基礎を押さえれば申し込み余裕！キャッシング利用までの道のりとは

今月はどうしても厳しい！今すぐ現金がいる！困った時、思い出したいのがキャッシングです。お金を借りることは、どうしてもハードルが高いと思ってしまうのが初心者ですが、基本を押さえておけば大丈夫。

キャッシングとはどんなものなのか、申し込みをする時に気を付けること、そして利用していく時に必ず心がけておきたいことなど、知っておくべきことをチェックしましょう。

また、どんなキャッシング会社があるのか、心配な時はどうすればいいのかも、合わせて詳しくご紹介していきます。

キャッシングはこう使う！借りる時の基本！

一口にキャッシングと言っても、利用したことがない人は、漠然としたイメージしか持てないでしょう。お金を借りて返す、ということが基本ですが、まずはどのような形態を取っているかを確認しておきましょう。（⇒キャッシングの基礎知識はこちら）

住宅ローンなどの大型ローンとは違い、金額が少なめであるため、小口融資と呼ばれることもあります。利用限度額は本人の返済能力によって、融資する金融機関（あなたが借りたい会社）が決定しますので、希望の金額に満たないこともあるようです。

どこで借りられる？キャッシングを取り扱う金融機関とは

キャッシングの形態でお金が借りられる金融機関の多くは、消費者金融と呼ばれる貸金業です。お金を取り扱うという点で、銀行と似ていると思われそうですが、銀行とは違う存在です。

• キャッシング（融資）に特化した業務内容
• 貯金などの銀行業務は取り扱えない
• 貸金業法の遵守が求められる

消費者金融は、銀行とは違い、キャッシングをメインで提供する金融会社を指します。大手の消費者金融になると、テレビや雑誌で大々的に宣伝していることも多いので、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

お金を貸すことに特化した存在ですので、口座開設や貯金、公共機関への支払いなどに利用することはできません。

返済の時に口座を利用したい人は、銀行の口座を別に用意する手続きが必要です。

また、銀行では、キャッシングと似た形態の融資で、カードローンというものがあります。必要なら改めてチェックしてみると良いですね。（⇒イオン銀行カードローンはお得？）

消費者金融の良いところは、申し込みをしてから利用を開始するまでに、とにかく時間がかからないということです。審査が速く、最短で当日から利用することも可能です。また、最近では、銀行との提携も多く、銀行のATMから借り入れや返済ができる消費者金融もあります。

貸金業法って何？絶対に抑えておきたいポイント！

キャッシングができる消費者金融は、貸金業という部類に入る業務形態になります。お金を貸すことがメインの会社で、銀行以外は大抵貸金業に分類されています。

• 消費者金融
• 信販会社（クレジットカードなど）

意外なことですが、信販会社も貸金業に分類されます。ショッピングで気軽に利用している人の中でも、案外知らないことが多いようです。

貸金業は「貸金業法」という法律を守った上で営業する義務があります。この貸金業法は、利用者が借り過ぎて返済に困らないよう、利用者保護の観点から制定された法律です。どの貸金業も貸金業法を守り、違反すればペナルティが課せられることになっています。

項目	内容
総量規制	利用者が借りられる額は年収の三分の一まで
収入証明	借り入れ額が50万円を超える場合、収入証明書が必要
配偶者の借り入れ	専業主婦（主夫）の借り入れには配偶者の同意が必要
上限金利	20％を超えた金利設定の禁止
信用情報	利用した記録などの情報の登録義務

貸金業法の主な内容は、このようになっています。どれも大変重要なものですので、借りる前に理解しておきましょう。上記の内容程度を覚えておけば充分です。

ネット？来店？それとも電話？選べる申し込み方法！

では、実際にキャッシングのために消費者金融に申し込みをする時、どのような方法を取れば良いのでしょうか。今の時代、様々な方法が選べるようになっています。特に大手の消費者金融では、思い立ったその場で申し込みが可能です。

• 電話による申し込み
• 書類送付による申し込み
• インターネットによるweb申し込み
• 店舗へ直接行く来店申し込み

全ての消費者金融が共通して採用している申し込み方法としては、電話や書類送付による申し込みでしょう。どちらも昔ながらの方法で、確実性が高いと言えば高いのですが、申し込みから利用開始までの時間がかかりがちであることから、今では利用する人が少なくなっています。

