困ったときはまとめるのが基本!上手な借入れの利用法とは
キャッシングは気軽に契約できるのが人気の理由です。アルバイトでも即日で作れる即効性は他のローンにはない利点ですが、気が付くと「いくつも借金ができてしまった!」という事態にお困りではありませんか?
早く立て直したいけど、個別の借金はどれもすぐ返せそうにない…というときは、他のローンでまとめるのが基本の一つ!困ったときでもスマートに状況を立て直せる基本的な方法をご紹介します。
借金はまとめることができる!
冒頭でもお話した通り、最近はキャッシングの契約が簡単にできる世の中ですから、気付けばいろいろなキャッシングで借り過ぎてしまった!ということも起こりえます。
自分でしっかり計画的に使わないと、審査や申込み手続きの簡単さがアダとなり、あっという間に3~4件の借金を抱えるということになりかねません。
もちろん複数の借金ができたとしても自分が困っていないならそれでいいのです。
自分の返済力が許す限り、複数個のサービスを契約することはできます。心配しなくても返済力的に無理な方は審査で落とされますので(笑)。
そうならなかったということは、少なくともステータス的には複数個の借金を抱えられるだけの状態にはあるということなのですが、自分がその状況を問題に感じるなら手を打った方がいいかもしれませんね!
幸い、複数個の借金をまとめることはさほど難しいことではありません。
複数個の借金をまとめたいと思うなら、借り換えによって簡単に一本にまとめることができます。
利用するサービスも簡単です。
- まとめ目的で新たなキャッシングを利用
- まとめローンの利用
どちらも難易度の低い方法ですから、困ったときでも利用は可能です。
要はこれらのサービスを利用して今現在の借金返済に必要な総額を借り、借りたお金をそのまま返済に回せばいいのです。借り換えというヤツですね。
借金が複数個あっても同じことで、借金総額と返済先さえ間違えなければこれでまとめることが可能です。原理は単純な借り換えと一緒ですから、落ちついて対応してくださいね。
キャッシングが簡単?
キャッシングなどの契約しすぎで困ったことになったなら、キャッシング以外の方法を頼りたいと思うのが人情かもしれません。
借金をまとめるなら「まとめローン」の利用が世間的イメージでもありますしね。
ですが、案外キャッシングの方がまとめローンとしても使いやすいかもしれません。
専用のまとめローンの利用でももちろんいいんですが、キャッシングは資金使途が原則自由ですので、まとめローン的な使い方をしてもOKです。最近はサービス側が「まとめローン」としてキャッシングの利用を案内していることもあるくらいです。
そういうキャッシングで「事業目的のローン」を含んだ借り換えはやめた方が無難です。
この点にだけはご注意いただいて、問題なければキャッシングによって借金をまとめるのもありです。キャッシングの特徴はまとめローンの利用でも発揮されますよ!
- 審査が簡単
- 手数料等が少ない
- 銀行系なら高額借入も可能性アリ
- 銀行系なら金利も下げやすい
キャッシングをすでに利用中の方であれば、審査や手続きの簡単さはよくご存じかと思います。すでに借金を背負った状態でも変わらず使いやすいのは間違いありません。
問題は借入額や金利の問題ですが、コチラも銀行系キャッシングを利用すれば解決しやすくなります。
銀行系キャッシングなら少額利用でも15%程度の金利と、キャッシングにしては低金利で利用できます。
その上、銀行系なら総量規制の対象外となりますので、年収の三分の一以上の借入であっても可能です。
こういうわけで、銀行系キャッシングを使えばいくつかある借金をまとめることは十分可能なのです。
条件を確認し、相談しながら利用しよう
キャッシングは多目的ローンとして提供されていますので、まとめローンとして使いたいなら自主的に計画を立てて利用し、借りたお金を自分できちんと返済に回す必要があります。
たとえば、楽天銀行のカードローンだと条件はこうなっています。
条件 | 内容 |
---|---|
借入可能額 | 500万円まで |
金利 | 4.9%~14.5% |
総量規制 | 対象外 |
資金使途 | 自由(借り換え利用可) |
こういう条件ならまとめローンとして使える見込みが高いですね。利用前の申請で「まとめローンとして使いたい」ということを一応伝えておくと確実です。
ただし、まとめローンとしてきちんと使えるかどうかは必ず確認しておきましょう。
- シミュレーションを活用して計画を立てておく
- 審査結果を受けて、計画に変更はないか改めて確認を
どのキャッシングでもシミュレーションは用意されているものです。それらを利用して、事前にしっかり計画を立てておきましょう。
そもそもまとめローンとして使えそうにないカードローンであれば、別のサービスの利用を検討する方が現実的ですね。
そして審査の結果を受けて計画を確認することも大事です。
事前のシミュレーションの条件より結果が悪くなりそうであれば、審査後、改めて計画の確認と練り直しが必要となるでしょう。
自分で計画を練ること、不明点はサービス側にしっかり問い合わせることは徹底しなくてはなりませんが、そのツボさえ押さえればキャッシングでまとめた方が簡単な面は大きいです。
返済もお金さえあれば比較的自由に進められますしね。まとめられるかどうかも大事ですが、まとめた後の返済でまた困らないよう、返済についても柔軟性の高いサービスであることも大事です。
増額でも対応可能
まとめローンのために改めて銀行系キャッシングを契約するのもいいですが、たとえばすでに銀行系キャッシングを契約しているとしたら、その銀行系のもので利用額を増額し、そのお金でその他の借金を返してまとめる…という手もあります。
たとえば、以下のような状況だったと考えてみてください。
契約中のサービス | 限度額 | 借入中の額 |
---|---|---|
楽天銀行カードローン | 10万円 | 10万円 |
アコム | 10万円 | 5万円 |
アイフル | 10万円 | 5万円 |
合計三社で契約し、計20万円の借金があったとします。額はともかく、「三社から借入がある」という状況が面倒になり、まとめたくなったとしたらどうしたらいいでしょう?
