基礎知識！夫婦間にありがちなキャッシングのお悩みにお答え

キャッシングは便利な借入として最近人気のサービスですが、これの利用を巡り、夫婦間でお悩みのタネになることも多い様子。

夫婦間だからこそ起こり得る「こういう利用ってアリなの？」といったキャッシングの疑問についてお答えしていきます。

これもまたキャッシングの基礎知識として役立ちますので、サービスにまだ詳しくない方はぜひご覧ください。

相手に内緒で契約することも可能！でも話し合っておくのがベター

夫婦間で起こりやすい、キャッシングのお悩みの声としてダントツなのが「相手に内緒でキャッシングを契約したいのだが…」という声です。

いろいろな事情で急にお金が必要になることもありますから、そういうときにキャッシングは便利なのですけど、気になるのは相方の顔色…。

夫婦といえど親子ではありませんから、何かと気を使いますよね(笑)。

キャッシングとは簡単に使えるサービスではありますが、れっきとした借金です。自分的にはどうしても必要なお金なので借金してでも欲しいのだが、相手には反対されてしまうというのもよくある話。

「ああ、もう内緒でこっそり契約しちゃおうかな…」という考えがちらりと横切るのは自然な話ですが、これは可能なのか…というお悩みですね。

サービスの規定をよく確認し、ばれにくいものをチョイスしたい

キャッシングを夫（妻）に内緒で契約するというのは、一応可能です。

• キャッシングは自分の名義のみで契約可能
• サービスの規定をよく確認し、手続きが簡単そうなものを選ぼう

正式には借金の一種になるキャッシングですが、簡易型の多目的ローンになるため、契約は非常に簡単です。

運転免許証のみで契約できてしまう例も少なくありません。

既婚者であっても契約は自分個人の名義になりますので、パートナーの承諾書などを要求されることはありません。

あとは契約手続きの過程で個人的にパートナーにばれるようなことがなければ問題なしですね。

そのため、パートナーにばれたくないと思うなら、できるだけ契約手続きが簡単なものをチョイスしたいところです。

複雑な手続きで手間取ったり、家にいちいち郵便物が届くものを選んでしまうと、ばれる確率が高まりますね。

できるだけ手続きが簡単なものがいいと思うなら、有名な大手キャッシングサービスがオススメです。

• レイク
• プロミス
• アイフル

あとは「できるだけ家に電話や郵送物を送らないでほしい」という点について、事前によく相談しておくとなおよしです。
（⇒キャッシングは在宅確認もあるの？）

このような形でこっそり契約することは、一応可能です。

事前に話しておいた方が無難？内緒の利用は額に注意を！

ただし、内緒で使えるからと言って、内緒で使うことが強く推奨されているわけでもないことは知っておきたいですね。

「夫（妻）が隠れてキャッシングしていた！」という別のお悩みの声もちらほら見られるからです。

• 内緒の借金は夫婦仲に亀裂を入れかねない
• ばれないように気を付けるか、借入額に注意を

実はパートナーが莫大な借金を隠れて作っていた…！なんてことがあれば、夫婦仲に亀裂が入るのはさほどおかしなことでもないでしょう。

家族生活にとって重大なことは、シェアしておくのがベターです。

どれくらいまでが隠れてする借金の限度か、なかなか難しいところではありますが、そもそも了解が取れるようなら取っておいた方が安心です。

少額しか借りないなら、逆に了解だって取りやすいのではないかとも言えますしね(笑)。

どうしても内緒にしておきたいなら、絶対にばれないように細心の注意を払いましょう。

• カードなどを見えるところに置いておかない
• 自分がうっかり口を滑らさない
• 滞納しない

キャッシングで使うローンカードを見えるところに置いておかないことは基本として、自分がポロッと口を滑らせたりしないことも重要です。

そして重要なことですが、滞納すれば督促状などが送られてきますので、滞納は絶対に避けること。

滞納はキャッシングのことがばれる上、パートナーの心証も最悪になるというダブルピンチを招きます。

これらの注意点に気を付けた上で、内緒にしている借金なら、額が大きくなりすぎないように注意しましょう。数万円程度の借金なら、大きな波風もそう立ちません。

ただ、夫婦仲を優先するなら、できればキャッシングのことは事前に話しておくのがベターということは了解しておいてください。

パートナーの名義を借りるのはNG！名義貸しにご用心

夫婦間で聞かれるお悩みの声として、「相手の名義を借りてキャッシングを契約できないか」というものもしばしば見られます。

• 審査に落ちるくらい借金を作ってしまった
• 専業主婦（主夫）なので、収入がない

