借入額を増やすにはこの方法!カードローン増額の基礎知識
カードローンの限度額が少ないとお悩みではありませんか?カードローンで借りれるのは限度額までですから、限度額が不足していると不便ですよね。
そんなときは増額がオススメです。改めて行なわれる借入審査を通過できることなど、一定条件を満たす方なら限度額を増額できます。
これら条件の他、増額手続きの詳細など、カードローン増額の基礎知識を詳しくご紹介していきます。
審査通過・限度額と年収のバランスが大事!増額できる人の条件
まずご紹介するのは、増額できる方の条件です。基本は再審査の通過と、年収と限度額のバランスです。これらが問題なければ増額できることが多く、利用期間が短いときや専業主婦の方の増額でも問題ありません。
審査を通過できることは必須
増額には再審査があります。利用額を増額すると、これまでよりもさらに高額を借りることがあり得るからですね。
- 増額しても返済できるかの審査
- 審査に通過しないと増額は不可
すでにカードローンを契約した方なら、無条件で限度額を上げてもらえることはありません。審査を通過できるかどうかで判断されます。
申請した方すべてが増額できるとは限りませんので、ご注意くださいね。審査基準は新規契約時とほぼ同じで、次のようなことが見られます。
- 仕事の有無・継続年数
- これまでの借金返済歴
- 現在の他社借入件数・金額
収入の得られる仕事があって、その仕事を半年から1年近くは継続していないと、審査では不利になります。これらに加え、借金返済歴も重要です。
特に増額申請をするときは、すでにそのカードローンを契約し、利用実績がある方も多いでしょう。このとき、返済ミスがないことは絶対に必要です。長期の滞納などがなかったかということです。
そして、他社借入件数や金額も、もちろん確認されます。これらはCICといった信用情報機関の記録を確認すればすぐに確認できます。これら記録に滞納等がある場合も、増額審査には影響します。
以上の条件がすべて問題なく、ごく普通に審査を通過できる状態でないと、再審査には落とされます。再審査を通過できないと増額できませんから、審査を通過できることは増額には必須なのですね。
限度額の目安にまだ達していないことも必要
審査を通過できる人でも、返済能力的にこれ以上の借入が難しい場合は増額できません。
- 現在の限度額と年収のバランスが大事
- 年収の1/3以上の増額は難しい
適正な限度額には、年収から見て目安があります。すでに上限ギリギリの基準で利用している場合、それ以上の増額は難しいのですね。
高額のお金を借りようとしない限り引っかかることもない規制ですが、増額したいときには注意が必要です。増額できる金額の目安にもなります。
今の限度額が年収の1/3の金額に達していなければ増額しやすいのですが、すでにこの基準に達していると増額できないことが多いのです。
具体例を出しましょう。年収が120万円だったとしたら総量規制額は「40万円」ということになりますね。この基準から、増額できるかどうか予想できます。
今の限度額 | 増額できる予想金額 |
---|---|
10万円 | 30万円 |
20万円 | 20万円 |
30万円 | 10万円 |
40万円 | 0万円 |
このように、増額できるかどうかは予想できます。以上、審査と限度額の2つの条件を両方ともクリアしている方は、増額ができることが多いです。
カードローンの利用実績や期間は関係ある?
カードローンの増額に、利用実績の期間はそれほど関係ありません。
- 審査等に問題なければ増額可能
- 利用実績は参考情報程度になる
増額できるかどうかかは、先にご紹介したようなポイントによります。それらに問題ない方なら、カードローンを契約した直後でも増額できる例はあります。
ただ、カードローンの利用期間は参考情報にはされます。
- 正常な利用期間が長いと有利
- 自動的に増額される例も
利用期間が長く、それでいて返済ミス等も一切ない方は、「優良顧客」として扱われることが多いです。そのような方には、カードローン側から増額の案内が来ることもありますし、場合によっては何も申請していないのに増額される例もあります。
このように、利用期間が長いと増額に有利となることもありますが、あくまで参考情報です。利用期間が短いと絶対に増額できないとされるケースは稀です。
契約直後でも増額できることはありますので、限度額が足りないと感じるときはお気軽に増額申請してみてください。
専業主婦でも増額できる?
