バランスがすごい!バンクイックのメリット・デメリットとは!?
大手の三菱東京UFJ銀行が提供するカードローン商品である、「バンクイック」。CMもたびたび見かけることから、どのような商品なのか気になっている方も多いかもしれませんね。
新金利登場によって、ますますお得に利用できるようになったこととからも、バンクイックはオススメのサービスと言えますが、どんなサービスであってもさすがにメリットばかりということはありません。
とはいえ、メリットとデメリットもバランスを見た時、メリットの側に大きく傾いていれば、多少のデメリットには目をつむることができますよね。
では、バンクイックはどのような商品なのでしょうか。メリットとデメリットを、まとめて詳しくご紹介します!
こんなにある!「バンクイック」のメリットをご紹介!
まずは、「バンクイック」のメリットをまとめてご紹介したいと思います。「バンクイック」のメリットとして挙げられる点は、5つあります。
メガバンクの商品なので安心感がある上安定している!
カードローンを利用する上での注意点と言えば、借入先が安心できるところかどうかをきちんと確かめてから借り入れをすることですよね。もし闇金などの違法な業者から借り入れをしてしまうと、法外な金利を請求されたり迷惑な取り立てをされたりなどの問題が起こります。
その点で、銀行はカードローンの発行以外にも預金業務や為替業務などの業務を行っていますので、その時点で危ない業者ではないことがわかることから、借りること自体に安心感があります。
さらに「バンクイック」はメガバンクである三菱東京UFJ銀行の商品ですから、間違いなく問題のないカードローンであることがわかります。
また、問題が無いとわかっているカードローンであっても、経営規模が小さいと経営状況が悪化して急に借り入れができなくなったりすることも考えられます。ですが、メガバンクの商品である「バンクイック」の場合、そういうことが起こるとは考えにくいですよね。
そういった意味で、「バンクイック」は安心感がある上に安定している商品であると言えるのです。
銀行ならではの低金利も魅力!
「バンクイック」は、銀行の商品だからこその低金利も魅力で、金利は年1.8~14.6%です。
ちなみに、もっと詳細に見てみると、「バンクイック」では利用限度額によって金利が以下のように決定されます。
利用限度額 | 借入利率(年利) |
---|---|
10万円以上100万円以下 | 12.6%~14.6% |
100万円超200万円以下 | 9.6%~12.6% |
200万円超300万円以下 | 7.1%~9.6% |
300万円超400万円以下 | 6.1%~7.1% |
400万円超500万円以下 | 1.8%~6.1% |
銀行ならではの低金利ということは、「バンクイック」自体が売りにしていることでもあります。そこで、銀行以外のカードローン商品として消費者金融の金利と、銀行の商品である「バンクイック」の金利を比べてみましょう。
- モビット…3.0%~18.0%
- アコム…3.0%~18.0%
- アイフル…4.5%~18.0%
- プロミス…4.5%~17.8%
- ノーローン…4.9%~18.0%
このように、モビットやアコムなど多くの消費者金融で最高金利は18.0%、やや低めのプロミスでさえ17.8%だということがわかります。
(⇒モビットカードローン申込みガイド)
こうして比較してみると、かなり金利が違いますね。銀行だからこそできる低金利というのも、納得できます。
申し込みがしやすく即日融資が受けられる方法もある!
銀行のカードローンの場合、特にこれは地方銀行に顕著なのですが、申し込み方法が限られて申し込みがしにくいことがあります。それから、その銀行の口座を持っていることが利用の条件となっていて、利用できる人が限られることも多くあります。
また、申し込み方法は多くあっても、手続きをするには一度来店しなければいけない場合もあります。例えば、トマト銀行のトマト・はなまるポケットカードローン300の場合、申し込みは複数の方法でできても、手続きは来店か郵送の方法に限られ、インターネット上ではできまません。
ですが、「バンクイック」なら、以下のように複数の方法で申し込むことが可能です。
- インターネット
- テレビ窓口
- 電話
そういった点で、「バンクイック」は申し込みがしやすいカードローンであると言えます。
それから、バンクイックなら即日融資が受けられる方法もあるんですよ。ただし、即日融資を受けるにはテレビ窓口まで出向くことが必要なのですが、それさえ可能なら土日や祝日でも申し込みから契約までできます。
返済額の低さとATM手数料無料のお得感
「バンクイック」のメリットとして、返済額の低さも挙げられます。
「バンクイック」では、35日ごとに返済をする方法と、毎月決まった日に返済をする方法とがあるのですが、いずれの期日で返済をしても、毎回いくらと厳密に決められているのではなく、決められた最少返済額以上ならいくら返済してもいいという形が取られています。
最少返済額は借入残高と借入利率によって以下のように決められます。まずは、借入利率が8.1%を超える人の場合を確認しましょう。
借入残高 | 最少返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
これ以降も、借入残高が10万円増えるごとに2,000円最少返済額が追加されます。
