ブライダルローン金利比較!実例や相場をご紹介!
結婚に関する費用を借りられるローンとして「ブライダルローン」がありますよね。人生の節目を彩るイベントの費用を借りられて便利ですが、金利はどれほどになるのでしょう?
金利が高すぎるとあとで泣きを見ることになりますから、具体的に知っておきたいですね。
今回はブライダルローンの金利の実例をご紹介していきます。相場はどれくらいなのか、ご確認ください。
金利一桁が多い!専用のブライダルローンの例
ブライダルローンの金利の実例について、いくつか例をご紹介します。
提供元 | ブライダルローン金利 |
---|---|
千葉銀行 | 5.00%~5.20% |
常陽銀行 | 5.475% |
楽天銀行 | 7.0% |
アプラス | 7.20%~14.40% |
同じブライダルローンであっても、提供元によって金利はそれぞれ変わります。厳密にはそれぞれのローンの詳細条件をよく確認してもらう必要があるのですが、だいたいの相場として、金利は一桁台になることが多いです。
より低い金利でブライダルローンを使いたいと思うなら、千葉銀行や常陽銀行といった、店舗をもっている銀行のブライダルローンを利用する事をオススメします。これらなら5%台の金利で使えることも多いです。
ネットバンクや消費者金融からブライダルローンが提供されている例も見られますが、それらだと10%以上の金利になる例も見られます。
少しでも低い金利でブライダル費用を借りたいと思うときは、できるだけ実店舗のある銀行で利用することです。近くにある地方銀でも十分ですよ。
金利の条件がいいほど、審査は難しいことが多いので注意を
金利だけで見れば、上の表でご紹介した中では「千葉銀行」や「常陽銀行」がいいと思うかもしれません。
金利だけで言えば確かにその通りですが、しかし誰もがその条件で難なく使えるとは限りません。金利がいいほど、他の条件が厳しくなることは知っておきたいポイントです。
- 金利がいいほど審査が難しいことが多い
- 基本的な申込み条件を確認しておきたい
簡単に言うと、金利がいいと審査が難しいことが多いのです。これは素人感覚でもわかることかもしれませんね。
いい条件で借りやすいのは、ステータスが高い人です。ステータスが低い人は、もう少し条件を落とさなければ借りられないことが多いかもしれません。
たとえば、「5.00%~5.20%」という低金利で借りられる千葉銀行のブライダルローンは、申込み条件として主に以下のものに注意しないといけません。
- 安定収入がある
- アルバイト・パートNG
安定収入が必要とされるのはローンの常識としても、「アルバイト・パートNG」というのはやや厳しめの条件です。
アルバイト・パートでも借りられるローンが多い中、アルバイト・パート以外の職業が必要となるこのブライダルローンは、審査がやや厳しい方と言えるかもしれません。
簡単に使えるブライダルローンなら金利は10%以上に!
専用のブライダルローンを選ぶと、一桁台の低金利が得られる代わりに、難しい審査を潜り抜けないといけない。嬉し悩ましといったところではないでしょうか。
先にご紹介したものを見て、金利の低さよりも「審査が難しいかも?」という部分の方が気になった方は、「キャッシング」の利用を考えるといいかもしれません。
- キャッシングとは「多目的ローン」
- ブライダル利用も可能となる
キャッシングとは多目的ローンの一種になりますので、資金使途にほとんど制限がありません。ブライダルローンとしてキャッシングを利用するのももちろんOKです。
ブライダルローンとしてキャッシングを利用する場合、先にご紹介したような専用のローンよりもっと手軽に利用することが可能になります。
利用しやすいけど、金利はやや高くなる
しかし利用しやすい代わり、専用のブライダルローンに比べるとやや金利が高くなる傾向にあります。
提供元 | キャッシング金利 |
---|---|
三菱東京UFJ銀行 | 4.6%~14.6% |
三井住友銀行 | 4.0%~14.5% |
レイク | 4.5%~18% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
キャッシングは金利に幅がありますが、かなりの高額利用や高いステータスがないと、金利が下がりにくい傾向にあります。50万円以下の利用だと最高金利になる例もままあります。
最高金利にそれぞれ注目してみると、大銀行でも15%をやや下回る金利、有名キャッシングブランドである「レイク」や「プロミス」だと17.8%近い金利になる可能性もあります。
(⇒レイクのキャッシングのおすすめ情報)
金利だけで言うなら、先にご紹介した専用ブライダルローンより少し見劣りするかもしれませんね。
金利がやや高いだけに、審査の簡単さならバツグン
ただし、ただ金利が高いだけなら誰もキャッシングなんて使いませんよね?