カードローンは、自身に年収がない主婦の方でも利用できますよね。その場合、配偶者の収入により利用できる形となりますが、このときでも増額できることはあります。
- 専業主婦用の上限がないか確認
- まだ上の枠があれば増額できる
専業主婦が利用する場合、限度額に専用の上限が作られていることがあります。たとえば、みずほ銀行カードローンの場合、配偶者の収入で利用するときには「30万円」までです。
このような上限がないか、今の限度額はその上限ギリギリのものでないかを、まずはご確認ください。上限がないか、もしくは上限までまだ余裕があれば、専業主婦でも増額できる可能性はありますので、増額申請を考えてみてください。
問題なく使えているか振り返ろう!
最後にちょっとしたセルフチェックとして、これまでの利用状況を振り返ってみてください。次のようなことに心当たりはありませんか?
- 借入を計画通りに使えていない
- 衝動買いのための利用を繰り返している
- 返済を忘れかけたことがある
お金の使い方は難しいもので、計画通りに使えることばかりではありません。衝動買いを繰り返し、すぐに限度額いっぱいまで利用してしまい、返済も忘れかけたことがある方は、増額するといよいよ返済不能になる可能性があります。
実際に滞納などをしない限り、うまく使えているのかどうかは、カードローン側にはわかりませんし、チェックもされません。しかし、今の限度額ですでにうまく使えていない方には、増額はあまりオススメできません。
高額限度額なら収入証明が必要に!カードローン増額手続きの流れ
次に、増額手続きの流れについてご紹介しましょう。最初は簡単で、カードローン側に増額申請をすればOK。再審査を通過した後、以前は不要だった書類が必要なことがありますのでご注意ください。
増額手続きはまず申請から!
増額したいと思ったら、まずはサービスに申請をします。増額申請は次の方法で可能です。
- 会員ページ
- 電話
最近はWEB上で会員サービスページを持っているカードローンも多いですよね。このサービス上で、増額申請できることが多いです。たとえば、次のサービスです。
- アイフル
- プロミス
- レイク
これで増額申請ができる場合、スマホ等から簡単に増額申請ができますので、大変オススメです。特に問い合わせたいこともない場合は、この方法でサクッと申請を終わらせましょう。
もし会員ページでの増額申請ができないときは、「電話」を使いましょう。
- 会員用ダイヤルで受付している例が多い
- 電話一本で手軽に増額申請ができる
たとえば「アコム」は、専用のダイヤルへの電話が増額申請の方法と指定されています。この場合でも、電話一本で増額申請ができますので、やはり簡単です。
増額申請したいとき、上記のどちらかの方法が一般的ですが、場合によっては次の方法でも増額申請ができる場合もあります。
- 自動契約機
- ATM
カードローンの新規申込みができるのと同じように、自動契約機でも増額申請ができる場合もあります。この場合、契約機の画面操作等で増額申請ができます。また、レイクのようにATM利用画面から増額手続きできる場合もあります。
以上のように、増額申請できる方法は多数あります。WEBや電話が一般的ですが、方法はどれでも構いません。増額したい意志が伝わればOKです。
再審査を通過したら必要書類の提示へ
申請後、再審査が行なわれるのはもういいですね。これを通過し、増額できることになれば、最後の手続きとして「必要書類の提示」が必要です。
- 身分証明書
- 収入証明書類
カードローンは運転免許証等の身分証明書が必要です。すでに一度契約した方ならご存知ですよね。身分証明書も再提示を求められる事がありますので、準備しておいてください。
そして、増額時に大事なのは「収入証明書類」の方です。
- 高額利用時には求められる
- 増額時も同様
- 身分証明書より特殊なので注意を
最初に契約した限度額が少額だと、身分証明書だけで契約できたと思います。しかし高額利用をするためには、収入証明書の提示が必要です。
増額によって初めて高額利用をする方は、ここで初めてこの書類を用意することになるでしょう。提示が必要な収入証明書書類とは、次のようなものです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 住民税決定通知書
- 納税証明書
運転免許証などと比べて、すぐには用意できない書類が多いですよね。高額な限度額への増額を考えている方は、これら書類の準備もお忘れなく。
ちなみに、この書類を求められやすい高額な限度額とは、次の通りです。
- 50万円以上
- 他社借入とあわせて100万円を超えるもの
そのカードローンだけで50万円以上の限度額を希望する場合、高額に当てはまることが多いです。また、50万円以下の限度額でも、他社借入の利用分と合わせたときに100万円を超える場合は、同じく「高額」と判断されやすいです。
具体的な基準は各カードローンによって微妙に違いますが、上記の基準を超える場合は、収入証明書類の準備も考えておいた方がいいですよ。
以上の手続きがすべて終われば、カードローンの限度額を増額できます。
内緒の利用の方でも安心
家族や職場に内緒で借入したいという声は多く、そのときによく使われるのがカードローンです。これの契約と借入のことは今でも内緒にしている方も多いのではないでしょうか?
