学生で審査通る?ブライダルローンの可能性をご紹介!
結婚式費用などによく使われるブライダルローン。目的別ローンの一つでもあり、主に社会人の方がよく使われますが、「学生結婚」をされる方はこのローンを使うことってできるのでしょうか?
学生でお金がないからこそブライダルローンで費用を借りたいと思うのは自然なことですが、しかし学生という立場が気になりますね。
学生でもこのローンの審査を通過できるのか、使える可能性についてご紹介していきます。
安定収入があれば可能性はアリ
ローン審査に通るために必要なのは「安定収入」です。これは目的別ローンの一つである「ブライダルローン」でも変わらない鉄則ですよ。
もし安定収入があるのなら、たとえば以下のような借入先の条件がオススメです。
- 北陸銀行
- アプラス
いずれのブライダルローンも、「成人済みで安定収入のある方なら申込み可」となっています。
ブライダルローンは目的別ローンの一種として、それなりに高いハードルが設けられていることもあるのですが、中には「安定収入」くらいしか申込みを制限していないものもあります。
学生が狙うといいのは、ブライダルローンの中でも申込み制限が少ないものです。
キャッシングなどに比べるとどうしても審査が難しくなりがちですから、せめて制限の少ないものを選んだ方が見込みは高いです。
借りれるかどうかは審査次第
ただ、本当に借りれるかどうかは審査次第です。
- 貸付許可は各金融機関の基準による
- 学生NGではなく、基本的条件がしっかりしていれば可能性あり
どういう審査基準になっているかはなかなかわかりませんが、各金融機関で基準があるのは間違いありません。
場合によっては借りれない金融機関もあるかもしれませんが、それは仕方のないことですし、やってみなくてはわかりません。
可能性がありそうだなと思う金融機関のブライダルローンがあれば、一度くらいは審査を考えてみたいですね。
ただし、「学生がNGじゃないか」という点は最初に確認しておいた方が無難です。
- 目的別ローンはやや審査が難しい
- ブライダルローンは特に社会人向き?
一般的傾向として、目的別ローンは審査が難しめです。キャッシングですら「学生NG」とするサービスもある中、目的別ローンの一つであるブライダルローンに学生が申し込めるのか、最初に金融機関に確認しておいた方がいいでしょう。
また、学生結婚をされる方ももちろんおられますが、どちらかといえば少数派です。
学生でブライダルローンを使いたいという声は元から少ないので、金融機関側があまり想定していないというケースも考えられます。
目的別ローンの中でも「ブライダルローン」であれば、特に最初に金融機関の基準を確認しておいた方がいいのです。
長期間やっているアルバイトがあれば審査通過も狙える
学生NGでさえなければ、あとは純粋に返済力を見られるような審査となるでしょう。
しかし学生でも得られる安定収入とは?それで本当に審査を通過できるの?
(⇒無職でもブライダルローンを利用できるの?)
いずれの答えも「アルバイト」です。
条件 | 学生が押さえたいポイント |
---|---|
仕事 | アルバイト・パートでOK |
収入 | 1年近くは毎月得ておきたい |
アルバイト・パートで構いませんので、同じ職場でしっかり働いておいてください。
1年近くに渡って、毎月収入を得ているという状況が続いていれば、返済力アリと判断してもらえることが増えていきます。
キャッシングならこのくらいで十分ですが、ブライダルローンの場合はこのレベルを最低条件として目指しておきましょう。
学生でも本気でブライダルローンを使いたいなら、できれば2~3年くらいは同じアルバイトをやっておいた方が確実です。
何らかの収入を得られている状態でなければ審査を通過することは難しいですから、そういう状態を作った上で審査に申し込んでみましょう。
学生が狙わない方がいいブライダルローンとは
先には「申込み制限が少ないものなら学生でも狙い目」とご紹介しましたが、では逆に「学生が狙わない方がいいもの」とはどんなものでしょうか。
キャッシングとは違って中には難しい条件のものもあります。そういうものは、少なくとも学生のうちは狙わない方がいいかもしれません。
たとえば、千葉銀行のブライダルローンです。学生の方にはあまりオススメしません。
先にご紹介した北陸銀行などの例では単に「安定収入のある方」というシンプルな条件でしたが、千葉銀行の場合は「アルバイト・パートNG」というものになっています。
これを除くと、基本的には「安定収入のある方」とはなっているのですが、まだ社会人デビュー前である学生にとって「アルバイト・パートがNG」という条件は致命的ですね。
- 学生とはいえ、収入のない状態で使える正規ローンはない
- 学生ができる仕事はアルバイト・パートが現実的
- アルバイト・パートがNGになると、学生は厳しい
学生とはいえ、収入のない相手にお金を貸してくれる金融機関はほぼないのが現実です。特にブライダルローンのような目的別ローンでは厳しいでしょう。
こういう条件になっているサービスはあまり積極的には狙わないことです。
年収に制限がある場合もあるので注意
「安定収入があればOK」とされているものなら、ひとまず学生でもアルバイトでの実績がある程度あれば審査に受かる見込みがありますよね。
しかし、ものによっては明確に年収による制限があるものもあります。たとえば常陽銀行のブライダルローンの場合。
常陽銀行ブライダルローンを選ぶと、去年の年収が税込で200万円以上ないと厳しいということになります。基準が明確でわかりやすくて助かりますね。ただ、学生にとっては厳しい基準です…。