近年、人気のある申し込み方法は、インターネットによるweb申し込みや、店舗へ直接行く来店申し込みだと言われています。この2つの方法は迅速に審査が行われるため、利用開始までが速く、忙しい現代人にはうってつけの方法です。

ネットで簡単！思い立ったらその場で送信！

インターネットによるweb申し込みは、中堅から大手の消費者金融で、メインとなりつつある方法です。パソコンやスマートフォンの普及が進み、web上のセキュリティ技術が上がってから、爆発的に利用の割合が増えたと言われています。

• 24時間申し込みが可能
• 申し込み時間帯によっては即日利用が開始できる

web申し込みは、とにかくこの2点の利点が大きいことが特徴です。インターネットは途切れる時間がありませんから、24時間いつでも、必要だと思った時に申し込みをすることが可能です。また、書類送付と違い、消費者金融側に申込書が届くまで、日数がかかることもありません。

そして消費者金融の営業時間によっては、すぐに審査を開始してもらうことができます。

正午までに申し込みを済ませると、その日のうちに審査が完了し、すぐに利用できる可能性があります。

急いでお金が必要な時には、絶対に選択したい方法ですね。

ただ、全ての消費者金融がこの方法に対応しているわけではありません。中小の消費者金融の中には、web申し込みを受け付けていないこともあります。web申し込みを利用したい時には、先に確認が必要です。

じっくりでも素早く！来店申し込みもメリット大！

昔ながらの来店申し込みも、まだまだ人気のある方法です。消費者金融の店舗に行って、担当の社員さんと相談しながら確実に申し込みをすることができます。

• 不明な点をリアルタイムで質問できる
• その場で審査をしてもらえることが多い

来店申し込みの利点は、この2つが大きいと言えます。web申し込みでは、分からないことがあっても中々質問しにくいものですが、社員さんと直接顔を合わせていれば、疑問はその場で解消できるはずです。お金を借りる時には不明な点がない方が良いですから、かなりのメリットですね。

また、ほとんどの場合、その場で審査をしてもらえます。web申し込みよりも早く結果が出ると言えますので、急ぎの時、かつ外出できる環境であるのなら、来店申し込みの方が良いかもしれません。

顔を見られたくないというナイーブな人は、大手の専用ATMがお勧めです。

無人の環境で、誰にも見られずに申し込み作業ができます。

その場にはいませんが、インターフォンで社員さんに質問することもできますので、来店申し込みならではのメリットもしっかり味わえますよ。

要確認！申し込みに必要な書類とは

申し込みをする時、その方法に関わらず、必ず必要になる書類があります。この書類がなければ、申し込みをしても審査に通ることはできません。申し込みの前に準備しておきましょう。

• 身分証明書
• 収入証明書

身分証明書の必要性は大抵の人がすぐに分かるでしょう。別人になりすましてお金を借りることができないように、絶対に必要なものです。できれば顔写真のついたものが望ましいとされていますが、なくても大丈夫ですよ。

収入証明書は、人によっては聞き慣れないかもしれません。これはどれくらいの年収があるかを証明するものであり、公的か、準公的なものが求められます。また、場合によっては提出をしなくても良いことがありますので、その条件も把握しておきましょう。

事前に準備！ポピュラーな身分証明書ならこちら！

身分証明書は、収入証明書よりも比較的簡単に準備できるものが多い一面があります。身分証明書として利用できるものは、消費者金融によって様々ですが、大抵は以下のもので充分に足りると考えられます。

• 運転免許証
• 健康保険証
• パスポート
• マイナンバーカード
• 住基カード
• 外国人登録証明書

運転免許証、健康保険証は、改めて説明する必要がないと思えるほどに有名ですね。運転免許証は多くの人が持っている上に、公的な機関が発行しているのと、顔写真がついているという点で、かなりの信頼度を獲得することが可能です。