そのような方でも、カードローンの増額は安心です。先にご紹介したような手続きですので、増額したことが周囲にばれることはありません。
- 在職確認は以前と同じ
- 再審査の連絡はメールや電話が多い
- 改めての郵便物は原則ナシ
再審査時に行なわれる在職確認は、新規契約時と同じようなものです。増額時専用の特殊な確認はありませんから、新規契約時にばれなかった方は、増額時にも心配不要です。周囲にばれないよう、特別に配慮やお願いをしていた方は、今回も同じようにやっておけばOKです。
増額を申請した後、結果の報告等でカードローン側から連絡がありますが、これはメールや電話で来ることが多いです。家の固定電話にかけて欲しくない方は、携帯電話にかけて欲しい旨を事前に伝えておけばOK。
これらが終わればもう安心。増額は限度額の設定を変えるだけですから、新しいカードの発行等もありません。自宅に何か郵便物が送られてくることも原則ないので、新規カードローンを内緒で契約するときよりも気楽です。
このように、増額をきっかけにしてこれまで内緒だったカードローンが家族を始めとした周囲にばれることは、普通ありません。内緒で利用している方でも安心ですよ。
再審査に通ったら、必要書類の提示だす!増額するときは収入証明書類が大事だべ!少額から高額への増額をするときは、この書類を初めて用意することになるだすから、よく確認しとくんだす。
使える書類は、源泉徴収票とか、確定申告書とか、住民税決定通知書だべ。
早ければ即日増額も可能!増額手続きにかかる時間の決まり方
増額できる方の条件や、増額手続きの方法をご紹介してきました。次にご紹介するのは、増額が終わるまでにかかる時間です。すぐに増額できることもあれば、当日中には終わらない場合もあります。
手続きにかかる時間は、そのカードローンの審査の早さ、希望する限度額の大小、申請する日時の3つの条件の兼ね合いによって決まります。
元からの審査の早さ
増額には再審査が必要ですから、これにかかる時間は増額手続きのために必ずかかる時間となります。具体的な時間は、カードローンによってまちまちです。
審査の早いカードローンとは、たとえば次のようなものです。
- アコム
- アイフル
- レイク
- プロミス
- モビット
たとえばアコムの場合、審査は最短30分で終わります。アイフルの場合、審査時間も短い上に、急いでいる方には優先的に審査を行うサービスもあります。これらカードローンなら比較的短時間で審査が終わるため、増額手続きも短くなります。
逆に、審査にはやや時間がかかるカードローンもあります。たとえばオリックス銀行カードローンです。
- 審査で2~3日かかる
- 土日祝日を挟む場合は4~5日
オリックス銀行カードローンは元から審査に1日以上の時間を必要とするため、時間に余裕をもって申請をするのが望ましいサービスになります。増額を申し込んだときも、比較的時間を取られます。
希望する限度額の大小
希望する限度額の大小も、増額手続きにかかる時間に影響します。金額によっても審査にかかる時間が変わるからです。
- 希望額が少ない方が審査は簡単
- 時間も短くなる
同じ借入審査でも、金額の大小によっても違いがありますよね。審査が簡単でスムーズに終わるのは、希望する限度額が少額のときです。
