キャッシングやカードローンは不安？安全・安心が一番ならこの方法！

キャッシングやカードローンには、危険なイメージを持つ方もとても多いものです。確かに、業者選びや利用法を間違えると危険な目に遭うことだってありますから、慎重になるべきです。

とはいえ、慎重になりすぎても一生キャッシングの良さが分からないままですから、うまく使うための正しい方法を学んでおくことが大切ですよね。

そこで、キャッシングを安心して使いたいという方のために、安全第一に選ぶ方法をご紹介したいと思います。危険なイメージを良い方向に覆せるだけの情報が得られるはずですので、ぜひご参考にしてください。

ここに注目！安心できるキャッシングの見分け方とは？

どんな商品にも良いものとそうでないものがあるように、キャッシングにも安心して利用できるものとそうではないものがあります。まずは、安心できるキャッシングとはどのようなものなのか、その見分け方とはどんなものなのかをお話します。

キャッシングの種類

現在、キャッシングの取り扱いがある会社は、業種ごとに以下の3つに分けられています。

そして、どの業種のキャッシングを選ぶかによって、いろいろな違いがあるのです。次節に、詳しくご紹介します。

業種によるキャッシングの違い

キャッシングには、それぞれの業種ごとに以下のような特徴があります。

詳しく見ていけば、ひとつひとつの貸金業者ごとにキャッシング内容に違いがあり、特に信販系の場合、信販系の中でも差が激しいのですが、おおむね以上のような業種ごとの特徴があります。

そして、どの業種が怪しいとか、どの業種だと安心とかいうことはなく、すべての業種において正規の貸金業者であれば基本的に安心して利用できます。

正規業者と闇金の見分け方

安心してキャッシングを利用したいとお考えの方の中には、特に悪徳業者に関わってしまったらどうしようという心配が強い人も多いですよね。そこで悪徳金融会社、いわゆる「闇金」の見分け方をご紹介しておきます。

すべての貸金業者は、金融庁や都道府県知事などに対して貸金業登録をする必要があり、また、登録番号をサイトなどに明記する義務も課せられています。

たとえばセゾンカードでおなじみの信販系のクレディセゾンなら、以下のように登録番号が記載されています。

そして、この貸金業登録番号がない業者は、闇金ですので利用してはいけません。

金利を確認しよう！

かつてのキャッシングは、最大で29.2％という大変な高金利で融資を行っていました。これは厳密に言えば違法なのですが、罰則がなかったためにこの金利で貸し付けを行う業者が多く、これがいわゆる「グレーゾーン金利」と呼ばれるものだったのです。

これだけの高利ですから返済ができなくなる人も多く、多重債務や借金苦による自殺などが社会問題となり、これを解決すべく2010年に完全施行された貸金業法の中で、上限金利の引き下げが行われました。

なので現在では、以下のように借入額に応じた上限金利が定められており、これを超える金利を取っているところは、闇金です。

カードローンは金利が高い！？

このように、以前よりは引き下げられたものの、それでもやはりカードローンの金利は高いという特徴を知っておくことが、安心して利用するためには重要になります。

例として、数多くのローン商品を取り扱っている信用金庫の中から、「かながわ信用金庫」の各種ローンの金利を比較してみましょう。

比較すれば一目瞭然で、カードローンが一番金利の高い融資だと分かりますね。信用金庫は銀行系ですのでカードローンの中では低金利な方なのですが、それでも他の目的ローンやフリーローンに比べると金利が高いのです。（⇒ブライダルローンも簡単に使える？）

ましてや、消費者金融系や信販系は、上限金利が18.0％程度に設定されているところが多いので、元金に加えてこれだけの利息を返済していかなくてはならないことを肝に銘じて下さい。

より安心して使うために総量規制や無利息サービスも知っておこう！

カードローンの基本的な特徴についてご紹介しましたが、ここからは知っておくとさらに安心して利用できるようになる、少し発展的な情報についてもお話したいと思います。

総量規制について

総量規制は、2010年の貸金業法改正において新たに定められたルールで、借入総額が年収の1/3を超えたら新たな借り入れはできないというものです。

この総量規制は、借り過ぎで多重債務者となってしまうことを防ぐため、さらには貸し倒れを防ぐためという、金融会社と消費者双方を守るための規則です。総量規制を超える額を貸す消費者金融会社も、やはり闇金ですので利用してはいけません。

