法

借り入れする際には、以下のいずれかの方法が利用できます。

• 指定の口座に振り込みをしてもらえる振込融資
• ローンカードを利用してのATM引き出し

振込融資を受けたい場合には、パソコンや携帯電話を利用してのお客様専用サイトである「メンバーズナビ」からの申し込みと、電話からの申し込み方法があります。いずれかの方法で申し込むと、指定の口座にお金を振り込んでもらう形での融資が受けられます。

振込時間は、振込先の銀行によって変わります。ジャパンネット銀行に口座を持っている人なら、申し込んだらすぐに融資が受けられる即時融資が可能です。それに対して、その他の銀行の口座の場合、時間によってではありますがその日のうちにお金が借りられる即日融資が可能です。

即時融資の方が借り入れまでの時間が早いので、ジャパンネット銀行に口座がある人は、そちらを利用すると便利ですね。詳細は、以下の通りです。

◎振り込み先がジャパンネット銀行の場合

ジャパンネット銀行が振り込み先の場合、23：50～0：10を除いて、曜日に関わらず即時振込が受けられるということですね。

◎振り込み先がジャパンネット銀行以外の場合

ジャパンネット銀行の口座以外に振り込んでもらう場合、即時の借り入れは不可能ですが、時間に気をつけて申し込みをすれば振り込みの依頼をした日のうちに振り込みをしてもらうこともできます。

早い時間に申し込みをすれば、10時までに振り込んでもらうこともできますので、即時振込ではなくてもそれほど不便に感じることは無いのではないかと思います。

返済方法

オリックス銀行カードローンの返済には、毎月決められた返済日までに返済をする約定返済と、余裕がある時に多めに返済をしておく随時返済とがあります。

約定返済の方法は、以下の通りです。返済日は、毎月10日か月末日かを選択することができます。

• 口座引落
• 振り込みでの返済（ATMの利用・返済専用口座に振り込み）

口座引落は、事前に口座を登録しておき、その口座を利用して返済を行います。ただし、口座引落が不可能な金融機関もありますので注意が必要です。一例として、口座引落不可の金融機関にはゆうちょ銀行、オリックス銀行、セブン銀行などがあります。

隋返済の方法は、以下の通りです。随時返済は、余裕がある時にいつでもすることができます。

• 口座引落
• 振り込みでの返済（ATMの利用・返済専用口座に振り込み）

ただし、指定した口座からの引き落としで返済をしている人は、毎月の返済日に増額する方法でしか随時返済はできませんので注意しましょう。増額返済をしたい時には、メンバーズナビを利用して申し込みをします。

いくら返済すればいい？

約定返済日の返済額の決め方である返済方式は、借り入れ残高によって決められる残高スライドリボルビング方式です。いくつかの区分を例に挙げて、どれくらい返済をすればいいのか確認してみましょう。

これ以上の残高の返済額が知りたい場合は、オリックス銀行の公式ホームページを参考にしてみてください。

随時返済の場合、特に指定の金額はありません。

提携ATMのご案内

オリックス銀行カードローンでは、借り入れにも返済にも提携ATMが利用できます。ご存知のように、オリックス銀行は無店舗型の銀行であるため、店舗や自社ATMネットワーク網を持っていません。そこで、提携ATMを利用して様々な取引を行うことになります。

オリックス銀行の提携ATMは、2016年の5月末現在で95,000台以上あり、とても便利なんですよ。

さらに、ATM手数料が無料であることもメリットです。

借り入れや返済の度に手数料がかかると、手数料だけでもかなりかかることになりますので、これは嬉しいサービスです。

では、提携先をいくつかのグループに分けてご紹介しましょう。ここでは一例をご紹介しており、他にも利用可能なATMがあります。

◎銀行

• 三菱東京UFJ銀行
• 三井住友銀行
• 西日本シティ銀行
• ゆうちょ銀行
• イオン銀行

◎コンビニ

• セブン銀行ATM
• コンビニATM E-net
• ローソンATM
• デイリーヤマザキ
• ポプラ
• ファミリーマート
• スリーエフ

提携先がこれだけあれば、便利に利用できそうですね！

自営業者でも問題無く申し込める！オリックス銀行カードローン

オリックス銀行という銀行キャッシングは、自営業者でも問題無く利用できる商品です。

ただし、自営業であっても以下のようなことがあると借り入れが難しいこともありますので、注意しましょう。

• 年齢制限を満たしていない
• 毎月安定した収入を得ていない
• 所得証明書が用意できない
• 固定電話が無い

また、自営業であるかどうかに関わらず、これまでに借り入れをしたことがあって、その返済が滞っている場合はすでに信用できない状態にあると言えるため、新たな借り入れはかなり難しくなります。そのため、そういった経験がある人も注意が必要です。

それらの心配が無い人は、自営業者でも問題無く利用できるオリックス銀呼応カードローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。この商品はおまとめローンにも利用できますので、すでに複数の借金があって管理が難しい際にもお勧めですよ！

【参考ページはこちら】
自営業者でもモビットで借りられる？