また別の銀行系キャッシングを新規に契約するのもいいですが、それよりは現在契約中の「楽天銀行カードローン」の利用額を増額すればいいということになりますよね。
- 契約中の銀行系キャッシングで借りて返済
- 限度額が足りないなら増額して対応も可能
まとめるために必要な借入額を借りるため、現在の限度額でも借りることができるならそのまま借りればOK。もし限度額的に引っかかるようであれば、一度限度額を増額すればOKです。
上の例では楽天銀行での限度額を「20万円」以上に増額できれば、残りの二社への返済に十分なお金を借りることができるでしょう。楽天銀行では契約後、増額を申請することで限度額の増額は可能です。
複数のキャッシング利用分をまとめるだけであれば、このような形での対応も可能です。検討してみてください。
その他のまとめローンもあり
意外とキャッシングでもまとめローン的な使い方はできるのですが、キャッシングとは違う、もうちょっと専用のようなローンがいいなと思えばそちらも利用可能です。
そういうものは銀行などに用意されていることが多いです。
たとえば以下の銀行にはおまとめローンが用意されています。
- 東京スター銀行
- イオン銀行
いくつかある借金をまとめるための専用ローンですから、すでに借金を背負っている状態でまとまった額を借りることを殊更意識して説明する必要もありませんね。
そういう方が利用するローンなのですから、金融機関もわかってくれています。
あとは条件などを確認した上で、いけそうだと思えば申し込みをしてみましょう。
計画は同じく自主的に
キャッシングと違って「まとめローン」ということで、こちらに頼めば借金を上手にまとめられるようなイメージがあるかもしれません。
しかし利用するサービスに関わらず、自主的な計画性が必要になることは知っておきましょう。
- 丸抱えで面倒を見てもらえるわけではない
- わからないことがあれば自主的に相談が必要
おまとめローンに申込みさえすれば、現在の借入額の計算、必要な借入額やお得な金利の算定を金融機関側が丸抱えでやってくれるわけではないのです。
もちろんわからないことがあれば相談をすることができますし、シミュレーションも含め、こちらが聞いたことには丁寧に答えてもらえます。
しかし、基本的には「利用者が自分でローンを申し込んでいる」という状態であり、利用者が自分で主体的に動かなければ、まとまるローンもまとまりません。
金融機関に頼めばすべてが勝手に解決するといった印象を持っている方は、考えを改めた方がいいかもしれません。
こういう自主性が必要になるという点では、キャッシングでもまとめローンでも一緒と言っていいでしょう。名前の響きだけで「まとめローンがいいに違いない!」と思うのはやめた方がいいですよ(笑)。
条件もよく確認しよう
というわけで、まとめローンでも条件はよく確認しておきましょう。条件によってはキャッシングよりも使いにくいと言える点もあるかもしれません。
例えば東京スター銀行の場合、申込み可能な条件に注目してみましょう。
- 20歳以上、65歳未満
- 給与所得者
- 年収200万円以上
- 保証会社の保証を受けられる
こういう条件をクリアしている方なら、この銀行のまとめローンを利用することができます。
借入金額が最大1000万円までとなっている便利なまとめローンですが、申込み条件の中に「職業制限」と「収入制限」がある点には注目です。
キャッシングの場合、安定的に収入さえ得られていれば、年収や職業は問われないのが相場です。銀行系のものですらそういう条件が珍しくありません。
そういうことを考えると、利用できる人が限られるこのローンがいいか悪いか、人によって感想が分かれる所かもしれませんね。使いやすさだけでいえばキャッシングの方がいいという場合もあるかもしれません。
このように、まとめローンはキャッシングとはまた種類の違うローンとなりますので、キャッシングとは利用条件が異なることがありえます。
ものによっては繰り上げ返済に制限があったり、ローンの利用自体に手数料がかかったりすることも十分考えられます。そこは利用前に確認しておきたいところですね。
まとめローンを利用される際はお気を付けください。
まとめれば返済が簡単になる
複数できてしまった借金はまとめることができ、キャッシングやまとめローンなどいくつか選択肢があることをご紹介しました。(こちらもご参考に→キャッシングの基礎知識もチェック!)