ただし、総量規制は消費者金融系と信販系にのみ適用されるもので、銀行系は対象外です。銀行系なら、返済能力さえあれば年収の1/3を超えても借入可能ですが、くれぐれも借り過ぎには注意しましょう。

無利息サービスを活用しよう！

カードローン、とりわけ消費者金融系や信販系は金利が高いところが多いことをお伝えしました。しかし、これらの金融業者には、たとえばアイフルが提供している「30日間無利息」というようなサービスがあるところが多いのです。

• アコム
• プロミス

この2社にも30日間無利息期間がありますし、その他にも、新生銀行カードローンレイクなら「180日間」または「30日間」無利息というサービスがあります。このサービスを利用すれば、金利の高さは関係ありませんし、借りた分だけを返せばよいので大変お得です。

ただし、この無利息サービスは初めてその業者を利用する方を対象としています。以前に利用したことがある人は対象になりません。また、無利息期間が過ぎたら、通常通りの利息がかかりますのでご注意ください。

クレジットカード一枚で！海外キャッシングも利用したい人は信販系！

消費者金融会社のキャッシングや銀行カードローンなどは、日本国内のキャッシングしか利用できません。しかし、信販系のクレジットカード会社なら、海外キャッシングが利用できるものも多いんです。

海外でも安心してキャッシングを利用していけるよう、実際の信販系キャッシング商品についてご紹介しておきます。

クレジットカードを作ろう

信販系のキャッシングには、以下の2種類があります。

• クレジットカードのキャッシング枠
• クレジットカード会社のローン専用カードによるキャッシング

このうち、海外キャッシングを利用したいのであれば、クレジットカードのキャッシング枠を利用することになります。そのため、まずはクレジットカードを作る必要があります。

クレジットカードのキャッシング枠は、クレジットカードを作っただけでは付いてこないことが多く、あらためてキャッシング枠の申し込みをして、審査に通ると利用できるようになります。

したがって、海外キャッシングがしたいならクレジットカードがおすすめです。

海外キャッシングとは

そもそも海外キャシングとは、いったいどんなものでしょうか？これは、海外のATMにて、クレジットカードと暗証番号があれば、現地通貨を借り入れできるというサービスです。

余分な現金を持って行く必要も、日本円を両替する必要もなく、大変便利なサービスですよね。海外長期滞在旅行をする人には、実にオススメのキャッシング方法なのです。

海外の空港や主要な駅、ホテルや繁華街などに設置されているATMから、いつでも限度枠内の現地通貨を引き出すことができるのですが、所定のATM使用手数料がかかります。

また、海外キャッシングした金額は、利用データがクレジット会社に届いた時点のレートで日本円に換算されて請求されます。キャッシングを利用した日のレートとは異なる場合がありますので、ご注意ください。

三井住友VISAカードの海外キャッシング

では、具体例として三井住友VISAカードの海外キャッシングについて、ご紹介します。

クレジットカードのキャッシング枠は、限度額が小さい傾向があり、三井住友VISAカードの場合も最大50万円です。しかし、限度額が小さめの人も、海外旅行の間だけ一時的に限度額を増やすサービスもあります。

もちろん、国内でもショッピングだけでなくこのキャッシング枠にてキャッシングが利用できます。普段使いもしたいし海外旅行にもよく行くという方にはオススメです。

安全なキャッシングは正規の貸金業者で適切に利用することが大原則！

キャッシングに怖いイメージを持つ人も、悪徳業者との見分け方や適切な利用方法を知れば、少しは不安が解消されたのではないでしょうか。

闇金を利用しないようにするためには、金利と登録番号を確認することが重要で、それでも心配であれば大手にしておけばまず問題ありません。

正規の業者を選んだら、あとは返済能力の範囲内で借り入れをして、期限内に返済をしていくだけです。借り過ぎないように総量規制などの縛りもありますが、自分自身で管理していくことが何より大切です。適切な利用で、キャッシングを便利に使ってくださいね。

【参考ページはこちら】
キャッシングの基礎知識をチェック！