次に、借入利率が8.1%以上の場合を見ていきましょう。
借入残高 | 最少返済額 |
---|---|
10万円以下 | 1,000円 |
10万円超20万円以下 | 2,000円 |
20万円超30万円以下 | 3,000円 |
30万円超40万円以下 | 4,000円 |
これ以降も、借入残高が10万円増えるごとに1,000円最少返済額が追加されます。
では、他の銀行系カードローンの返済額はどれくらいなのでしょうか?比較してみましょう。まずは、三井住友銀行カードローンの場合です。三井住友銀行でも、借入残高によって返済額が決まります。
借入残高 | 約定返済額 |
---|---|
1万円未満 | 借入残高と利息の合計分 |
50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
これ以降も、借入残高が50万円増えるごとに5,000円返済金額が追加されます。
次に、みずほ銀行カードローンについても見てみましょう。この商品も、利用残高によって返済金額が決まります。契約時期や限度額によって返済金額の決め方が2種類ありますので、ここでは限度額が200万円未満の場合を例としてご紹介します。
借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
1万円未満 | 借入残高分 |
1万円以上50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 30,000円 |
これ以降も、借入残高が50万円増えるごとに10,000円返済金額が追加されます。
こうして比較してみると、「バンクイック」の返済額は少なく、負担のない形での返済が可能であることがわかります。ただし、返済期間が長くなればそれだけ利息がかかることは確かです。
さらに、「バンクイック」では、返済方法の一つとしてATMを利用することもできるのですが、提携先のATMを利用しても手数料がかかりません。ですが、銀行のカードローン商品では、提携ATMを利用すると手数料が必要な場合もあります。一度の返済の手数料少額に思えても、繰り返すと大きな出費になりますよね。
口座不要、収入証明不要で借りられる場合も
銀行のカードローンの中には、その銀行の口座を持っている人しか利用ができないものがあります。例えば、みずほ銀行カードローンなどがそれに当たり、みずほ銀行の銀行口座を持っていない人がカードローンを利用する場合には、新たに口座を開設する必要があります。
ですが、「バンクイック」の場合、三菱東京UFJ銀行の口座を持っていない人でも申し込みができますし、またカードローンを申し込んだ後に口座を開設する必要もないため、お手軽に利用することが可能なのです。
また、利用限度額が200万円以下の人は、収入証明書を提出することなくお金が借りられることもメリットです。
ただし、審査上必要と判断されれば提出が求められることがあることは知っておきましょう。
即日融資を受けたいなら要注意!バンクイックのデメリット
「バンクイック」のメリットを確認したところで、次にデメリットについて見ていきたいと思います。
実は、「バンクイック」のデメリットとして挙げられるのは、1点のみで、それは店舗が近くに無いと不便な場合があるということみです。
では、どのように不便なのか、確認しましょう。
店舗が近くに無いと即日融資が受けられない!
申し込みに関する部分で少し触れましたが、「バンクイック」は即日融資が受けられるカードローンではあるのですが、即日融資を受けるためには、三菱東京UFJ銀行のテレビ窓口まで出向いて契約を済ませ、ローンカードを受け取る必要があります。
テレビ窓口を利用しないで契約手続きをするとしたら、郵送かファックスでしか手続きができません。つまり、近くに店舗が無いなどの理由でその方法が取れない人は、即日融資が受けられないということになるのです。
それから、これは店舗には関係ない話ではありますが、テレビ窓口でローンカードを受け取りたいのなら、運転免許証を持っていることが必要です。そのため、運転免許証を持っていない人は、必然的に郵送またはファックスでの契約となり、当日中にカード発行をしてもらうことはできません。
三菱東京UFJ銀行は、県によっては支店が全くないところもありますし、県の中に数店しか店舗が無い場合もあります。そうなると、近くに店舗が無いという人がいる可能性は、かなり高いと言えるのです。
そのため、店舗が近くに無く、さらに急いでお金を借りたい人にとっては、不便さを感じることがあるかもしれません。
余裕を持って申し込めば問題はないことであるけど、お金が急に必要なことは誰にだって考えられるから、その時には注意して申し込みをしなければいけないということなんだべよ。
いくら安心のカードローンでも使い方には注意が必要です!
ここまで、「バンクイック」の特徴について見てきました。その内容からもわかるように、「バンクイック」自体はとても安心感があるカードローン商品です。とはいえ、利用者の側が使い方に気をつけなかったら、どんなにいい商品もデメリットのある商品となってしまいます。
これは「バンクイック」に限った事ではありませんが、本来便利なはずのカードローン商品を問題のあるものにしないためにも、使い方に注意する必要があります。
返済計画はしっかりと!