増額を希望しても、結局は少額限度額での利用なら、そこまで審査に時間は取られません。たとえば、限度額10万円から20万円に増額する場合、すぐに終わる簡易審査になることが多いです。
コレが高額になると慎重審査になりやすく、手続きに時間がかかるようになります。すでにご紹介した通り、高額限度額になると「収入証明書」が必要です。必要な確認書類が増えるため、手続きに時間がかかりやすくなります。
増額申請をする日時
申請する日時によっても手続きにかかる時間がかわります。金融機関や貸金業者も営業時間に限りがあり、時間外に行なわれた増額申請は翌営業日まで処理できないからです。
手続きがスムーズなのは、平日昼間の申請です。
- 営業時間内で処理がされやすい
- 手続きがスムーズに終わる
平日の昼間ならまず営業時間内ですから、申請の処理が早いのです。申請の処理待ちの時間が減るため、増額できるまでの時間も短くなります。
時間がかかるのは、夜間や土日祝日です。
- 申請の受付・処理が行なわれにくくなる
- 待ち時間が増える
カードローンに関する申請で24時間稼働しているのは、カードの紛失・盗難に関する緊急ダイヤルくらいです。増額を含むその他の申請の場合、夜間や土日祝日は営業時間外となり、増額等の手続きができなくなることが多いです。
特に銀行系カードローンでこの傾向は強いです。平日の遅い時間や、土日祝日等の申請・審査も比較的行なってくれるのは、「レイク」や「バンクイック」など、一部の銀行カードローンくらいです。豆知識として覚えておくと便利ですよ。
(⇒バンクイックのキャッシングに関するおすすめ記事)
増額にかかる時間は3つの条件の兼ね合い
増額手続きが終わるまでの時間は、以上3つの条件の兼ね合いによって決まります。
- 3つとも早く終わる条件なら即日増額も狙える
- 時間のかかる条件が増えるほど時間がかかる
元から審査の早いカードローンで、増額後の限度額も少額で、増額申請を平日昼間に出す場合など、即日で増額できることもあります。
手続きに時間のかかる条件が増えるほど、増額できるまでにかかる時間も増えます。すべての条件が時間のかかるものになると、増額できるまでに1週間ほど見ておいた方が安心です。
それほど増額を急いでいない方はいいですが、増額を急いでいる方は早めに増額申請をすることをオススメします。
- 増額申請後は特にやることはない
- 増額を急ぐなら申請は早い方がいい
すでにご紹介した通り、増額申請をしたからといって、特にやることはありません。審査や処理の手続きが終わるのを待っていればいいだけです。
だからこそ、増額を急ぐときは早めに申請を出しておきましょう。申請が早いほど、増額も早く終わります。これで得することはあっても、損することはありませんからね。
これらの条件でそれぞれ、手続きが早く終わったり、逆に時間かかったりする条件があるんだべ。これらの条件次第で、増額にかかる時間も変わるんだす。
全部の条件が早く終わるような条件だったら、即日中に増額できることもあるんだべよ。
限度額を増やしたら金利が下がる!?カードローン増額の利点
カードローンを増額する基本的な方法についてご紹介してきました。最後に増額することの利点や注意点を基礎知識としてご紹介しましょう。
まずは利点からです。1番の利点は「欲しい金額が不足なく借りれること」ですが、他にも金利がお得になったり、返済の負担が変わらなかったりといった利点があります。
増額すると金利がお得に!?