このような事情がある場合、相手の名義を借りてキャッシングを契約できないか…と思うのも自然なことかもしれません。もちろん他にもそれぞれ理由があるかもしれません。

とにかく自分の名義だと審査通過が難しく、それならパートナーの名義を借りようというのはナイスアイデアに思えるかもしれません。

• 収入のある配偶者なら審査に受かりやすい
• 夫婦共同のサイフを使っているなら、家計的には同じこと

収入さえあればキャッシング審査に受かる可能性は高いです。もとから審査は簡単ですからね。

自分よりパートナーの方が過去の借金歴もキレイだったりすると、パートナーの名義を使いたくなるのも自然な話。

まして夫婦であれば家計を一つにしていることも多いでしょう。同じ財布で生活しているなら、自分の名義で借りてもパートナーの名義で借りても同じこととも言えますよね。

夫婦間だと相手の名義を借りるのも自然なことに思えるかもしれませんが、やはり名義貸しを利用したキャッシングはNGです。

キャッシング契約はお金を借りたい本人の名義が原則

• お金を借りたい本人が自分の名義で契約するのが常識
• 他人の名義を使って借りるのはNG行為

簡単に言えば、そのキャッシングサービスでお金を借りたい本人が自分の名義で申し込んで契約しろということです。この辺が曖昧になるのはちょっとNG。

たとえば、「過去に長期滞納をやってしまって自分だと審査に落ちるから、妻に頼んで契約してもらって、借りたお金は自分に流してもらう」というのはNGということ。このような利用は「名義貸し」といってNGとなっています。

もちろん「妻名義で作ったキャッシングのローンカードだけもらって、それを夫が個人的に使う」というのもNGということ。

たとえ夫婦間でも、キャッシングしたい本人が自分の名義で作るのが原則ということを基本として知っておいてください。

返済責任は名義人にかかることを理解しておきたい

名義貸しがNGとなっているのは、名義人と実際の利用者が食い違っていると、誰に返済責任があるのかが曖昧になるからです。

立場	意見
名義人	実際に使ってないから払わない
利用者	名義は自分じゃないから払わない

お互いに「自分に返済責任はない」と主張されあうと困るので、実際に使わない人の名義を使った借入はNGとされているのです。

たとえ夫婦間でも名義貸しをしない方がいい理由がわかりますか？

• 督促状や催促の連絡は名義を貸した自分宛てにくる
• 自分は使っていないというのは理由にならない
• 自分の信用に傷がつく

先の例で言いますと、妻からローンカードだけ預かって好きに使っていた夫が返済をきちんとやってなかった場合、実際には一円も借りていない妻に対して督促状や電話連絡が来ることになります。

理不尽なようですが、「自分は名義を貸しただけ」というのは理由になりません。そもそもそのような利用はNGなのですから。

返済が遅れているその利用に対して、妻が責任をもって返済をやっていかないといけません。

あまりいいことではないのがわかりますね。

信用に傷が入るデメリットの大きさは計り知れない！

実際に使っていない配偶者に返済責任がかかるだけでも、実際に経験してみるとなかなか理不尽なものですが、まだ話は終わりではありません。

返済が仮に遅れたとして、そのキャッシングの名義が「妻」になっているなら、その滞納歴は「妻」の方につきます。実際には夫が使っており、滞納をやったのも夫だったとしてもです。

滞納歴という、いわゆる「信用に傷」が入ってしまうと、以下のようなデメリットがあります。

• ローン審査に不利になり、キャッシングの利用も難しくなる
• 賃貸審査などでも滞納歴が響くことも

滞納歴などが過去に見られるとローン審査には極めて不利であり、キャッシングの利用すらも難しいことが多いです。

自分がやってしまったミスなら諦めもつくでしょうが、名義を貸しただけで一円も借りていないサービスでこんな悪影響が残ってしまうのは、なかなか渋いですよね(笑)。

その上、クレジットヒストリーなどは賃貸の審査でも使われることもあります。ローン審査以外の場面にすら影響が及ぶ可能性がありますので要注意です。

たとえ夫婦間であっても、キャッシングに名義貸しはNGと心得ておきましょう。パートナーに頼まれてもうかつに名義を貸さないことが必要です。

審査は個人単位！パートナーがブラックでも自分に影響はない

夫婦間でありがちなキャッシングのお悩み、最後にご紹介するのは「パートナーがブラックだと自分の審査に影響はあるか？」というものです。

何となくですが、借金絡みの問題を経験したことのある家庭にお金を貸すのは、ためらわれるようなところがあると感じませんか？自分ならそういう人には貸さない！と感じる方もおられるでしょう。