しかしまとめるにも「自主性」が必要になるのはどちらも同じでしたね…。そういう意味では若干面倒に感じられることもあるかもしれません。
わざわざ自主的に、改めて借り入れ計画を練ってまで複数の借金をまとめるメリットはあるのか。もちろんメリットはあります!「返済が簡単になる」のです!
- 返済規定はそれぞれ違う点に注意
- 借金は一本にまとめた方が楽
借入について、借りるときはいいですが返すときのことをしっかり考えておきたいですね。借りるときは一瞬でも、返すのはなかなかに大変ですから。
この「返すのは大変」というのは何もお金の用意だけではありません。それぞれのサービスで守らねばならない「返済規定」があることはご存じですよね?
- 返済日
- 金利
- 返済方法
主にはこれらの規定です。
たとえば、以下のような状態になっていたとしたら…?
サービス | 返済日 | 金利 | 返済方法 |
---|---|---|---|
キャッシングA | 毎月5日 | 15% | ATM・振込 |
キャッシングB | 35日サイクル | 18% | ATM・店頭窓口 |
ローンC | 毎月末日 | 10% | 口座振替のみ |
これらの借入を作ってしまったのは自分ですから、自分が責任を持って返済しないといけません。これは仕方ありませんが、まるでごちゃごちゃに絡まった糸のようで、気が遠くなると思いませんか…?
一本にまとめると返済規定もスッキリ
こういうとき、借金を一本にまとめることの利点がよくわかります。
たとえば、上の例で「キャッシングB」で他のローンを返し、一本化したとしたら?
そのときは「35日サイクルで返済をし、金利は18%で、方法はATMか店頭窓口で返せばいい」ということにできますね。
この方法でひたすら借金を返していけばいいので、わかりやすさはバツグンです。
他のサービスでまとめた場合も同じです。要は返済方法を統一できますので、話がスッキリするのです。
特に注目してもらいたいのは「返済日」です。
- 返済日を間違えると滞納になる
- 各サービスの返済日を間違えないのは大変
- 精神的にも辛い…
返済規定はどれも重要ですが、特に重要なのが「返済日」。返済日を間違えて返済を忘れていると、そのまま「滞納」という扱いになるのは間違いありません。
契約中のサービスが一つしかなければ話は単純ですが、上に挙げた例のような状況になっていたとしたら、話は複雑です。
各サービスによって返済日が違いますし、それぞれの日付ごとに「金利」や「返済方法」も微妙に違います。これらをすべて間違えないようにこなすのはなかなか大変ですよ。
これだけでも精神的にくる状況な上、単純に「月に何度も返済日がある」という状況そのものも精神的にくる条件です(笑)。
こういう実情をサクッと解決できるのが「借金を一本にまとめる」という方法。複数できてしまった借金で「ややこしくてわからん…」と思うなら、まとめることを考えてはいかがでしょうか?
まとめるならお早めに
複数の借入をまとめる方法はあり、そちらの方が返済が簡単になるともなれば、これは速やかにまとめてしまうのがお得!?という感じがしますが…?
実際その通りで、もし何らかの方法でまとめたいと思う借金がいくつかあるなら、早めに行動されることをオススメします!