限度額を増額すると、金利が下がることがあります。カードローンの金利は、限度額によって決まることがあるからです。
たとえば「バンクイック」の場合を見てみましょう。
限度額 | カードローン金利 |
---|---|
10万円以上~100万円以下 | 12.6%~14.6% |
100万円超~200万円以下 | 9.6%~11.6% |
200万円超~300万円以下 | 7.1%~9.6% |
バンクイックの金利はこのように限度額に合わせて決まりますので、増額すれば金利が下がる場合もあるのです。金利が高くて嬉しい人はいませんよね。増額に合わせて金利が下がるのは、非常に大きなメリットです。
もちろん利用額が増えるとそのカードローンでかかる利息も増えますのが、同じ金額を複数のカードローンで借りるよりは、低金利の高額カードローンを一つで借りた方がお得です。少額限度額で利用すると、そのカードローンの最高金利になることが多いからです。
たとえば100万円借りるとして、低金利カードローン1つと、最高金利カードローン複数とで借りたときの利息をご紹介しましょう。
借り方 | 翌月の利息 |
---|---|
金利12.6%のカードローン1つ | 10,356円 |
金利14.6%のカードローン3つ | 12,000円 |
ご覧の通り、同じ金額を借りるにしても、低金利のカードローン1つでまとめた方がお得になっていますよね。もちろん借入条件やケースにもよるのですが、低金利のもの1つにまとめられるなら、まとめることを検討した方がいいですよ。
増額にはこのようなお得な利点があります。
返済時・新規ローン時もお得!?
増額することのメリットは、他にもあります。利用するカードローンが1つで済みますので、次のような利点があります。
- 返済の負担が増えない
- 他ローンの審査に通りやすくなる
- 借入のストレスが減る
カードローンを増額すると、契約しているカードローンの数は変わりませんよね。これまで通り、契約しているカードローンに返済する事だけを考えていればOK。
もし他サービスを追加で契約すると、それだけ返済先が増えるわけです。カードローンは月に1回は返済が必要ですから、複数のカードローンを契約すると、月に2回も3回も返済が必要になるわけで、返済の手間が増えるわけです。
返済を忘れると滞納扱いになりますので、気が抜けなくなります。このような返済の手間が増えないのが、増額のメリットなのですね。
さらには、新規ローン審査に通りやすくなるというメリットもあります。
- カードローンは契約だけでも他社借入と判定される
- 増額すると利用ローンの数が増えない
- 新規ローン審査での影響が小さくなる
先に「審査」のところで、「他社借入件数」が調べられるとご紹介しましたよね。これの件数が多いと、それだけで審査に落ちやすくなります。
このとき、カードローンは契約があるだけで、「他社借入1件」とカウントされるのです。一切利用がなかったとしても、カードローンの契約数が多いとそれだけで審査に落ちることもあります。
カードローンを増額すると、金額は増えても件数はそのままですよね。それだけ現在の借入の影響が小さくなり、新規ローン審査にも受かりやすくなるのです。
そしてそもそも、カードローンを増額できればそれだけでお金が間に合うことも増えますよね。他のローンを利用する必要がないため、借入にかかる手間も少なくなります。
- 別のローンを探して契約する手間がない
- 借入のストレスが少なくなる
限度額が足りなくなるたびに別のローンを探したり、一から契約するのはストレスですよね。増額すれば、そのような手間がありません。ローンカードも増えませんので、とても楽ちんですよ。
以上のように、増額には利点多数です。これら利点を見て、改めて増額に興味を持った方は、一度検討してはいかがでしょうか?