すると次に疑問になるのが、「キャッシング審査はどうなのか」という点です。

• パートナーがブラックだと自分にも影響があるのか？
• 審査ではどういうことが見られるのか？

素人感覚の印象では、借金で問題を起こしたことのある方のパートナーというのはやや不安を感じるかもしれませんが、正規キャッシングサービスの審査ではどうなのでしょうか？

自分自身が問題を起こしていなければ問題はない

答えですが、「自分がブラックでさえなければ問題ない」ということになります。

• 審査は個人単位で行なわれる
• 現在の収入や過去の借入履歴が影響度の大きいポイント

キャッシング審査ですが、基本的に審査は個人単位です。配偶者の有無も審査で聞かれますが、良し悪しに関わらず、配偶者の有無はあまり影響しません。

パートナーが億万長者でも自分のキャッシング審査が有利になることはない代わり、パートナーがブラックでも審査を通過することはできます。

審査で見られているのは主に、自分の収入や過去の借入履歴などです。

ポイント	審査通過に欲しい条件
収入	安定的に入ってきていること
借入履歴	過去に滞納や破産がないこと

キャッシングを利用するための常識的な条件として、「安定収入」は必須です。必須ですが、さほど高いレベルは必要ありません。

アルバイト・パートでもいいので、安定的に毎月収入があるならOKです。

そして借入履歴に問題が見られなければOK。ここで「滞納歴」や「破産歴」があると「ブラック」として速攻でお断りされてしまいますが、自分自身にその履歴がなければ問題ないのです。

あくまで自分のステータスだけで審査してもらえますので、パートナーの有無やステータスを気にする必要がなく、気楽です。

自分の信用は大事に！回復には時間がかかる

パートナーがブラックでも自分がブラックでなければ問題ないということで、一安心かもしれませんね。

• 自分がちゃんとしているならお金は借りれる
• 夫婦共有のお金を借りる手立ても残される

個人単位の審査ですから、パートナーがお金の管理を苦手としていて、借金で問題を起こしたことがあっても、自分自身がしっかりしていれば、キャッシングくらいのサービスならさっと利用できます。

普段きちんとしていることが審査にも活かされているようで、納得のいく結果ではないでしょうか？

自分さえしっかりしていれば、たとえパートナーがブラックでもお金を借りることができるわけで、夫婦共有のお金を借りたいときは自分の名義で申し込むことで、お金を借りられます。

自分自身がお金を借りたいときのため、また夫婦共有のお金をいつでも借りられるため、自分の信用は大事にしましょう。

特に、すでにパートナーがブラックになってしまっているときは、なおさら。

一度ブラックになると、信用を取り戻すのは大変です。

• 記録されている履歴が消えるのを待つしかない
• 年単位の時間かかることもある

自分がブラックになったり、夫婦そろってブラックになったりすると、数年は借入れなしで家計をやりくりしなくてはならず、なかなかに窮屈です。

先ほどの「名義貸し」で使ってもいないサービスの滞納歴を背負うのがいかに損か、こういう点からもわかりますね。

パートナーのステータスがキャッシング審査に影響することは基本ありませんから、自分の信用にうっかり傷をつけたりしないよう、くれぐれもお気を付けください。

健全に使えば便利！既婚者でもお気軽に申込みを！

夫婦間でありがちなキャッシングのお悩みについて、もう一度簡単におさらいします。

お悩み	答え
パートナーに内緒で借りたい！	可能
パートナーの名義を借りたい！	NG
パートナーがブラックだと？	影響なし

簡単に使えますから、パートナーにはちょっと内緒にしておきたい…というセンシティブな希望も叶う便利なサービスです。

仮にパートナーが借金絡みの問題を起こしていても、自分がそういうものに無縁なら影響もありません。

この辺は実にフットワーク軽く使える大変いいサービスです。

しかし健全な利用は必要です。パートナーに内緒で使うのは構いませんが、不健全な利用を黙ってするのはやめた方が無難です。パートナーに頼んで名義だけ借りて自分が使うというのもNG。

基本的なサービスの規定などはよく確認の上、健全に使うことを心がけてください。

健全な使い方さえわかってしまえば、便利に使えるオススメサービスです。既婚だからどうということもなく、柔軟に使えます。お金を必要としているならお気軽に申し込んでみてください。

もし不明なこと、夫婦だからこそ悩んでいることが他にあるときは、適時キャッシングサービスのフリーダイヤルなどに問い合わせてください。

【参考ページはこちら】
キャッシングの基礎知識についてもっと詳しく！