理由はシンプルで、複数の借金を抱えた状態で状況が悪くなりすぎると、誰もお金を貸してくれなくなるからです。
状況が悪化というのは、以下のような状況ですね。
- 借入件数・額が大きすぎる
- 滞納歴ができてしまう
こういうことになる前に、複数の借金はまとめてしまいたいのです。
借入の件数・額には注意を
利用しているキャッシングサービスやローンが複数あること自体が悪いわけでは決してないのですが、普通の人は理由もなしに複数のサービスからお金を借りることをしないのは確かです。
借入件数が多すぎるのは、それだけで若干警戒される面があることは知っておきたいですね。
そして利用しているサービスの数が多くなるということは、それだけ借りている総額も大きくなるわけで、新規審査を受けた時のウケはやはり悪くはなります。
すでに多くの借金を抱えている方は、どうしても破産するリスクを慎重に勘定されるようになってしまいますので…。
こういう面から言っても、まとめ目的の借入の利用は早めにやっておくのがベターです。
- 申請すれば誰でも借りれるわけではない
- まとめ利用可のサービスでもそれは同じ
- 返済の見込みの薄い多重債務者と思われると厳しくなる
申請すれば誰でも借りれるわけではなく、それは「まとめローンの利用にも!」と宣伝されている諸サービスであっても一緒です。
一番注意したいのは「多重債務者」と疑われることです。
単に「いくつか借入の利用を抱えているだけの人」と、「多重債務者」は若干ニュアンスに違いがあります。
多重債務者の方が返済のアテを見いだせないと思われがちで、一度そう思われるとお金を貸してもらうことが俄然難しくなります。
多重債務者だと思われないよう、いくつかのポイントには気を付けましょう。
- 額・件数が常識的状態のうちに利用を申請
- 少しずつでも借金を返済できている
- 借金総額は収入とつりあう額になっている
こういうポイントを押さえていないと多重債務者と疑われ、まとめローンによって状況を立て直すことすらできなくなります。
借金を一本化できればなんとか返しきれるかもしれない状況でも、それすら叶わない状態だとかなり苦しいですので、とにかく申請はお早めに。
滞納するくらいならさっさとまとめたい
一度でも返済に失敗するようなら借金をまとめよう…と考えている方がおられましたら、その考えは甘いですよ。
- 借金のまとめは滞納する「前」でなければならない
- 一度でも滞納するとまとめローンは絶望的に
- 意地を張らずにまとめた方がお得
借入を利用する上でもっとも避けたいのは「滞納」です。滞納ほど信用を失くす行為は他にありません。
これを一度でもやってしまうと大変なデメリットがあります。
- 信用情報に滞納歴が記録される
- 滞納歴が確認されると、新規審査でまず落とされる
- 現在契約しているサービスの増額利用も難しくなる
どういうものでも「借入」は信用によって成り立っています。その信用を失くすようなことをやってしまうと、新規借入が一気に難しくなります。これは現在契約しているサービスの増額も含みます。
それくらい滞納がもたらすデメリットは大きなものがあり、つまりは一度でも滞納をやってしまうと「複数の借金をまとめるための借入」もあわせて難しくなってしまうということ。
滞納歴がある方がまとめローンに申請を出しても、滞納歴が確認されると「多重債務者」と判断され、誰もお金を貸してくれないのですね。
借金をまとめるなら「滞納する前」でなければならない理由はここにあります。
ここで思い出していただきたいのが「複数のローンを契約しているときの返済の複雑さ」です。
返済日や返済方法、金利などがすべて異なるローンがごちゃごちゃになっている状態は、どれかのサービスで滞納を出しやすい状況です。
一つのサービスで滞納を出せばそれは記録に載ってしまい、新規利用が難しくなる恐れがあります。
「返済がややこしいな」と感じたら、即座に他のキャッシングなどで借金を一本化しておいた方がいいかもしれません。
対応が遅れ、滞納を出した後で同じことをしようとしても、もう手遅れとなることもありえます。
ちなみに、信用情報の滞納歴はキャッシングはもちろん、マイカーローンや住宅ローンといった他の目的別ローンの審査にも強く影響します。
いくつかの借金をまとめるのはキャッシングなどでも簡単にできるのですから、返済がヤバイなと感じたらすぐに手頃なキャッシングでまとめてしまうことをオススメします。早めの行動が吉ですよ!
困ったときはお気軽に
うっかりいくつも借金ができてしまった!というときはどうしたらいいのか、答えは「気軽にまとめてしまえばOK」というものです!
- キャッシング、まとめローンで簡単にまとめられる
- 常識的額なら余裕
方法についてはキャッシングやまとめローンといったサービスを使えばいいです。キャッシングなら気軽に使えますので、案外簡単にまとめられてしまいますよ。
ただし、まとめるために必要な額や金利などは自分で主体的に計画を立てないといけません。その点だけはご注意ください。
複数の借金をまとめることができれば、返済規定を一本に統一することができるわけですから、返済の負担はグッと軽くなります。
ヘタに意地を張って滞納を出すより、キャッシングなどでサクッとまとめてスマートに返しきる方が賢い行動です。滞納といった問題行為を出さなければ、将来的なローン利用に禍根も残しませんしね。
ですから、複数の借金ができてややこしいなと思ったら早めに行動してください。額や件数が非常識なまでに膨れ上がったり、滞納を一度でも出すと立て直しがより難しくなります。
常識的な利用範疇のうちに、スマートにまとめてしまいましょう!
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