他にも、他のローンを契約しなくてもよくなるから、返済の手間が変わらなかったり、新規ローンを組むときの悪影響が減ったりするんだす。
増額の見直しもあり得る!最後に知りたい増額注意点
利点をご紹介しましたが、もちろん注意点もあります。増額できても元に戻される恐れはありますし、場合によっては増額申請をきっかけにむしろ減額となることもあります。最後にこれらをご紹介しておきましょう。
増額は見直される可能性アリ
増額にはメリットも多く、特に「金利がお得になる」というメリットは大変魅力的ですよね。だったら増額しないのは損だと思えるかもしれませんが、増額できても後で見直される場合もあります。
- 増額後の利用状況が重要
- 返済ミスなどが見直しの主な原因になる
増額した後も、これまでと同じような適正利用ができるかどうかが特に重要です。限度額を増額すると、それだけ高額借入ができるようになりますよね。
必要な返済額がこれまでよりも増えますし、返済期間も長期になりがちです。その間、返済忘れや長期の滞納をやらないように注意が必要です。
もしこれをやってしまった場合、限度額が減らされることがあります。
- 限度額の減額は規定にも記載済み
- 利用ミスが多い方の高額利用は特に難しい
借入は金額に関わらず規定通りの利用が必要ですが、特に高額借入になるほど、規定を守った利用を求められます。返済に不安がある場合、たとえ一度増額された方でも減額されることがほとんどです。
規定にもこのことは明記されていますので、一度増額できた方でも、その限度額を維持できるよう、返済ミス等には特にご注意ください。
また、返済ミスに関わらず、カードローン側の判断によっては、限度額を下げられることがあり得ます。注意したいのは、「高額借入の実績がないとき」です。
- 増額に見合う利用がないと減額になる恐れアリ
- 金利が変わるほどの増額後には注意が必要
高額限度額になると低金利となるのは、借入額が増えることを見越してのことです。金利が変わるほどの増額をした後、その枠に見合うだけの利用が一切ない場合、一度減額とされる恐れはあります。
返済ミス等があったときに比べると絶対ではないのですが、適正に利用できているときでも減額される恐れがあるとは一応知っておくといいでしょう。
以上、一度増額できたときでも、減額される恐れがあることにはご注意ください。
増額をきっかけに減額・利用不可に!?
また、カードローンの増額申請を機に、かえって限度額を下げられたり、利用不可となる恐れもあります。
- カードローン増額時の再審査が原因
- 審査でマイナス評価を受ける
- 限度額がむしろ減額となる
増額申請をすると、再審査を受けることになるのはもういいですよね。コレを通過できれば増額できるわけですが、このとき、マイナス評価を受ける原因があった場合、かえって限度額を下げられ、カードローンを使えなくなる恐れはあります。
再審査でマイナス評価を受ける原因で特に気をつけたいのは、次の2つです。
- 過去の滞納歴
- 転職や転居等の申告
過去の滞納歴は記録に残っていると先にも少し触れましたが、滞納といったNG履歴は時に5年近く保存されることがあります。1度滞納をやってしまうと、5年以上経たないと記録が消えないことがあるわけですね。
ただ、滞納してから1~2年も経てば、そのことをすっかり忘れていると思いませんか?アナタの感覚では「適正に利用できている」と思っても、これら金融事故歴は信用情報機関の記録で判断されていますので、ゴマカシが効きません。
増額時の再審査でこのことが確認されるとマイナス評価を受け、下手をするとかえって限度額が減らされる原因になり得ます。
同じことは、一見すると審査には関係なさそうな個人情報の申告でも言えます。
- 個人情報に変更があれば再申告が必要
- 規定に明記されている
- 再申告がされていないと印象が悪い
カードローンの規定には「転職等があればすみやかに申告」という規定があるのが普通です。転職や転居があるときは、返済力のチェックや身元の再確認が必要になりますからね。
この申告を忘れたまま、以前とは変わっている個人情報等を増額審査で申告するのは、少し印象が悪いのですね。個人情報が変わったのを申告せずに利用していた場合、厳密には規定違反となります。
規定違反等で限度額を減額されたりするのは、すでにご紹介した通りです。限度額を今利用している残高以下の金額に減額されると、返済が進むまでは新規借入ができませんので、利用を停止されたのと変わりません。
これらのことが、増額申請時の再審査で発覚し、限度額を下げられるというわけですね。このようなリスクがありますので、増額申請をする前に、一度アナタのステータスを振り返ってみるといいでしょう。
かえってマイナス評価を受けそうなポイントがあれば、それを解消してから増額申請をした方が無難です。カードローンを増額するときは、以上のようなポイントにお気をつけくださいね。
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プロミスの増額申込みは簡単にできる?
ついでに金利も下がったりすれば一石二鳥だす!あ、でも増額を見直されることもあるだすから、増額後も利用計画はしっかり立てるんだべよ。
これ以外に増額できなくなるような条件はあんまりねぇんだすが、今の限度額でちゃんと利用できてることも振り返って欲しいだす!今の時点でうまく使えてねぇなら、使えるようになってから増額を考えた方が安全だべよ。