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借入額で変わってくる!気になるモビットの金利は?

お金を借りる時に、金利のことが気にならないと言われる方はいらっしゃらないのではないでしょうか。お金を借りたからには返済する必要があり、利息もつけて返さなければいけないのですから、利息の金額が多いか少ないかを決めるもととなる金利は、かなりみなさん意識される部分だと思います。

この金利の決め方なのですが、実はカードローンごとに特徴があり、利用限度額によって枠が設定されているタイプもあれば、この範囲から決定されるとだけ案内されているものもあるんですよ。

では、大手消費者金融であるモビットの場合、金利はどれくらいでどのように決められているのでしょうか?

気になるモビットの金利について、詳しくご紹介します!

モビットの金利の決め方は利用限度額によるタイプではありません

モビットは、ホームページ上でキャッシング・カードローンについてはモビットへと謳っているほど力を入れている業者で、名前を知らない人はいないのではないかとも言える大手消費者金融会社です。最大の利用限度額は800万までで、大口融資も可能です。

モビットでは、インターネットや電話、ローン申込機、郵送などの様々な方法で申し込みが可能ですし、またローン申込機でカードを受け取るか、コールセンターから審査結果の連絡があった時にその場で会員登録をするかすれば、即日融資が受けられます。

三井住友銀行か三菱東京UFJ銀行に普通預金口座を持っていることと、モビットが指定する種類の健康保険証を持っていることが条件となりますが、それを満たしていればWEB完結申込と呼ばれる方法で郵送物も電話連絡も無しで申し込みから借り入れまでできる方法もあります。この方法でも即日融資が可能です。

このように、モビットはとても便利に利用できる消費者金融です。
(⇒モビットのカードローンについてもっと詳しく

ですが、どのように便利なサービスであっても、やはり金利は気になるところですよね。そこで、モビットの金利の決め方について確認しましょう。

モビットの金利の決め方

モビットでは、金利に関して貸付条件の中で以下のように案内しています。

実質年率:3.0~18.0%
借入利率:契約毎に定める

このことからわかるのは、金利は3.0~18.0%の範囲で決まり、さらに契約ごとに決められるということは、審査結果を元に申し込んだ人によって違う金利が設定されるということです。

これは消費者金融系のカードローンに多い金利の決め方で、例えば大手消費者金融を例に見てみると、金利の決め方は以下のようになっています。

消費者金融名 金利の決め方
アコム 契約極度額が1万円~100万円未満の場合実質年率3.0~18.0%、契約極度額100万円~800万円の場合実質年利3.0~15.0%
アイフル 4.5~18.0%の間で設定する
プロミス 4.5~17.8%の間で設定する

やはり、細かく利用限度額に対する金利が決められているわけではないことがわかりますね。それに対して銀行系カードローンに多いのが、利用限度額によって細かく金利がせってされている場合です。そこで、例を挙げて比較してみましょう。

利用限度額によって細かく金利が設定される商品の例

利用限度額によって細かく金利が設定される商品の例として、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」を見てみましょう。(こちらもご参考に→三菱東京UFJ銀行カードローンのバンクイック

バンクイックの金利の設定は、以下のようになっています。

利用限度額 金利
10万円以上100万円以下 年12.6~年14.6%
100万円超200万円以下 年9.6~年12.6%
200万円超300万円以下 年7.1~年9.6%
300万円超400万円以下 年6.1~年7.1%
400万円超500万円以下 年1.8~年6.1%

オリックス銀行カードローンを例として見てみても、やはり利用限度額によって金利が細かく設定されているのがわかります。

利用限度額 金利
100万円未満 年12.0~年17.8%
100万円以上150万円以下 年9.0~年14.8%
150万円超300万円以下 年6.0~年12.8%
300万円超500万円以下 年4.5~年8.8%
500万円超700万円以下 年3.5~年5.8%
700万円超800万円以下 年3.0~年4.8%

これだけ細かく金利の範囲が決められていると、利用したい金額によって金利がどれくらいになりそうかの予想が立てやすいですね。

なるほどなあ、金利の決め方には、モビットのように範囲だけを提示してその間から決めるという方法と、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」のように利用限度額によって細かく金利が指定されている方法とがあるんだべな。

予想しやすいのは、金利が細かく指定されている方だすな。

利用限度額が高いほど低め?金利の傾向を知ろう

モビットの金利は、実質年利3.0~18.0%間から決められるため、はっきりとこの金利になるというのは、正直なところ審査を受けてみなければわかりません。

とはいえ、金利の決め方にはある程度の傾向はありますので、それを確認しましょう。

どの金利になるか明言はできないが傾向はある!