「バンクイック」の場合、毎回の最少返済額の設定が低く、返済が難しくなった!という問題は起こりにくくはなっているのですが、それでもお金を借りて返済を続けている以上、もしかしたら余裕がなく返済が難しくなる状況が出てこないとは限りません。
返済できないとどうなるのかというと、まずは三菱東京UFJ銀行からの信頼を失います。そうなると、最悪の場合、「バンクイック」の利用ができなくなることもあります。「バンクイック」の利用期間は1年間と決められており、その後は審査の上での自動更新となっています。
ここがポイントで、審査結果によっては更新ができなくなるということなのです。これまで貸したお金を返してくれない人に、またお金を貸したいという人は普通いませんよね。これは、銀行であっても同じです。そのため、返済計画をきちんと立てて、返済ができない状況を作らないことが一番です。
もちろん、お金を返せなかったのではなく、返済日を忘れて返済日に遅れてしまったというのも滞納になってしまいますので、注意しましょう。
バンクイックの場合、以下のような方法での返済が可能ですので、不安な人は自動支払いの方法を選ぶと安心です。ただし、この方法を利用するには、三菱東京UFJ銀行の普通預金口座を持っていることが条件となります。
(⇒簡単な返済方法もバンクイックの魅力!)
- 自動支払い
- 振り込み
- ATM
返済を忘れそうな人は、メールアドレスを登録することで返済期日を事前に知らせてくれるというEメールサービスを利用する方法もありますよ。
滞納は「バンクイック」だけの問題では済まない!
先ほど、返済計画をきちんと立てて利用しなければいけない理由をお伝えしましたが、滞納をすることが与える不利益は「バンクイック」の利用に限ってのことではありません。滞納したり、その結果債務整理や自己破産をすることになったりした場合、その記録は個人信用情報機関というところに集められます。
カードローンの発行元は、個人信用機関の会員となっており、利用者の情報を提供するのと共に、新たな申し込みがあった時などの申し込み者の情報を照会することもできます。国内には3つの機関があり、それぞれが提携して滞納などの情報を共有しています。
そのため、返済上問題を起こしていると、その機関から情報が提供され、問題を起こしていることが申し込み先に知られるわけです。そうなると、今までの借り入れ上問題を起こしている人が、またお金を借りても返済は難しいだろうと思われてしまいます。
そうなると、新たなカードローンの契約を結ぶことにはもちろん、住宅ローン審査やカーローン審査などにまで影響を与えてしまいます。
何らかのローンを利用すること無しに一生過ごすという方はまれだと思いますので、カードローン利用によって悪影響を受けない状況を作っておく必要があると言えるのです。
一定の期間が経過すれば滞納などの情報は削除されるのですが、それでもその期間は新たなローンの借り入れができませんので、とにかく滞納には注意したいものです。
規定違反はしない!
「バンクイック」で借りたお金の使い道は基本的には自由なのですが、事業性資金として使うことは認められていません。この規定に違反すると、最悪の場合全額一括返済を求められるようなこともあり得ます。
事業性資金に借りたお金を使ってはいけないとしているカードローンは、多くあります。それ以外にも規定はありますので、きちんと確認しておくことをお勧めします。
最初から多く借りるのではなく増額を希望することも可能!
そもそも、カードローンの審査に通らなければ、お金を借りること自体ができません。自分の収入に対して多すぎる割合の借り入れを希望すると、返済管理をする能力を疑問視されて、審査に通りにくくなるという現状があります。
年収300万円の人が300万円の借入を希望したとしたら、とても返済はできないだろうと誰もが思いますよね。カードローンの発行元も同じで、返済できるだけのお金以上の金額を借りようとする人には、審査が厳しくなるということなのです。
(こちらもおすすめ→審査に通らない?そんな時はこれ!)
「バンクイック」の場合、増額という方法であとから利用限度額を上げてもらうことも可能です。そのため、初回の申し込み時は本当に必要な金額だけで申し込み、返済を続けることで信用を得てから増額審査を受けるという方法もあるんですよ。
利用状況によっては三菱東京UFJ銀行の側から増額の案内が来ることもありますが、その場合案内をもらった時と状況が変わっていなければ、増額審査にはほぼ通るだろうと予想できますよね。審査に通らない人には、案内をしないからです。増額の案内は、電話やE-メールサービスを通して行われます。
それを待って増額を希望するという形にすれば、最初から審査に通りにくくなることもありませんし、またカードローンの利用に慣れておらず、返済が滞るという事態にもなりにくいと言えます。
返済をきちんとする、規約を守るなど、当たり前のことを当たり前にすることが大切なんだべよ。
「バンクイック」のバランスのすごさはメリットの側に大きく傾くこと
ここまで見てきたように、「バンクイック」のメリットとしては以下の5点が挙げられます。
- メガバンクの商品なので安心感があり安定もしている
- 低金利
- 申し込みがしやすい
- 返済額が低く手数料も無料
- 口座が必要ない
それに対して、デメリットとなるのは店舗が近くにない場合、急いでお金を借りたい時に不便さを感じるというものです。
圧倒的にメリット側に傾いている、この「バンクイック」のバランスはすごいですよね。
お得にお金を借りたい人、便利にカードローンを利用したい人は、ぜひ「バンクイック」の利用を検討されてはいかがでしょうか。
【参考ページはこちら】
バンクイックの申込みの流れをチェック!
ただし、どんなに安全なカードローンでも、使い方によっては問題が起こることもあるから、返済をきちんとすることだけは忘れないようにするべきなんだべよ。
その上、金利が低かったり、毎回の返済額が少なめに設定されていたりと、使いやすい理由がたくさんあるんだべな。これなら、オラも使ってみたいと思うべ。