健康保険証には顔写真がありませんが、やはりこちらも公的な機関、準公的な機関が発行しているものですので、信頼度は高いと言えるでしょう。

収入証明書ならコレ！不要なケースはこんな時！

次に収入証明書ですが、こちらは必ずしも必要とされるわけではありません。

• 借入希望金額が50万円以下であれば不要

先にご説明した貸金業法の中に、収入証明書に関する項目がありました。50万円以上の借り入れをする時には提出が義務付けられているというものです。

逆を言えば、50万円に満たない金額を借り入れるのであれば、提出の義務はありません。

提出が必要な時には、以下のうちのどれかを準備しましょう。

• 源泉徴収票
• 給与明細（数ヶ月分）
• 納税証明書
• 住民税決定通知書

お勤めの人であれば、源泉徴収票が最も適しています。また、給与明細も証明書として適しています。給与明細の場合は、直近二ヶ月分を求められることが多いようです。

納税証明書、住民税決定通知書も信用度の高い書類です。人によっては役所に発行を求めなければいけないこともありますので、やはり申し込みの前に準備しておくことが望ましいですね。

また、収入証明書が必要とされるケースで、以下ようなこともあります。

• 他社借り入れと合わせて100万円を超える総額となる時

他社から既に借り入れがあり、今回の借り入れで、総額100万円を超える借り入れ金額となる時には、やはり収入証明書が必要になります。

今回は49万円しか借りないから収入証明書は不要だ、と思わず、注意しておきたいポイントです。

身分証明書、収入証明書共に、消費者金融の指定書類があれば、そちらを最優先で用意しましょう。用意できそうもない場合は、申し込み前に相談してみると良いですよ。

利用後は要注意！返済は何より意識しよう！

お金を借りたら必ず返すのは当然です。この返済の重要性を理解できていないと、軽い気持ちで返済を遅らせてしまう人もいるかもしれません。しかし、消費者金融を利用する際、最も重要なのは、実はこの返済なのです。

返済遅延、滞納など、いわゆる返済事故と呼ばれる返済ミスは、信用情報を著しく傷つける恐れがあります。要は「要注意人物」として受け止められてしまうわけです。こうなると、次にお金を借りたいと思った時、審査に通らなくなることもあるのです。

信用情報って何？申し込んだら必ず登録される！

そもそも、信用情報とは何のことでしょうか。やはり貸金業法に入っている重要事項です。消費者金融などの貸金業は、利用者が申し込みをした時点で、その個人情報を信用情報機関に登録する義務があります。

• 住所、氏名、年齢などの個人特定情報
• 契約年月日
• 現在の借り入れ総額
• 返済完了日
• 返済事故情報

他にも色々な情報を登録するのですが、主に注目されるのは上記の情報です。これは実際にキャッシングをした人だけではなく、申し込みをしただけの人の情報も登録されることになっています。これが信用情報です。

キャッシング以外でお金を借りたいと思っても（銀行の住宅ローンなど）、やはり信用情報が重要視されますので、審査で不利になってしまうことは否定できません。信用情報に傷をつけないよう、計画的なキャッシングを心がけましょう。

登録先は信用情報機関！個人閲覧も可能！

信用情報が登録されているのは、消費者金融そのものではありません。各社に独自のデータベースはあるかもしれませんが、全ての消費者金融が共通で閲覧できる登録先が存在します。それを信用情報機関と言います。

信用情報機関は、消費者金融に限らず、お金を扱う金融機関がほぼ必ず利用していると考えても問題ありません。

銀行も顧客の信用情報を登録していますし、信販会社も同様です。また、これらの金融機関は、審査の際に信用情報機関のデータベースを参照する権利があります。

信用情報機関	登録情報	登録情報数
全国銀行個人信用情報センター	銀行・信金･信組･農協系の利用者信用情報	約9000万件
株式会社 シー・アイ・シー	信販会社の利用者信用情報	約6億7000万件
株式会社日本信用情報機構	消費者金融の利用者信用情報	約3億4000万件

それぞれの金融機関の種類により、利用する信用情報機関が異なっています。あなたがどの金融機関からお金を借りるかで、登録先が決定されます。

情報の登録件数の多さに驚いてしまいますが、それほど利用者が（延べ人数・述べ回数）で多いということですね。また、細かく登録されていることが分かる数字でもあります。

この情報は、本人であれば閲覧することができます。情報開示手続きを取ればすぐに閲覧可能です。ただし、手数料が500円から1000円ほどかかりますので、気になる人はそこも考慮に入れておきましょう。