アルバイトで年収200万円いこうと思えば、けっこう頑張らないといけません。月収で17万円近くいっていないと、年収200万円のラインには届きません。
せめてフルタイムの社会人フリーターならともかく、夜間や土日がメインの学生アルバイトでは厳しいかもしれませんね…。
また、常陽銀行のブライダルローンには「勤続年数1年以上」という別の制限もありますし、なかなか学生には敷居の高いローンになりがちです。
こういう条件のものも避けた方が無難です。
学生でもより確実にブライダルローンを借りる方法
学生でブライダルローンを使いたかったら、つまりは「アルバイトでしっかり実績を作った上で、学生でも申し込める制限の少ないものを選ぶ」という作戦になるわけですが、審査結果はあまり楽観できません。
キャッシングなどに比べると、審査で落とされることも多いと思います。
そういうとき、少しでも確実にブライダルローンを借りたいと思ったら、別のアプローチを考えるといいかもしれません。
- 親にブライダルローンを借りてもらう
- キャッシングを選ぶ
学生だけどどうしても結婚費用を借りたい!と思うなら、こういう変化球の方が確実性は高いです。
ブライダルローンは「子どもの結婚費用」も対象になる例も
ローンはお金を必要としている本人の名義で申し込むのが基本です。
だからブライダルローンなら「結婚する本人」が申し込まなくてはならず、だから「どうやって学生で審査を通過しようか…」と頭を悩ませるわけですね。
しかし目的別ローンは「資金使途」の欄をよく確認してみましょう。ローンを申し込んだ名義人の家族のためのお金でも借りれる例があります。
ブライダルローンの場合、結婚する本人に加え「子どもの結婚費用」を借りるのもOKとされる例もよく見られます。
- 子どもの結婚費用に使ってもいいとされる例もある
- 親に頼んで借りてもらえば、自分の結婚費用を借りれたことに
子どもの結婚費用に使えるという条件は、結婚年齢を迎えた子供を持つ親に向けての条件だと言えます。
学生は自分の名義で審査を通過することが難しいですから、そのときはブライダルローンのこの条件を利用して、親に借りてもらうという方法により、ブライダルローンでお金を借りることができるのです。
子どもの結婚費用を借りれるブライダルローンを提供しているのは、以下のものです。
- 北陸銀行
- アプラス
- 常陽銀行
わりとよく見られる条件ですから、ローンの説明書に書かれていない場合、相談してみるのもいいかもしれません。
親の名義で間接的に借りれるなら、学生が自分の名義で申し込むよりもかなり可能性が出てきますね。
キャッシングはブライダルのお金も借りられる
親の名義を借りられないか、子どもの結婚費用にも使えるものが見つからなかったら、そのときは学生でも借りられる可能性の高い「キャッシング」を選ぶのもいいかもしれません。
- キャッシングの資金使途はほぼ自由
- ブライダル目的の利用も可能
- 申込み制限はないことの方が多い
キャッシングは多目的ローンの一つですので、ブライダル目的の利用ももちろん可能。
資金使途を確認できる書類の提出といった手続きもないことがほとんどで、利用も簡単です。
申込み制限もないことが多く、去年の年収や現職の勤続年数などで制限を受けることもほぼありません。審査は総じて簡単です。
アルバイト・パートで使えるものの方が多く、学生でも使いやすいサービスです。
学生はNGとなっているサービスもありますが、学生でも使えるものも多いですので、特に困ることはないでしょう。
ブライダルローンに比べると若干金利が高いこともありますので、もしキャッシングを選ぶなら、できるだけ銀行系のキャッシングを選ぶことをオススメします。
条件を確認の上、学生OKなら審査を受けてみよう
いかがだったでしょうか?簡単にまとめます。
学生でブライダルローンを使える可能性ですが、あまり楽観はできないというレベルです。
目的別ローンの一つであるブライダルローンは、学生には不利な条件になっていることもしばしばだからです。
- 学生には敷居の高い申込み制限
- 学生自体がNGになっていることも
適当に選ぶと学生では使いにくい条件になっていることもありますから、条件をよく確認し、学生でも申し込めそうなものを探してみましょう。
- 学生OKのものをチョイス!
- その他の制限も少ないものがベター
学生でも申し込めて、制限も少ないものなら可能性はあります。
あとは審査次第です。審査には必ずと言っていいほど「安定収入」が必要となりますので、アルバイトで構いませんからしっかりと収入の実績を作っておきましょう。
審査自体はネットから仮審査を受けられるものも多いです。条件に合うものが見つかったら、審査を試してみることもオススメします。
ブライダルローンの審査に落ちてしまったり、条件に合うものが見つからない場合、別の方法でブライダル費用を借入する方法もあります。
- 子どものための利用もできるブライダルローンを親の名義で利用
- 学生でも借りれる審査の簡単なキャッシングを利用
親の協力を得てブライダルローンを間接的に利用するか、もしくは学生でも使えるキャッシングを選んで自分の名義で借りるか、どちらにしても「学生が自分でブライダルローンを借りる」よりは可能性が高いです。
何らかの方法で、学生でもブライダル費用を借りることは可能です。
【参考ページはこちら】
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