少しのコツで簡単にできる!カーローンの増額手続き
お金を借りるとき、あとから「ヤバ、足りないかも…」ってなるときありますよね。それがたとえば「カーローン」を利用中に起きたら、どうしたらいいでしょう。
一つの方法は「増額」ですが、カーローンで増額とは、どうやればいいのでしょうか?
目的別ローンの定番、カーローンを利用中でも、少しのコツで増額は可能です。キャッシング以外のサービスを使ったことがないという方には特にオススメします!
(⇒カーローンについてもっと詳しく!)
基本は相談!カーローン提供銀行に増額希望をすぐ伝えよう!
カーローンの利用手続きですが、キャッシングよりはやや面倒というのが相場ですよね。キャッシングとは違い、目的別ローンの一つという位置づけだからです。
キャッシングほどサクッと手続きが終わるわけではなく、一歩一歩手続きを進めていかないといけない中、「額を変更する」なんて面倒な…と感じるかもしれません。
しかし、カーローンは銀行が提供してくれる金融商品の一つですから、「額を増額したい」と言いさえすれば検討はしてもらえます。とにかくカーローンの提供銀行に増額の意志を伝えることが先決です。
- 増額の意志を伝えれば検討はしてもらえる
- 再審査となるので、早い段階で伝えた方が効率的
あとになって額を変更するなんて、面倒くさいやつ…と思われたりはしませんので大丈夫ですよ(笑)。
あとになって必要な額面が変わるというのは比較的よくある話。あちらも額の変更については応じる用意をしてくれていることもあります。
たとえば池田泉州銀行のカーローンの場合、再審査にはなりますが、あとからカーローンの借入額を増額することも可能とはしてくれています。
結果は再審査次第となるでしょうが、少なくとも増額自体は可能性があるのです。
再審査になるので、増額希望が固まり次第、伝えた方がベター
ただし、池田泉州銀行で明記されている通り、再審査になることがほとんどであることは理解しておきましょう。
- 額を増やすときは再審査が必要
- すでに一度審査を受けていても関係なし
すでに一度カーローンの審査を受け、簡単な仮結果を得ていたりすると、あとはもう希望さえ出せば柔軟に対応してもらえるものと思えるかもしれません。
実際はそうではないのです。お付き合いのある方であれ、これまでの話より借入額を増やしたいということになれば、再審査です。増額ができるかどうかはそれ次第となるでしょう。
- 返済力に余力があるとされれば増額できる
- これ以上はムリと判断されれば、増額は不可
増額できないのは「返済力不足」と判断されるようなケース。
これまで進んでいた額面以上に貸すと返済ができなくなると判断されてしまうような場合、これまで通りの額なら貸せるが、増額はできないとされることになります。
どちらに転ぶにせよ、一度審査を受けていれば顏パスですぐ話が進むわけではなく、増額も100%できるわけではありませんから、早めに言うに越したことはありません。
審査落ちになったときにまた別の手を考える手間もありますから、増額しようと決意したら即座に銀行側にその意思を伝えるようにしましょう。
キャッシングなら増額も簡単!審査なしで借入額を増額できる例も
カーローンですが、別に銀行の目的別ローンだけしか使えないわけではありません。
キャッシングは資金使途の幅が広く、車の購入費用に充てても何の問題もありません。つまりキャッシングでもカーローンになり得るのです。
もしキャッシングをカーローンとして使っている場合、借入する額面を増やしたいというとき、場合によっては審査なしでいけてしまう例もあります。
- 限度額の範囲なら追加借入自由!