先ほど、金利の決め方の例として挙げた銀行カードローンの例を見ていただければお気づきだと思うのですが、金利は利用限度が高いほど低めになる傾向があります。それは、低い金利で少額の融資をすると、利益がほとんど得られないからです。

逆に、低い金利でも高額の融資なら、受け取れる利息額はそんなに少なくはなりませんよね。

利息額の計算方法は、元金に金利と借入期間を掛けるものですので、例えば100万円を30日借りたとして、金利の違いによって利息額がどれくらい違うかを見てみましょう。金利は、モビットの最低金利と最高金利で計算しています。金利は年利なので、それを日割りにして計算します。

最低金利3.0%の場合:1,000,000円×3.0%÷365日×30日=2,465円
最高金利18.0%の場合:1,000,000円×18.0%÷365日×30日=14,794円

同じ金額でも、金利によって利息額はこんなに違います。

だからこそ、利用限度額が低い場合には金利を高めにすることで利益を得、逆に利用限度額が高い場合はそんなに金利を高く設定しなくてもいいということなんですね。

ということは、できるだけ利用限度額を高めに希望する方が、金利は低く設定される可能性が高いということが言えます。

貸金業法からわかること

利用限度額が高い方が金利が低めに設定されると言うことは、モビットが従っている貸金業法という法律からもわかります。モビットは消費者金融会社なので、分類上は貸金業者となります。

貸金業法では、上限金利について以下のように規定しています。

  • 利用限度額が10万円未満…上限金利は20%まで
  • 利用限度額が10万円以上100万円未満…上限金利は18%まで
  • 利用限度額が100万円以上…上限金利は15%まで

つまり、モビットでも利用限度額が100万円以上の場合、金利が15%以上になることは無いと言えるわけです。アコムで金利が2つのパターンに分けて説明されているのは、このためなんですね。

余談ではありますが、以前はこの上限金利が出資法という法律と利息制限法という法律の間で異なっており、最大で29.2%の金利で貸付が行われていたこともありました。

実際には業者によっては20%を超える金利は無効とされていたのですが、罰則規定があるのが29.2%を超えた場合のみだったので、対象ではない業者まで規定より高い金利でお金を貸していた事実がありました。

最近CMなどでよく耳にする過払い金とは、本来なら認められない金利でお金を借りた際に余分に支払った利息のことです。不要なお金まで支払いをしたのだから、その分を取り戻そうということですね。現在ではそのようなことはなく、きちんと統一が図られています。

金利を低めにしたい時に気をつけるべきこと

利用限度額が高いほど金利は低めになる傾向にあると言われると、つい金利を低めにしたいがために高めの利用限度額で希望を出したくなりますよね。ですが、それには危険もありますので、金利を低めにしたい時に気をつけるべきことについて確認しておきましょう。

モビットで借りれる条件として、年齢制限を満たしていること(20歳以上69歳以下)と、安定した収入を定期的に得ていることというものがあります。

もちろん、モビットはパートやアルバイト、派遣社員の人なども利用できるのですが、正直なところ正社員や公務員の人の方が、より仕事を辞めにくいと考えられるため、信用力が高くなります。

ここで言う信用力とは、返済能力と考えてもいいものですが、要はどれだけ続けて返済がきちんとできそうかが審査で見られているということです。同じ正社員でも、仕事を始めたばかりの人よりも、何年も同じところで続けて働いてる方が信用が高くなります。

信用力がある人程より多くのお金が借りられ、そうでない人の場合は利用限度額が抑えられます。そのため、ただ高い金額を希望すればいいというものではなく、自分の収入に見合った金額の希望をすることが大切です。

収入に見合わない高い金額を希望してしまうと、帰って返済を管理する力を疑われ、審査上不利になることもありますので注意しましょう。

どれくらいの金額が目安になる?

自分の収入に見合った金額を希望するように、と言われても、目安となる数字が無いと難しいですよね。ここで一つの目安となるのが、年収の3分の1という数字です。

先ほど貸金業法について触れましたが、貸金業法には総量規制という決まりもあり、この決まりは申込者の年収の3分の1を超える融資はできないという内容となっています。これは、多重債務者が出ることを防ぐ目的で決められていますので、モビットもこれを守って融資をしています。

ちなみに、この決まりのことを総量規制というのですが、総量規制は法律による定めですから、年収の3分の1を超える金額の借り入れできませんので、3分の1という数字が一つの目安と言えるのです。とはいえ、最初から法律で定められたギリギリの範囲のお金を貸すとは考えにくいものです。

返済実績を積み重ね、モビットから信用が得られれば、より多くのお金が借りられるようになります。その証拠に、モビットでは利用限度額の増額ができ、その場合には審査があるのでコールセンターに問い合わせるようにとの案内があります。

法律の関係で年収の3分の1を超える金額の融資はできないのに増額が可能だということは、最初から年収の3分の1まで貸してくれるわけではないとも考えられますね。そのため、初めての申し込みの場合はそれよりもさらに低めで申請する方が審査上有利と言えます。

利息額を抑えたいなら一括返済という方法も!

補足説明ではありますが、金利を抑える別の方法として、追加返済もしくは一括返済をするという方法があります。借入期間が短ければ短いほど、かかる利息は少なくて済みます。そのため、余裕のある時に多めに返済したり、ボーナスが入った時に一括返済をしたり、といった方法も利息額を減らすのにお勧めです。

モビットでは、この追加返済がとても便利にできます。モビットの場合、追加の返済と知らせる必要もなく、いつ、何度追加返済をしてもいい仕組みになっているんですよ。これは嬉しいサービスですね。

ただし、追加返済をしても月々の返済が無くなるわけではありませんので、毎月の返済ができるだけの余裕は残したうえで返済計画を立てることが大切です。

追加返済をしたせいで通常の返済ができなくなってまたお金を借りる、といった本末転倒なことにならないよう注意しないといけないということですね。

返済のイメージは返済シミュレーションで掴もう!