あとは年齢的な問題と滞納歴などがなければ、おおよそ利用することができます。
キャッシングなら「アルバイト・パートOK」という条件がほとんど。審査の通過が苦手だけどブライダルローンは借りたい!そんなときに便利なサービスがキャッシングです。
少し高めであるキャッシングの金利相場や実条件の確認は必須ですが、それさえちゃんとやれるなら、これも便利なブライダルローンの選択肢の一つとなりえます。
金利とあわせてチェックしたい返済規定やシミュレーション結果
金利やそれに応じた審査の難易度。これらを見て、自分が利用するブライダルローンを見繕えば、それなりに納得いくローンを選ぶことができます。
ついでに最後の一押しとして「返済規定」や「シミュレーション結果」も金利とあわせてチェックしておきましょう。
- 金利の数字だけで利息が決まるわけではない
- 自分の利用イメージにフィットするサービスがベター
ブライダルローンの金利が気になるのは、やはり「利息」ですよね。結婚関連の費用を借りたその代金がいくらになるのか、それをダイレクトに決めるのが「金利」だからです。
ただ、利息は金利だけで決まる物でもありません。他に「借入期間」、「返済回数」といった条件によっても変わるものだということは知っておきましょう。
これらの条件によって、目的別になっている「ブライダルローン」を選ぶのがいいのか、それとも「キャッシング」の方が自分に合っているのか、分かれる例も出てきます。
返済回数に指定があることが多い「ブライダルローン」
専用のブライダルローンですが、低金利という条件とあわせて「返済回数の指定」が見られる例も多いです。
たとえば先にご紹介した「千葉銀行ブライダルローン」ですが、「6か月以上10年以内」となっています。上限より下限に注目ですね。最低でも6か月は借り続けないといけないのです。
もし千葉銀行のブライダルローンで10万円を金利5.20%で借りたとき、1か月で返せたときと6か月借りたときで、利息はこのように変わります。
借入期間 | 利息総額 | 1か月 | 約430円 |
---|---|
6か月 | 1,520円 |
さすがは「5.20%」という低金利になるブライダルローンで、1カ月で完済できれば利息総額が1000円いかないという結果になります。しかしこれは返済規定の関係から、利用することのできない方法です。
最短でも6か月かけて返済しなくてはならず、その期間分の利息を支払う必要があるのです。
上の例では、たとえ1カ月で返済できる状態にあったとしても、6か月かけて返済し、「1,520円」は利息として支払わなくてはなりません。
たとえ金利は低くても、専用のブライダルローンにはこのような一面がある例も知っておきましょう。
金利や返済規定のバランスから、ちょうどいいサービスを探そう
キャッシングなら返済規定も少なく、借りた直後にすぐ完済することも不可能ではありません。
ブライダル関係の費用とは言っても、10万円程度しか借入を希望していないなら、キャッシングの方が手軽な面もあります。
ただし、返済規定がないからキャッシングの方がお得と、いつでも言えるわけでもありません。
- 金利の高低が利息にダイレクトに関係するのは事実
- シミュレーション結果などを基に判断しよう
キャッシングの方が返済は簡単とはいえ、キャッシングだと金利が18%近くに達することもあるのは事実です。
その場合、6か月以内に完済しても利息総額はブライダルローンより高くなることもあります。
どちらがお得なのかは、自分がいくら借り、どれくらいで返せるのかによります。
各ローンの金利の高低は影響度が高いですが、すべてではないということも頭に入れておいてください。
ブライダルローン選びは、金利を軸に他条件とのバランスも注意!
ブライダルローン関連の金利についてご紹介してきた内容を簡単にまとめます。
- 専用のブライダルローンなら一桁台の金利も多い
- キャッシングなら最高18%程度になる例も
単純なる金利の高低で言うなら、専用のブライダルローンの方が有利です。地方銀行のものでも5%程度の金利で借りられる実例もあります。この点はかなりお得です。
しかし、金利が低い反面、専用のブライダルローンはやや審査が難しい傾向にありますので、人によっては利用が難しいと感じることもあるかもしれません。その場合はキャッシングがオススメです。
キャッシングの場合、選ぶサービスや条件によっては最高18%近い金利になり、ブライダルローンに比べるとやや高めですが、しかし審査は簡単です。申込み条件もほとんどありません。
あとは自分の利用イメージに合わせてシミュレーションし、お得な方を選びましょう。利用額や金利、返済回数によっては、金利の数字が高いキャッシングの方がお得になることもありえます。
金利の高低は重要ですが、それに応じて変わる他条件も勘定に入れてブライダルローンを利用してみてください。
【参考ページはこちら】
ブライダルローンの増額は可能?