- 追加分を新たにキャッシングすればいいだけ
キャッシングの一番の特徴は、限度額を超えるまでは自分の意志で自由にお金を借りられるという点。審査もありません。
「限度額をまだ超えていない」という条件付きではありますが、その場合、追加で借りたい額を新たにキャッシングすればいいだけです。これで借入金の増額は完了ですね。
イメージ的には、以下のような状態になります。
限度額 | 借入金 | 追加キャッシング |
---|---|---|
50万円 | 20万円 | ○(30万円分) |
100万円 | 50万円 | ○(50万円分) |
300万円 | 300万円 | ×(新規借入不可) |
限度額を超えて増額したいときは、同じく希望を伝え再審査
限度額までなら簡単に増額できるキャッシングも、限度額を超えるとなると、自分の意志だけでは借入金の増額ができなくなります。
先の表の一番下の例ですね。限度額一杯に借りているとき、それ以上に借りたいなら、今の限度額のままでは無理です。
今の限度額以上に借りたいなら、限度額を一度増額すれば、借入金を増額することができます。
- 限度額自体の増額も可能
- 限度額の増額は再審査となる
- 目的別ローン利用時と同じ要領
キャッシングは限度額自体の増額も可能です。限度額を増額すれば、また自由に借りれる枠が増え、車費用もまた自由に借りれるようになります。
キャッシング提供元に希望を伝え、再審査を受け、合格すれば増額ができるという流れになり、つまりは目的別のカーローンを利用しているときと同じ要領になるわけです。
限度額自体を増やすときはキャッシングでもカーローンとさほど変わらない手続きになりますが、審査自体はキャッシングの方が簡単という傾向はあります。
キャッシングでもカーローンとして利用できるだけの条件もあります。
提供銀行 | 最高限度額 | 最低金利 |
---|---|---|
三菱東京UFJ銀行 | 500万円 | 4.6% |
新生銀行 | 500万円 | 4.5% |
みずほ銀行 | 1000万円 | 4.0% |
キャッシングでも何百万円も借りれることもありますし、それだけの利用をすれば金利も下がることが多いです。
最低金利で言えば目的別のカーローンに匹敵することもありますから、思い切って増額してみるのも手です。
限度額の増額は再審査になるということを忘れず、こちらも早めの対応をお勧めします。
カーローン・キャッシング、どちらにも共通する増額のポイント
カーローン、カーローンとしても使えるキャッシング、それぞれで増額についてご紹介してきましたが、どちらにも共通するポイントを押さえておくといいでしょう。
- 自分の返済力を超えては借りれない
- マイナス点があると増額を断られることも
車関係のお金ということで、ときにかなり高額のお金を必要とすることもままあるでしょうが、お金を借りる際の基本となる上記ポイントを外していては、どの金融機関のどのサービスを使っていても、増額が難しくなりがちです。
これらのポイントはぜひ押さえておいてください。
返済力は自分の年収の三分の一が目安
返済力を超えては借りれないという点について、先にカーローンのところでもご紹介しましたね。
ちなみにこれはキャッシングの限度額増額時も同じです。自分の返済力以上に借りれることは基本的にありませんので、計画を立てる際は気を付けましょう。
その妥当な額についてご紹介しておきますと、「年収の三分の一の額」までに留めておくと増額も容易になります。
- 健全な借入額とされやすい基準
- 銀行系以外のキャッシングだと絶対の基準にもなる
借入れ全般において、自身の年収の三分の一までに留めておくのは健全であるとよく言われます。
これを守っている限りはバランスのよい借り入れとされやすいですので、カーローンの増額もやりやすくなります。
そしてこれは総量規制という規制の基準にもなっているもので、キャッシング利用時に強く関係します。
この規制の対象になる消費者金融系のキャッシングなどは、年収の三分の一以上の借入は不可能です。
キャッシングをカーローンとして使っているときは、総量規制に気を付けましょう。銀行系のキャッシングを選べば、総量規制の対象にならず、高額借入も簡単です。
いずれにせよ、希望額が年収の三分の一を超えると審査も慎重にされがちです。
「車のお金をが欲しい」という場面は瞬間的に高額なお金を必要とする場面ですので、年収とのバランスには気を付けてください。
不安材料が増えると増額は断られることがある
年収とのバランスもそこそこなら、カーローン・キャッシングどちらでも増額できる見込みは高いものの、審査時に「不安材料」とされやすい条件があると断られる確率が高くなります。
- 過去に滞納歴がある
- 現在、他に借金がある
こういう条件はマイナス影響が大きく、初期審査で断られることも多いですが、判断はあくまで各審査によります。いくらかは借りれることもあるでしょう。
しかし、マイナス条件がある場合、増額は断られる可能性は高いです。
審査のスコアが低い場合は返済力が低く見積もられている状態であり、初期審査時に提示された額が限度になることも多いです。
借入に不利になる条件があると、「車のお金が欲しいから一時的に大金を借りたい」というときに不利なのですね。
カーローンで必要な額を不足なく借りれるよう、普段から借金絡みの問題は起こさないことが肝心です。
初期審査と同じ!審査の備えでカーローンの増額は成る!
カーローンの増額について、コツは「初期審査と同じだ」ということに気づきましたか?
- ポイントは「再審査」
- 審査さえ通過できるなら増額は成る
カーローンでもキャッシングでも、根本的に借入額を増額したかったら「再審査」になるのです。あとはその審査を通過できるかどうかという話で、通過さえできるなら増額は可能です。
増額のための再審査を通過するためのポイントはありますが、これは初期審査と同じでもあります。
- 借入希望額と年収とのバランス
- 滞納や他の借金といったマイナスポイントの有無
常識的な希望であれば審査に通ることも多いでしょう。
再審査については増額の希望を出せば受けられます。希望を伝えるだけですので簡単です。再審査になるということで、早めに希望を伝えることだけはご注意ください。
【参考ページはこちら】
カーローンは学生でも使えるの?