借り入れのイメージはしやすくても、返済のイメージは金利が含められることもあってなかなかイメージしにくいかもしれませんね。そんな時には、返済シミュレーションを活用することをお勧めします。

モビットの場合、返済シミュレーションには毎月の返済額を試算する物と、返済月数(返済期間)を試算する物があります。金利も含めて計算できますので、利用することで返済のイメージを掴みたいものですね。

モビットの場合、金利がいくらになるかはっきり知ることはできなくても、利用限度額が高いほど金利は低めになるだろうという予想はできるわけだすな。

金利を抑えるのに高めの利用限度額にしたくても、法律の関係や信用力の問題もあるから、年収の3分の1を目安に自分の収入に合った金額を希望しないと駄目なんだす。

金利と共にチェックしておきたい!手数料

お得にお金を借りることを考えた場合、どうしても金利に目が行きがちですが、もう1つチェックしておくべき点があります。それは、手数料です。

どんな時に手数料が発生するの?と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、カードローンを利用する場合、借り入れや返済の際に手数料が発生することがあります。

では、モビットの場合どのような時に手数料が発生するのか、確認しておきましょう。

入会金や年会費は発生しません!

モビットの場合、入会金や年会費は発生しません。そのため、カードを持つこと自体でお金がかかることはありません。

提携ATM利用時に手数料がかかることも!

モビットの案内によると、提携ATMを利用する場合に以下の手数料が発生することがあります。

取り引き金額 1万円以下 1万円超
手数料 入金・出金とも108円 入金・出金とも216円

毎回これだけの手数料が発生することを考えると、利用回数が多ければ多いほど負担になると言えます。

手数料がかからない取引方法には条件があることも

提携ATMを利用することで手数料が発生するのなら、そうでない方法で借り入れや返済をすればいいわけです。

借り入れの場合、電話やネットを通して依頼をする振込キャッシングを利用し、自分の持つ口座に振り込んでもらって手持ちキャッシュカードを利用し、預金を下ろすように使う方法なら手数料が発生せずに済みます。

返済の場合も口座振替を利用すれば手数料は発生しないのですが、その方法は三井住友銀行か三菱東京UFJ銀行に口座を持っている人しか利用できません。

ATMを利用すればATM手数料がかかりますし、銀行振込の方法で返済をした場合の振込手数料も利用者の負担となります。そのため、できれば手数料のかからない方法を利用する方が、より負担なくモビットを利用することができます。

どの業者でも手数料がかかるの?

ATMを利用すると、どの業者でも手数料が発生するのかというと、そうでもありません。多くのところで手数料が必要なのは確かなのですが、例えば先ほど金利の決まり方を確認した三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、自社のATMを利用しても、提携先のコンビニATMを利用しても、手数料がかかりません。

ただし「バンクイック」でも、返済に銀行振込の方法を利用すると、三菱東京UFJダイレクトを利用する場合以外には振込手数料がかかるので、手数料が発生する方法もあることを知って、できるだけ手数料不要で取り引きができる方法を選びたいものです。

そうか、カードローンをお得に利用できるかどうかには、金利ももちろん関係するけれど、手数料も関係あるということなんだべな。

それも含めて、返済の時にどれくらいの負担が必要かを計算しないといけないんだす。

モビットの金利は範囲のみの案内なので審査を受けるまでわからない!

ここまで確認してきたように、モビットの金利の決まり方は、指定された範囲の中で審査によって決定される形なので、実際に審査を受けてみるまでどの金利になるのかがわかりにくい部分があります。とはいえ、金利は利用限度額が高くなれば低くなりがちであるという傾向はあります。

だからといって、むやみに高い利用限度額を希望してしまうと、総量規制との関係で借り入れ自体ができない可能性があります。

そこで、年収の3分の1を目安として、それより低くなるように利用限度額を希望することをお勧めします。

便利なカードローンとは言え、借金であるという意識は必要ですので、きちんと返済できる金額だけ借りると言う意味でも、借り過ぎには注意したいものです。

モビット自体はとても申し込みがしやすく、また使いやすい消費者金融会社ですので、金利の決め方を知った上で、利用してもいいと言われる方はぜひ審査を受けてみてはいかがでしょうか。

【参考ページはこちら】
モビットの申込みガイドをチェック!

モビットの金利は、審査を受けてみるまでははっきりしないということだべな。ただし、利用限度額が高くなるほど金利は低めになるというけいこうだけはわかっているんだすよ。

でも、あまり高い金額を最初から希望すると返済の管理能力を疑われる可能性もあるから、年収の3分の1を目安として、それよりも低めな金額で申し込んで、返済実績を重ねて信用を得る方が堅実なんだべ。

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