迷ったら条件を絞ろう！借り入れ先を決める時のコツ

ここまでの情報で、気を付けるポイントは大体ご紹介しました。実際に消費者金融を利用する時、あなたはどの会社を選びますか？かなりの数の消費者金融がありますので、もしかすると選択にかなり悩んでしまうかもしれません。

• お得な金利で借りたい
• できればすぐに借りたい
• 返済日の融通が利くところが良い
• とにかく不安なので親切なところが良い
• 他社からの借り入れがあるので審査が不安

この他にも、あなたが求める条件があるのではないでしょうか。消費者金融はたくさんありますが、まずは大手の消費者金融を利用してみると、多くの条件に対応してくれやすい傾向に気付くかもしれません。

サービスの質に大満足！有名な大手をチェック！

大手の消費者金融は、日本全国に店舗展開を果たしています。どこに住んでいても利用しやすいという利点がありますので、まずは大手から始めるのも良いでしょう。社員さんの対応も質が高く、安心して利用できるという口コミも多いですよ。

プロミス
4.5％～17.8％
1万円～500万円
20歳以上69歳以下
安定した収入がある方

ブランド名	金利	限度額	申し込み資格
アイフル	4.5％～18.0％	最大500万円	20歳以上69歳以下 定期的な収入と返済能力がある方
モビット	3.0％～18.0％	1万円～800万円	20歳以上69歳以下 定期収入のある方
アコム	3.0％～18.0％	1万円～800万円	20歳以上 安定した収入と返済能力がある方

有名どころでキャッシングをするとなると、このようなラインナップから考えるのがお勧めです。どこで借りるにしても、大手ならではの社員教育と、行き届いたサービスで、様々な要望にできるだけ対応できる態勢が整っています。

もちろん、あまりにも無理な要求は論外ですが、節度のある普通の人であれば、何ら問題なく対応してもらえますよ。また、何かトラブルがあった時、とてもスマートに対応してくれることも期待できます。初心者にはうってつけの存在だと言えるでしょう。

それぞれ独自の返済方法やローカルルール、商品特徴があります。例えばプロミスのおすすめ申込み方法）など、よく知っておいた方が、より良いサービスを受けられるかもしれませんね。

中堅会社も要チェック！来店不要も対応中！

大手ではなく、中堅と呼ばれる規模の消費者金融も、最近ではどんどん便利になっています。以前は対応していなかったweb申し込み、そしてトークアプリ（LINE）での申し込みにも進出している会社があるほどです。

中堅の会社もたくさんありますが、その中から、評判の良い消費者金融をチェックしてみましょう。

電話対応に定評あり

社名	金利	限度額	特徴
セントラル	4.8％～18.0％	1万円～100万円	web申し込み可能 無人自動契約機有り
プラン	15.0%～20.0%	1万円～50万円	web申し込み可能 トークアプリ（LINE）で申し込み可能
いつも	7.0%～18.0%	1万円～50万円	web申し込み可能 無人自動契約機有り

大手と比較すると、限度額が低めであることが分かります。あまり大きい金額を必要としない人なら、中堅どころを考えてみるのも良いでしょう。中堅とは言っても、無人自動契約機を持っている会社もありますので、大手に近い使い心地を感じられる人もいるかもしれません。

無理な借り方はNG！余裕を持って便利に使おう！

キャッシングが未経験のうちは、敷居が高いように感じられるものです。しかし、実際に申し込みをしてしまえば、後はとてもスムーズに審査が行われ、良い結果が出れば、とても手軽にお金をkりられるようになります。緊急時やちょっとした贅沢をしたい時、かなりお役立ちですよ。

とはいえ、借りたお金は必ず返さなければいけません。いくら計画的に利用していたとしても、何かのアクシデントで、返済が厳しくなる可能性がないとは言えないのも事実です。いざと言う時に困らないよう、余裕を持って利用することが肝心です。

分からないことがあれば、どんな些細なことでも、申し込み前に解消しておきましょう。キャッシングの利用は注意が必要ですが、それさえ怠らなければ便利な存在です。生活の中で有効活用してみて下さいね。

【参考ページはこちら】
体験談でよくわかるキャッシングサービス